「初対面の人は宇宙人だ!」
初めて会う人をそんな風に
未知の相手として感じている時期が
筆者もありました。
初対面の人にも緊張しないと言う同僚に、
いつも緊張しすぎだと苦笑いされても変わらず、
家に帰ったら気疲れでぐったり…。
こんな毎日を続けていたら
いつか自分の精神が保たないのではないか
と思っている女性のみなさん!
初対面だと相手がどんな人で、
どんな行動をして、
どんな言葉を使ったら怒るのか…。
そんな気づかいの糸を
張り巡らせているのは
とても辛いことですよね。
今回は「初対面の気疲れ」を
少しでも軽減・克服する方法を
ご紹介します!
初対面での気疲れを克服するマル秘テク!
初対面の人と接した日、
気疲れや疲労がすさまじいと感じる人は
少なくありません。
その原因はズバリ、
あなたが「失敗したくない恐怖」を
常に心の中で抱えているから。
失敗したくない恐怖とは
例えば仕事上のミスや
相手のあなたに対する気持ちの変化、
状況の悪化などさまざま。
どれもが直接、自分の不利に
繋がるものです。
誰だって失敗はしたくて
失敗しているわけではありません。
ですが初対面の人と接するとき、
あなたにはその人物の行動や
言動のパターンを知らないせいで、
つい失敗のイメージをしてしまうのです。
ここが見知った人と
初対面の人との決定的な違いですね。
そうなるとどれが正解の行動なのか、
相手に受け入れられる言葉遣いなのか、
といった仕事とはまったく関係のない神経を
使うことになります。
ですがあらゆる失敗を
しないための気遣いをしていても、
あなたがそうしようと意識して
行っているとは限りません。
ほとんどは無意識です。
みなさんは「手汗」が多いほうだと
思ったことはありますか?
手汗の「精神性発汗」は、
人見知りの人や完璧主義の人、
コンプレックスを抱えている人に多い
やっかいな体質です。
(足汗も含まれます)
手汗は心と深い関係があり、
初対面でもそうでなくても
手汗に悩んでいるなら
無意識にあらゆる物事へ気遣いをしている
ということになります。
気遣いは言い換えれば、
「自分を守るための行動」
でもあるので、
その感覚を少し変えるだけで
気疲れを軽減・克服できる効果が
期待できるのです。
その方法とは、
『逃げ道を確保しておく』
ことです。
心というのは誰かに言われたからといって
ポン!と変われるほど
簡単なものではありません。
1番良いのは失敗への恐怖を
受け入れることですが、
それは徐々に変化を待つものなので
「明日すぐ使えるように!」
と悩む方にも使える方法を
今回は選びました。
逃げ道を確保する、というのは
失敗しても大丈夫だと
無意識の自分に教えてあげる行為になるので、
かなり効果的です。
言い換えれば、失敗用の保険を
用意しておくとも言えます。
最悪の状況をあえて想定し
いま自分ができる精一杯をやり、
その時がきたら一時的に避難する。
もちろん、はじめからその
逃げ道を使わないように動くことは
大切ですよ。
初対面で気疲れしたり緊張して話せない状態でも笑顔が大事!
上でご紹介した
『逃げ道を作る』これも
気疲れ回避への方法です。
この方法とは別に、
もう1つお伝えしたいのが
緊張したときこそ『笑顔』になること。
緊張すると、どうしても
顔が引きつったり
真顔になったままになるなど
表情が固くなりやすいですよね。
表情が固まると相手にも
緊張や疲れ具合が伝わってしまいますし、
状況にも精神状態にも
良い影響はありません。
謝罪などの反省を示す場では使用できませんが、
笑顔には“緊張を和らげる効果”があるんです。
緊張したときこそ“笑顔”。
緊張しそうなら“笑顔”。
このくらい笑顔の効果は大きいです。
初対面の相手ならなおさら、
ぶすっとした表情より
柔らかな表情のほうが
相手も話しやすくなり、
良い空気感が生まれます。
「笑顔は苦手」「人前では…」
そういう人もいますよね。
誰かを前にして緊張のなか
作り笑いなんてできないと
諦めてしまいそうなみなさん。
笑顔を作るのは
相手に見せるためではなくても
まったく問題ありません!
初対面の人と会う前の会社の通路でも、
トイレ休憩のときでもニッと笑うだけで
効果はあります。
さすがに人通りの多い場所で笑顔でいるのは
不気味がられてしまいますから
オススメできませんが、
人の少ない場所や
相手に見えない振り向いた瞬間を狙えば
OKです。
そう考えると“笑顔”の難易度は
グッと下がりますよね。
「緊張には笑顔」。
積極的に使っていきましょう!
まとめ
誰とも接することなく、
山奥にひとりで自給自足し生きている人は
日本でも数えるほどしかいません。
つまり、生きて仕事をしている間は
毎日が初対面の人だらけ。
あっちもこっちも「誰!?」
という状態になっています。
そんな“知らない誰か”のために
あなたが神経を使い、
疲れる必要はありません。
もし上でご紹介している方法でも
気疲れに変化がない人は
自分へのご褒美をその都度、
用意してみるのもひとつの手です。
「これが終わったら、ずっと
欲しかったあれを買おう」。
そうすることで終わった後のことを
考える余裕を心に作ることができます。
ちなみに、
筆者は逃げ道法とご褒美作戦で
いつも初対面の人との話し合いを
乗り越えてきました。
今では気疲れでぐったりすることは
ほとんど無くなり、
代わりに帰宅してすぐご褒美を
どれにしようかと悩む日々です。
自分でもまるで子どものよう、
と笑ってしまいますが
効果はあるのでやめられません。
みなさんもぜひ試してみて下さいね。