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キャベツを切ったら花や小さい芽があるけど食べられるの?

料理
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あなたは「キャベツ」が好きですか?

 

野菜炒めにしたり、ロールキャベツにしたり、サラダにしたり…

 

キャベツは、焼いても良し、煮ても良し、生でも良しと

とっても便利で使える野菜ですよね。

 

これからの季節は、ポトフにして食べるのが

我が家の定番です。

 

季節を問わず、スーパーなどの店頭で購入することができ、

あなたのご家庭でも、

お料理に欠かせないものではないでしょうか。

 

 

そんなキャベツですが、

スーパーで買ってきて、いざお料理をしようと切ってみると、

中に小さい花や芽のようなものがある!

なんていう経験はありませんか?

 

これ、何だかご存じですか?

 

 

実はこれは、キャベツの「花茎」と呼ばれるもので、

花を咲かせるための芽のようなものなのです。

 

このキャベツの花茎は、食べることもできますよ。

 

 

キャベツはアブラナ科アブラナ属の植物で、

その花は「菜の花」の一種なのです。

 

それでは、キャベツの「花茎」について、

詳しくご紹介していきます。

 

 

キャベツの中にある花や小さい芽の正体は一体なに?

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キャベツは年間を通して流通していますが、

実は、様々な種類があるのをご存じですか?

 

寒い季節は、「寒玉キャベツ」と呼ばれる

冬キャベツが旬をむかえます。

 

他にも、春には「春キャベツ」、夏には「高原キャベツ」があり、

年間を通して美味しいキャベツが出回っています。

 

このように、年中食卓に上がるキャベツですが、

その中に、小さい花や芽のようなものを見かけたことありませんか?

 

 

キャベツの中にある小さい花や芽のようなもの、

実はキャベツの「花茎」と呼ばれるものなのです。

 

キャベツは、葉がいくつも重なり合って、

抱き合うように成長していきます。

 

通常、花が咲く前に収穫され、

スーパーなどの店頭に並びます。

 

しかし、収穫期を過ぎて、そのまま放っておくと、

キャベツの真ん中が開き、そこから茎がまっすぐ伸びて、

やがて黄色い小さな花をたくさん咲かせます。

 

花を咲かせるため、花の芽のついた

「花茎」が伸びてきた状態を

「とう立ち」または「抽苔(ちゅうだい)」といいます。

 

このことから、キャベツなどの葉菜類の花のことを

「とう立ち菜」と呼ぶこともあります。

 

 

また、通常通り収穫されたキャベツでも、

収穫後から時間が経つと、

成熟して、「花茎」が成長してくることがあります。

 

ですので、スーパーなどで購入したキャベツの中にも、

この「花茎」が入っていることがあるのです。

 

 

キャベツの中にある花や小さい芽は食べられる?食べるならどんな食べ方?

 

キャベツの花茎は食べられるのでしょうか?

 

結論から言うと、食べることができます。

 

 

さらに、キャベツの花は「菜の花の一種」なのです。

実は「菜の花」という特定の品種はありません。

 

「菜の花」はアブラナ科アブラナ属の花の総称なんです。

 

この科、属には菜の花だけでなく、

キャベツ、白菜やブロッコリーなども含まれています。

 

 

キャベツの花の蕾の部分は、

一般的にスーパーなどで売られている菜の花と

同じように調理するのがよいでしょう。

 

ただし、生で食べると、とても苦いので、

生食はおすすめできません。

 

 

また、花が咲き切ってしまうと、

硬くなり、苦味も増してしまいますので、

キャベツの花は、蕾の段階で食べるのがおすすめです。

 

 

それでは、キャベツの花茎のおすすめの調理方法を

3点ご紹介します。

 

 

ポン酢和え

 

キャベツの花茎の部分を沸騰したお湯で2~3分程度茹で、

茹で上がったら、冷水にさらし、水気をよく切ります。

 

3~4㎝程度に切って、ポン酢で和えれば完成です。

 

シンプルですが、キャベツの花茎の味が堪能できます。

 

 

からし和え

 

ポン酢和えと同じようにキャベツの花茎を茹で、水気をよく切ります。

 

3~4㎝程度に切って、めんつゆと練りからしで和えます。

 

からしをわさびに変えても美味しいですよ。

 

 

卵のツナマヨ和え

 

こちらも、ポン酢和えと同じようにキャベツの花茎を茹で、

水気をよく切り、3~4㎝程度に切ります。

 

細かく切った茹で卵とツナ缶と一緒に混ぜ、

マヨネーズで和えれば完成です。

 

お好みで、粒マスタードや黒コショウを

加えても美味しいです。

 

 

その他にも、炒め物にしたり、

パスタの具材にしたりしても美味しく召し上がれます。

 

 

なお、花の芽が出てしまった時点で

キャベツの葉自体の食べごろは終わってしまったといえます。

 

キャベツをはじめとする葉菜類の多くは、

子孫を残すための「とう立ち」が始まると、

葉の栄養成長が止まってしまいます。

 

そして、花茎の方に栄養が取られてしまうので、

キャベツの葉自体の味は損なわれてしまうのです。

 

 

まとめ

 

キャベツの中にある「花茎」についてご紹介してきました。

 

キャベツは主に葉っぱを食べる野菜であり、

その花を見ることは滅多にありませんよね。

 

しかし、キャベツにもちゃんと花が咲くのです。

 

 

キャベツの花は、旬が短く鮮度が命であるため、

流通することはほとんどありません。

 

ですので、貴重なキャベツの花を見つけたら

ぜひ食べてみてくださいね。

 

 

私も、スーパーで購入したキャベツを切ってみたら

中に花茎を発見したことが何度かあります。

 

始めは何かわからずに捨てていましたが、

菜の花のように食べられることがわかってからは、

美味しく頂くようにしています。

 

ほんのり苦味がありますが、

大人の味といった感じで美味しいですよ。

 

もしキャベツの花茎を気に入った場合は、

家庭菜園でのキャベツづくりに

チャレンジしてみるのもいいかもしれません。

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