必ず決まった時間に出勤し、
休みもルールも決められている「仕事」。
時間に制限はなく、
ルールや正解がなんにもない「子育て」。
要はお金の問題?と言われたら、
元も子もないですよね。
夫婦で一度は
「俺は仕事頑張ってるんだから」
「私も子育て頑張ってるのに」ってやりとり、
したことあるんじゃないでしょうか?
うちもあります。
「どっちが大変なのよ問題」で言い合ったこと!
話し始めると終わりない言い争いになって
ほとほと疲れました…。
ですが働きながら子育てをする私、
私に比べて労働時間も中身もハードな旦那さん。
どんな状況か細かいことはさておき、
働きながら私が感じた
「仕事と子育てどっちが大変?」の答えを
紹介いたします。
目次
子育てと仕事の違いは明確な見返りがあるかないかの差
ちょっと触れましたけど、
仕事というものには、わかりやす~く
「給料」があります。
給料日のために、毎日頑張るんです。
頑張ったら確実に目に見える数字として
給料に反映します。
給料日にうれしくてテンションが上がっても
すぐ支払いだなんだって消えていきますが(笑)
でもわかりやすいんですよね。
その点、子育てというのは、
結果なんていつまでたっても実際のところ謎(´・ω・`)
子供が健康ですくすく育ち、
笑顔を見せてくれることがご褒美。
それだけが安心だし、
頑張ってきてよかったなって心の問題ですよね。
だから時々「いつもありがとう」なんて
子供に言われたらものすごくうれしい。
自分のやっていることが
認められたような気がして。
分かりやすく成果が出る「仕事」と、
成果って概念がない「子育て」
仕事は逆に言えば成果を出さなくては
話にならないので、そりゃきついです。
でも、子育ては24時間365日続いても
これが正しいかはわからない。
はっきり「稼いでいるから」という言葉は、
家庭においてタブーだって私は思ってます。
お互いに種類は違えど、
認め合っていくことが大切ですよね。
仕事という第二の居場所が子育てにメリットを生み出す
私が子育て一本でがちがちになっていたころは、
世界が本当に狭かったんです。
朝起きた瞬間から、育児スタート。
あれ?気が付いたら夜だ!!の繰り返し。
一日中考えていることと言えば、
「ご飯を何にするか」
「どうやって家事をこなすか」
「機嫌どうだろう?」
「どこ行こう?」
自分のことなんて考えてなかったです。
むしろ、考える隙もなかった。
髪もぼさぼさだし、
子供と触れ合うのでいつもすっぴん。
それに疑問すら感じないほど、
育児に夢中になっていました…(笑)
でも、たまに「疲れたなあ」と思っても、
それを見せられるのは旦那さんにだけ。
基本的に家族の中での世界しかないので、
疲れをぶつけるのも旦那、苛立つ相手も旦那。
旦那さんに求めることが多かったんです。
そうなると、喧嘩のもとになったりします。
旦那さんは仕事から帰ってきて
疲れてるのは分かっていても、
この何とも言えない育児の大変さを
「分かってくれない」と感じてストレスでした。
働き始めた頃は、
子供に会えない寂しさと
ちょっと罪悪感がありました。
でも子供も私と離れることに慣れてきた頃から、
充実感を感じるようになりました。
仕事という旦那のいない
自分だけの世界を持ったことで、
新鮮だったんですね。
ちゃんとメイクして、
家事にもメリハリがつくようになりました。
女性なのでやっぱりある程度
「綺麗でいる」意識くらいはないと、、、
顔に疲れが思いっきり出るんです(*_*;
それに少し会えない時間ができることで
育児がまた楽しいというか、
切り替えができるようになりましたよ。
仕事は大変ですが、
子育てのママとしての自分だけじゃない、
社会とつながって、人と毎日接して、
成果が出ることで自信になる。
そんな良さがあります。
子育てのメリットは癒しと学びである事を旦那さんは感じてる?
子育ての良さって、
結局は「心の癒し」になること。
子育てしているといろんな発見があります。
親にならなければ
絶対に分からなかったことも。
自分の人間としての大きさを、
もっともっと育ててくれる。
それは仕事だけでは
なかなか味わえないものです。
わが子に対するきもちって、
なんとも言えないじゃないですか。
価値がどうとかお金がどうとかじゃないんですよね。
もちろん損得でもなく。
言う事聞かないし、腹も立つし、疲れるけど、
やっぱり可愛い。
子供が将来何をして、
どんな大人になって、
どう生きていくんだろう?
そう考えたときにいつも思うんです。
たぶん、大人になれば汚いことも経験するだろうし、
心が荒むこともあるだろうな。
でもそんな時こそ、どこか心の芯の方で
「親から受けた愛情」がしっかり残っていれば、
つらい時も戻ってこられるよなって。
だからそのために、
長く長くたくましく、
がんばろうって思う。
親にならなければ、感じないきもちですし、
学校じゃ教えてくれない学びです。
こういうの、
仕事人間で育児に参加しない世の旦那様たちは、
わからないのかな?
それって残念。かわいそう(笑)
というのが、私の意見ですね。
子育てと仕事を両立させるコツを考えるのも家族のため!
仕事をして毎日にやりがいが出ることも、
お金がもらえることも、
最後に行きつくのは家族、子供です。
大切なものがあるからこそ、やれるんです。
子育てと仕事の両立って本当に大変です。
仕事は確かに大変だし、
人間関係だって色々あります。
嫌いな人にも笑顔で接しなきゃいけないし、
むかつくこともたくさんあります。
消化できないほどストレスがたまれば、
家族の前で出ることもあります。
でもこれを自分だけのために
毎日、一生やれって言われたらそれこそしんどい。
待っててくれる子供や家族がいるから、
続けられるし、続けなきゃいけないから。
折れるわけにはいかない状況って、
ある意味、必要というか。
子育てにも同じことが言えますよね。
お金がもらえるわけでもないし、
親なんだから当たり前かもしれないけど、
自分より大切だと思えるから
ひたすら子供を優先できる。
振り回されても、許してあげられる。
仕事に対しても子育てに対しても、
結局は誰かのために頑張ってるんだから、
それでいいんです。
そういう気持ちで過ごして、
根本的な目的を
いつも見失わないようにしたいですよね。
子育てと仕事どちらが大変か比べるのではなくどっちも大切にする事
子育ても仕事も、
比べてプラスになることは何もありません。
どちらも自分の「しんどさ」「つらさ」の
アピール大会になるからです(笑)
そもそも仕事と子育ては種類が違います。
仕事を頑張っている人は、
「朝から晩まで、嫌な奴に愛想笑いして、
しんどくても食べさせるために必死」
というだろうし。
ずっと他に頼りも大してなく
子育てに励んでいる人は、
「退社っていう終わりもなく、休みもなく、
常に自分を放り出して
他人のお世話ばっかりしたことあるの?しかも無償で!」
なんて思うものですよね!
どちらが大変か?って考えるってことは
すごく無駄に疲れるし、
旦那さんも奥さんもそれぞれに役割があって、
お互いにできないところを補い合っています。
悲しい話、男性より女性の方が
一度にいくつも両立できる生き物ですからね…(汗)
ただ男性の方が圧倒的に体力があり、
母性みたいな本能はないです。
うちも、それぞれの役割に感謝して、
労わり合える関係を目指しつつ
失敗も多いです(*_*;
だって俺の方が大変だって言われたら
腹立ちますから。
でもとりあえず「比べない」!!
仕事も子育てに生かされるし、
子育ても仕事に生かされるって思っています。
全部が重なって、
今の自分がいられるって思って
がんばりましょうね。