上の子がかわいくない症候群って
聞いたことありますか?
わたしも2番目妊娠中に
この言葉を耳にしました。
まあ、こんなお母さんもいるのね
わたしには関係ないわ
などと思っていましたが
長女が2歳7ヶ月の時に長男が生まれて、
もういちど出産前になんとなく読んだその記事を
読み返さねばなりませんでした。
そのときのわたしは
2人育児若葉マークで、
子供の世話と家事で
そとにでることもままなりませんでした。
ミルク、おむつ、きがえ、
ねんねの赤ちゃんの世話に加え、
1日中わたしにまとわりついて
各要求をしてくる長女。
そんな長女を毎日のように叱りつけていました。
泣きながらママ大好きといって追いかけてきたり、
こっそり長男をつねったり
小突いたりしている長女をみて、
なんとか彼女との時間をとらなければ、と
考えました。
目次
1歳未満の赤ちゃんを子育て中3歳前の長女が1人でできる家事って何?
インターネットで読んだ記事には
こんなことが書いてありました。
・上の子と家事を一緒にする
・上の子にも赤ちゃんの世話をしてもらう
おむつを持ってきてもらって
さすがお兄ちゃん(お姉ちゃん)ね!とほめる。
役割を果してほめられることで満たされ、
お兄ちゃん(お姉ちゃん)になった自覚もでき、
赤ちゃんをかわいがるようにもなる、らしい。
早速実行に移しました。
まずは3歳になっていない子にできる家事って
なんだろうと考えました。
わたしがついていて
ずっと見ていなければならないのでは
意味がありません。
そんな時間はありませんし、
ますますイライラすること必至です。
わたしの理想はこうでした。
家事を全ておわらせ、長男を寝かせて
または満足させてから、
邪魔のない状態で長女と遊ぶ。
ママがしょっちゅう途中でいなくなるのでは
子供は満足しません。
わたしが2歳7ヶ月から3歳になるくらいまで
長女にしてもらった家事以下のふたつ。
①雑巾がけ
いらなくなった小さなハンドタオルを
少しぬらして床をふかせる。
これは大好きでいつまでもやっていました。
ポイントはタオルをぬらしすぎないこと。
ぬれた床にすわって
洋服がしめっぽくなってしまうから。
②ガーゼハンカチやタオルたたみ
これは実際家事の助けになって
心からありがとうを言いました。
長女も満足で毎日やりたがっていましたよ。
ガーゼハンカチは大量に買って、
ためてからふたりのお昼寝の時間に
一気にたたんでいたので
ほんとうに時間の短縮になりました。
きれいにたためていなかったり、
きちんとしまわれていなくても
かまわないものをお願いするのがポイント。
まだ上手にたためませんからね。
3歳前ではまだまだ任せられる家事は
ほとんどないです。
前述しましたが
ずっとついていなくてはいけなかったり、
後でやり直さなければならないような家事はだめ。
よけい仕事がふえます。
3歳前の長女はできることいっぱいで楽しい赤ちゃんの世話
赤ちゃんの世話、
これは家事をやらせるより簡単でした。
やってもらったことは以下のとおり。
・長男をバウンサーに寝かせておいて哺乳瓶でミルクあげ
これも長女のお気に入りでした。
・おむつのテープとめ
ちょっと時間がかかりますけどね
やらせてあげるととても満足していましたよ。
・物品をもってきてもらう
事前に2歳児でもわかって
とりにいける場所においておく
お膳立てが必要です。
・おむつなどのゴミをゴミ箱へもっていってもらう
・絵本読み聞かせ(笑)
絵本を持ってでたらめなおしゃべりを
しているだけでしたが、
長男は長女を凝視してきいているようでしたね。
その反応がうれしかったみたいです。
全体的に普段ママが
自分にしてくれていることを
赤ちゃんにもしてあげたがっていました。
全て自分の目が届くところでさせるのが
もちろん大前提です。
赤ちゃんを子育てしながら3歳前の長女と家事と育児を分担し効率化!
わたしが求めていたのは
長女にかまえない時間に
彼女にひとりで何かしていてもらうことで、
かつ寂しさを感じさせないことでした。
しかし棚からぼたもちというか、長女のためにやりはじめた
ことなのに他にも色々といいことがありました。
大量にあるガーゼとハンドタオルを
たたんでくれる救世主が現れたのは
意外も意外、まったく期待していなかった出来事でした。
パパもめんどくさがって逃げるのに(笑
長女に役割をあたえて
家事や長男の世話を邪魔させないことが目的で、
本当に自分の負担軽減につながるなんて
思ってもいませんでした。
そして長女が長男をかわいがるようになり、
長男が1歳になるまえには
お膳立てしなくても2人で遊ぶようになり
現在とても助かっています。
長女が遊ばなければ
長男はわたしのところにやってきますから、
いまや彼女は家事をスムーズに終わらせるために
なくてはならない存在にまでなりました。
さらにあの大変だった時期に
何らかの方法でよくない状況を脱した、
自分自身の自信にもつながりましたし、
最大のストレスだった2人一緒にぎゃん泣きが
すごく減りました。
長女もママと一緒に何かしている感がよかったのか、
たくさん褒められたからか
満足気な表情がふえましたね。
子育てでイライラしたくない時はめんどくさいを諦める!
めんどくさいをあきらめる
これはインターネットでみたあるママの言葉です。
現在も子供達にいらいらさせられて
カーーーーっとなるたびに
頭に浮かびます。
忙しすぎてめんどくさいから
子供にうるさいってどなる、
子供を無視する、返事を適当にする。
それじゃ悪循環をうむばかりだ、と。
あきらめて腹をくくって
子供と向き合え、そういうことでした。
育児をしていてよくない状況が続いたとき、
じゃあどうするの、と考えるのと
考えないのではぜんぜんちがいます。
その時期はいつか過ぎ去っていくので
何もしなくても問題は形をかえたり
消えたりします。
でもそこでママがなんとかしようと
一生懸命考えて子供とかかわる。
そういうことって、いまは目に見えなくても
子供の中でどんどん蓄積されていって、
成長の栄養になっていくんだな、と
長女をみていてほんとうにそう思いました。