食欲、読書、芸術、紅葉…といえば秋
いろんなイベントが楽しめて、
過ごしやすい季節ですよね。
そこで今回は、秋の風物詩『お月見』について書いていきます。
お月見は、日本の伝統的な行事の一つで、
1年で一番キレイな満月を見ることができます。
お月見団子をお供えするのはわかるけれど、
お月見団子を食べる、
ベストなタイミングって知っていますか?
いつ食べるかと申しますと、
「キレイなお月さまを見られるとき」です!
特に決まりはなく、お月様を見ながら
家族でお月見団子を食べればいいようです。
目次
お月見の月がキレイに見える時間帯は?団子はどこで食べる?
せっかくお月見するのなら
月がキレイに見える時間帯がいいですよね。
月がキレイに見えるポイントは
- 外の明かりが少ない時間帯
- 車の交通量が少ないとき
- 街路樹や建物が少ない場所
です。
車の交通量が多い時間帯だと
雰囲気も損なわれる上、ヘッドライトで辺りが明るいままです。
生活の明かりが少なく、静かな時間帯に
お月見する方が、より良いと思います。
我が家は田んぼに囲まれている田舎なので、
視界に入るような建物や街灯もなく、
とてもキレイに月を見上げることができます。
田舎に住んでいる方は、
ぜひ縁側で、家族とお月見をしながら
団子を食べてほしいですね。
都会に住んでいる方は、
どうしても建物や街路樹が視界に入ってしまいますよね。
気持ちだけでも十分だと私は思います。
月が見える方のカーテンと窓開けて
お供えしてみて下さい。
きっと「お月見しながら、月見団子食べる」って
いいなと思えるはずです^^
お月見(十五夜)の日にち
十五夜お月さんの日って、毎年バラバラなのです。
私は恥ずかしながら、
毎年決まった日にちにするのかと思っていました…
これからの十五夜は、このようになっています。
- 2018年9月24日
- 2019年9月13日
- 2020年10月1日
- 2021年9月21日
- 2022年9月10日
9月かと思いきや、10月の年もあり、
ビックリするくらい
毎年バラバラだと思いませんか!?
そうなんです!
十五夜というのは、旧暦を元にしているので
新暦すると、どうしてもこのようにズレてしまいます。
十五夜=満月じゃない!?
十五夜お月さんの日だから、
キレイな満月が拝めるという訳ではないのです。
お月見の日にちに満月が見られるのはマレ
月と地球の公転関係が理由で、
十五夜と満月がちょうど一致することは難しいことなんです。
ちなみに…
お月見の時期の満月日は
2018年9月25日となっています。
ですが心配いりませんよ~!!
私たち人間の目で見る分には、
満月のようにしか見えません。
満月の日と重ならなくても、
とてもキレイなお月さまを見て、お月見はできますからね☆
祈りを込めて月見団子をお供え
「月は神様が住んでいるところ」という風に考えられています。
月見団子をお供えするときは、
日頃の感謝や、お祈りをしましょう。
月見団子を食べよう!
月に向けて、お供えした後に食べる月見団子って
なんだか別格に思えませんか?
陰パワーが注がれるからでしょうか。
月見団子を食べる場所に決まりはありません。
家のお好きなところで食べて下さいね。
一般的にみなさんが食べる場所は、
- 縁側
- リビングの窓際
- 庭先
- ベランダ
分け合って、家族で十五夜お月さんを楽しみましょう♪
お祈りを込めてお供えした月見団子を
有難く頂くことができれば、
お月さまから気持ちが返ってくるはずです。
お月見は江戸時代に誕生した!お月見団子が丸い理由は?
お月見という行事は、
江戸時代に誕生したとされています。
当時は、十五夜のとき収穫物や団子を供えて
月にいる神様にお供えし、お祈りしました。
団子は農作物を収穫できたことへの感謝の気持ちとして、
収穫した米から作った上新粉を材料にして作られていました。
そうしてお月見の行事が広まっていきました。
「どうして白くて丸いの?」
月見団子が丸い理由は、
満月に見立てて作られているからです。
面白いことに、全国で月見団子の違いがあります♪
- 東北:まんじゅうタイプ
- 関東:白くて丸い一般的な月見団子
- 北陸:白くて丸い団子の中にあんを入れる
- 関西:里芋のような細長い団子にあんこを巻く(地域によって、きなこをまぶす)
- 四国:串団子タイプ
- 九州:各県によって異なる
お供えの仕方も違って、
積まずに並べるところもあるのです。
私の県は関東ではありませんが、
白くて丸い、一般的な月見団子でした!
月見団子はどうやって作るの!?簡単レシピを紹介!
プレーンな月見団子が20個作れますよ~。
【材料】
白玉粉 200g
絹ごし豆腐 200g
【作り方】
- 白玉粉と絹ごし豆腐をまぜる
- よくこねたら、丸める
- 鍋にお湯を沸かし、団子を茹でる
- 浮いてきたら、さらに2分茹でる
- 氷水に団子を入れて冷ます
- 冷めたらザルにあげ水気を切る
完成♪
絹ごし豆腐を使うことで、
次の日でもモチモチのやわらかい団子のままです。
ぜひ作ってみてくださいね。
十五夜に近づくとコンビニやスーパーに
月見団子が売られるので作る時間がない時は
買うのもアリです。
まとめ
お月見や月見団子について、理解は深められましたか?
私も改めて、お月見のあれこれを知ることができました。
お子さんがいるなら、
一緒に月見団子を作ることをオススメします^^
そして一緒に作った団子を
家族みんなでワイワイ食べるのも幸せです。
日本の秋の風物詩『お月見』を楽しんでくださいね。