仕事をしていると嫌な事の1つや2つはあるものですが、
そこは世間体やお金の為と思って我慢するもの。
しかし、旦那は嫌な事があるとすぐに会社を辞めてしまう。
キャリアアップの為の転職なら良いけれど、
仕事が嫌で転職する場合は
今まで働いていた仕事と職種が似ていたとしても
その職場では新人になる訳ですから収入は下がる一方。
自分はまだ30歳でOLの仕事をしているならば
多少の収入があるからなんとか生活していけるものの、
これから先が思いやられます。
子供も欲しい、家も欲しい、車も欲しい、
まだ私には未来がある!
旦那と別れる?それともやり直す?
みんなはどうなの?旦那が転職した経験とその回数
世間の旦那さんはどのくらいの転職しているのだろうか
疑問に感じますよね。
そこで知り合いの数名の奥様方に旦那さんの
転職した経験やその回数を聞いてみました。
「旦那の転職回数は1度のみです。
結婚した時はプログラマをしていて職場結婚でした。
収入はそんなに悪くはありませんでしたが、
あまり将来性もありません。
プログラマといっても
指示されたコードをそのまま書くだけで
誰でも出来るようなお仕事なので
あまりスキルの向上も見込めませんでした。
子供が出来た事もあり夫婦で話し合った結果
旦那に転職してもらう事にしました。
新しい職場は市役所の情報担当です。
年収は200万程度下がりましたが
10年後には逆転しているでしょうし、
将来への不安が無くなったというだけで
本当に良かったと思います。」
「転職は何回も繰り返して本当に困っている。
最初はバスの運転手をやっていて何社か渡り歩いて、
次にトラックの運転手をやってそれも何社か渡り歩いて、
現在がタクシードライバー。
転職する度に収入が下がっていってるの!
なんか同じ会社に長く勤めるのが飽きるから嫌なんだって。
今となっては高校生のコンビニアルバイトの方が
給料が良いんじゃないかと思えるくらい。
私も働いているからなんとか生活していけているけど
どちらかが体を壊したらどうするんだろうって心配。」
「現在の夫の仕事は税理士・公認会計士をしています。
元々は大手メーカー企業の経理として勤めていましたが
職場の人間関係に悩み、
鬱になったのをきっかけに退職しました。
暫くは傷病手当を貰いながら家にいましたが、
何もしないで夫が家にいるのは
家族にも精神的な負担が大きかったので
何か勉強をしたら?と促しました。
もともと税理士の資格は持っていたのですが、
公認会計士の資格も取得する事にしました。
資格の為に監査法人に勤める事になったのですが、
仕事自体は楽しんでやっていたようです。
そして資格取得の要件を満たしたのを機に
退職して公認会計士の資格を取得して独立しました。
税理士や公認会計士の資格があると
登録すれば行政書士にもなれますので
税理士・公認会計士・行政書士事務所として
中小企業の企業会計を請け負っています。
決算期は忙しく大変ですが、
充実しているようです。」
旦那が転職するには色々な理由があります。
前向きな理由であれば良いのですが、
そうではない場合は家族の負担が大きく大変ですよね。
いきなり離婚を突きつける前に旦那に試すべき事とは?
自分勝手な理由で何度も転職を繰り返す旦那に
離婚を突きつけてしまいたいと思っていませんか?
しかし少し待って欲しいのです。
そもそもその理由は本当に
自分勝手な理由なのでしょうか?
いきなり転職ばかりするからと言って
離婚を突きつけてしまっても
精神的なものが原因であれば
追い詰める事になりかねませんし、
そうではない場合であっても
自分勝手と決め付けて喧嘩腰で話し合いに臨んでは
何事も良い方向へは進みません。
まずは仕事を辞める前に
きちんと旦那と話し合う事が大事です。
何故仕事を辞めたいのか、
辞めた後の事はどう考えているのか、
仕事を辞める事によるメリットとデメリット、など。
その中でも一番大切なのは仕事を辞めた後の事です。
次の仕事の事ややりたい事などが
明確に決まっていない場合は
旦那に一旦冷静になって貰って
将来への明確なビジョンを
夫婦二人で創り出していきましょう。
目標や目的が無ければ、同じ事の繰り返しで
転職する度にお互いにイライラが募ります。
目標や目的が明確になれば旦那が転職するにしても
きちんとした理由付けが出来るようになりますし、
奥様の立場としてはそれを支える事がやりやすくなります。
しかし、将来設計をきちんと考えた結果として
現在の職場に留まるという選択肢があるというのも
念頭に置いて旦那に伝える事が
出来るようにしておくと良いでしょう。
自分も働いていると
旦那の仕事の事まであまり目がいかなくなり、
自分の事で精一杯になりがちです。
勢いで離婚を突きつける前に
少し冷静になりましょう。
まとめ
何度も転職して困る旦那。
理由を責めても仕方ありません。
あくまで理由を聞くのは
同じような理由で辞めそうな職場や職種を
選ばないようにさせる為だけにしておいて下さい。
二人の生活にとって大切なのは過去ではなく未来です。
二人できちんと先を見据えて
頑張っていけるような方向で進んでいけると良いですね。