さくらんぼがスーパーの店頭に並ぶと
ついつい買ってしまいます。
さくらんぼは出回る期間が短いため、
限定感があります。
そして、あの甘酸っぱい味はクセになりますよね。
しかし、買ったら早く食べないといけないというイメージ。
よくやる失敗には、
買ったさくらんぼを冷蔵庫にいれっぱなしにしていた。
いざ食べようと思って冷蔵庫をみたら、
黒く変色し、カビが生えて食べられなくなっていた。
変わり果てたさくらんぼになってしまったことはありませんか。
さくらんぼの賞味期限は、
冷蔵庫に入れても2日以内なんです。
できることなら買った当日に食べきることがベスト。
あんなにおいしいさくらんぼを
買った当日食べきらないと、だんだんおいしくなくなるなんて
悲しいですよね。
でも、デリケートなさくらんぼを正しく保存したら、
おいしさをキープすることができます。
今回は、さくらんぼの賞味期限についてお話しします。
目次
さくらんぼの賞味期限は長くても2日以内
さくらんぼは、買った当日に食べきるのが、
一番おいしいと分かっていても、
ちょっとずつ食べたいときもありますよね。
そんなさくらんぼの賞味期限は、長く持ったとしても2日です。
しかも、さくらんぼは非常にデリケートな果物。
温度と湿度の変化に弱いんです。
そのため、保存する場合は、
温度と湿度があまり変化しないように、
注意を払う必要があります。
さくらんぼを当日食べるなら常温保存でOK
当日食べる場合は、冷蔵庫に入れずに常温保存がおススメ。
常温で保存する場合のポイントは3つです。
- 冷房のきいた涼しい部屋におく
- 新聞紙などに包む
- 直射日光が当たらない場所
常温で保存だからといって、
暑いところに置くと劣化します。
外の温度とさくらんぼの温度に差があると、
表面に水滴がつき結露が発生します。
この結露によって、劣化が進むので、
新聞紙で包み、湿気の調整をします。
このように保存することで、
温度変化が少なく、さくらんぼの劣化を防ぐことができるので、
おいしさをキープすることできます。
さくらんぼを冷蔵庫保存する方法
冷蔵庫で保存した場合も、
賞味期限はかわらず2日以内です。
冷蔵庫に入れた方が、長持ちしそうですが、
さくらんぼは、冷蔵保存時の温度変化や湿気に弱いので、
正しい方法で保存しないと、劣化してしまいます。
冷蔵庫で保存する場合のポイントは3つです。
- 買った容器(プラスチックトレイなど)から出す
- 新聞紙やクッキングペーパーで優しく包む
- タッパーに入れて野菜室に保存
買った状態がプラスチックトレーの場合、
結露が発生しやすくなります。
また表面も露出していて、そのまま冷蔵庫に入れてしまうと、
冷気を直接受けてしまうため、劣化しやすくなります。
しっかり、新聞紙など吸湿性のある素材でやさしくつつみ、
タッパーに入れることで、冷気から守ることはできるんです。
何度も言いますが、さくらんぼはデリケートな果物です。
この3つを守ってしっかり保存したからといって、
長期保存できるということではありません。
できるだけ早く食べましょう。
さくらんぼは冷蔵保存で食感とおいしさも下がる!?
冷蔵保存することで、さくらんぼの果肉が硬くなります。
温度が低くければ低いほど、果肉は徐々に硬くなり、
さらに、甘さも薄れてしまうのです。
冷蔵保存すると、見た目だけでなく、
味も劣化したさくらんぼになってしまうので注意しましょう。
常温又は冷蔵保存の時は水で洗わない
常温保存、冷蔵保存するときのやってはいけないことが2つあります。
- 軸をとらない
- 洗わない
食べたいときに、すぐに食べられるようにと
さくらんぼの軸をとったり、洗いたくなりますよね。
これはやってはいけません。
賞味期限が早まってしまいますよ。
さくらんぼの軸をとったり、水で洗ってしまうことで、
さくらんぼの表面に傷がついてしまいます。
薄い皮から果肉が露出してしまうと、
いっきに劣化して、腐るのがはやくなります。
おいしくないし、最悪の場合食べられなくなりますよ。
せっかくのさくらんぼを台無しにしてしまわないように
注意しましょう。
さくらんぼを冷凍するときは水をしっかりきる
2日以内に食べれないとわかっているなら、
冷凍保存がおススメ。
賞味期限は、約2か月です。
冷凍保存の方法は
- 軸をつけたまま、水で丁寧に洗う
- 水分をしっかりきる
- 密閉できる袋にいれて冷凍する
です。
軸は絶対にとらないでくださいね。
解凍したときに、
軸をとったところから、おいしさが逃げてしまいますよ。
まとめ
さくらんぼはとてもデリケートな果物です。
賞味期限は長くても、2日です。
冷凍保存の場合は約2カ月になります。
保存する時には、温度変化、水分、乾燥、傷がつかないように
注意しましょう。
できれば買った当日、届いた当日に食べきるのが
一番おいしいです。
当日食べる場合は、常温保存がおススメ。
常温で保存する場合の注意点は3つ。
- 冷房のきいた涼しい部屋におく
- 新聞紙などに包む
- 直射日光が当たらない場所
冷蔵保存する場合には、温度変化に注意しましょう。
冷蔵保存の方法は、
- 買った容器(プラスチックトレイ)から出す
- 新聞紙やクッキングペーパーで優しく包む
- タッパーに入れて野菜室に保存
です。
冷蔵保存することで、さくらんぼの果肉が硬くなり
甘さも薄れてしまうので、できるだけはやく食べましょう。
常温保存、冷蔵保存するときにやってはいけないことは、
- 軸をとらない
- 洗わない
です。
さくらんぼの軸をとったり、水で洗ってしまうことで、
表面に傷がつき、劣化が早まります。
すぐに食べきれない場合は、冷凍保存をしましょう。
軸は取らないように注意してください。
冷凍保存の方法は
- 軸をつけたまま、水で丁寧に洗う
- 水分をしっかりきる
- 密閉できる袋にいれて冷凍する
です。
デリケートなさくらんぼですが、
保存する時にちょっとしたことに気を付けたら、
おいしく食べられる時間が長くなります。
あの甘酸っぱい味を、今年も楽しみましょう。