友達と喧嘩してもいないし
いじめられているわけでもないのに、
なんだか学校に行きたくない…。
はっきりとした理由もないからこそ
親にも相談や愚痴ることもできず、
悶々とする日々に悩まされていませんか?
そんな風に感じて
学校を休んでしまう日、
筆者にもありました。
自分でも行きたくないと
思ってしまう理由が分からない、
思い当たらないのに先生に相談するなんて
考えられませんよね。
今回は誰にでも起きる
ある日突然、特に理由もなく
“学校に行きたくない”
と感じてしまう心の変化と
その時の対処について
詳しくお伝えします!
学校に行きたくない理由がわからないのはなんで?
学校に行きたくないなぁ、
そんな風に頭と心が感じてしまうと
体までだるくなり、
なにか理由をつけてでも
休みたくなってしまうもの。
微熱、風邪気味などで休んでしまうと
病院に行かなければ
いけなくなってしまいますから
さらに面倒が増えることに
なってしまいます。
元気なはずなのに、
心に影響されて体にまで
変化が起きてしまうこの症状に、
今のところ医学的な病名や名前がありません。
ですが人の心というのは
どれだけ楽しい時間で
何日も満たされていても、
それは常に興奮状態と
変わらないということ。
それが学校の場合は
友人を含めた他人との
集団生活が基本ですから
自分では気づかないうちに
ストレスをためがちです。
すると無意識に心が“息抜き”を求めて、
今まで当たり前に
行っていた行動すら面倒に感じさせてしまうので、
結果として学校に行くのを嫌だと
考えさせてしまいます。
心の息抜きが原因の場合、
特別コレ!といった理由が
思い浮かばないことが多いので、
自分だけでなく家族や友人、
担任の先生から“ズル休み”だと
思われやすいのが特徴です。
ですがこんな症状になるのは
普段あなたがきちんと毎日
がんばっている証拠。
嫌だと感じ学校を休むとき、
目立った理由が思いつかない場合は
逆にガッツリ休みを満喫して
リフレッシュするのがオススメです。
また、心の疲れ以外にも
“自律神経の乱れ”で
精神が落ち着かなくなったり
不安定になることも少なからずあります。
自律神経は寝不足や睡眠不足、
ストレスを中心に起きる病です。
夜遅くまでスマホをいじるのはもちろん、
テスト期間や連休の前後に
学生がなりやすいので
心の疲れとともにこちらを
疑うことも忘れずに。
自律神経が乱れると言動が
攻撃的になったり不安や理由のない焦り、
無気力や食欲不振など
体に悪影響ばかりが出てきます。
もしこの記事を読んで
自律神経が乱れているのかも?
と思ったら、まずは睡眠と食事、
ゆっくりと湯船に浸かるなど
のんびりできる落ち着いた
生活を送ること。
中でも睡眠は「これでもか!」
というほど毎日しっかりと
取るようにしてくださいね。
一見、何の事はない生活にするだけでも
軽い自律神経の乱れなら自然に治ります。
ただし、深刻なほど精神的に
追い込まれているならすぐに
医師へ相談し、改善策などを
話し合いましょう。
高校に行きたくない理由がなんとなくの時親や先生にどう言えば?
理由や原因を知ったところで、
学校に行きたくないものは
絶対に行きたくありません。
どんな理由を伝えれば
なんとなく学校に行きたく
ない雰囲気を感じ取って
休ませてもらえるのか。
それはあなたの置かれた
家庭環境によっても
かなり変わってしまいます。
筆者の場合、はじめの頃は
風邪気味や腹痛、吐き気
といったものを理由にしていました。
しかし、最終的には
「どうしても行きたくない」
と正直に休みたいことだけを
伝えることで休んでいました。
この理由がない休みを
許してくれる環境にいる
学生のあなたは
正直に言ってしまうのが一番良い方法です。
なにせ、あれこれと嘘の理由を作ってしまって
今後のつじつまを合わせていく面倒を考えると、
そちらのほうが大変ですよね。
ですが正直に伝えても
休むことを許してくれない
家庭環境に置かれている人も
少なくありません。
どちらかといえば、
筆者のような家庭のほうが
圧倒的に少ないです。
そのような環境にいる学生の
みなさんは、このような理由を
親に伝えましょう。
「理由は言えないけど
とにかく今日だけは休みたい。
理由は聞かないでほしい」
この言葉でほとんどの親は
子どもに何かがあったのだと察してくれます。
詳しく理由を聞かれても
今は答えられないときっぱり伝えましょう。
そして担任には体調不良よりも、
生理痛といった女性特有の理由に
したほうが安全で、
次の日も元気に登校できます。
実は、筆者がよくこの理由を使って
休んでいました。
女性の先生よりも男性の
先生のほうがより効果的です。
まとめ
人間、どんなときでも
100%元気でいることは
スポーツ選手ですら
とても難しいことです。
そう考えると、私達が
一日くらい学校を休んだからといって
悪いことをしているという認識をしてしまうのは
間違いなのです。
確かに学校に行くのは
義務のひとつですが、
生きていく上でのすべてではありません。
たまには息抜きをして
これまでどおりの生活に
戻るための準備期間だと
考えてあげましょう。
どんな理由を伝えても
親や担任が聞く耳を持ってくれず、
強制的に学校へ行くことになったら
保健室という避難場所も学校にはあります。
ぜひみなさんが心休まる
学校生活が送れるよう、
筆者も祈っています。