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イチゴの実がならないのはなぜ?原因と対処を徹底解説!

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5月、6月はイチゴの美味しい季節。

 

イチゴは、5月〜6月にかけてが収穫の時期となります。

 

イチゴは、家庭菜園で育てる人も多く、

初心者にも比較的育てやすい部類に入ります。

 

ですが収穫の時期になっても、

「あれ、全然実がならない…」

なんて悲劇が起こることも。

 

大切に育ててきたはずのイチゴが、

どうして実ををつけてくれないのでしょうか?

 

原因として考えられるのは、以下の通り。

 

  • 受粉がうまくいってない
  • 肥料の成分バランスが悪い
  • 実以外の部分に栄養が取られている

 

以上の3つの理由が、

イチゴの実がしっかりと実ってくれない、

主な理由として挙げられます。

 

 

自分で作ったイチゴを食べられるのは、

大きな喜びになりますよね。

 

その喜びを感じるためにも、

イチゴにはしっかりと実をつけてもらいたいもの。

 

イチゴの実がならない理由を、

詳しく見ていきましょう。

 

 

イチゴの実がならない原因は受粉がうまくできていない!?

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イチゴの実がならない理由として一番に挙げられるのが、

受粉がうまくできてないということ。

 

イチゴが自然界で受粉するときは、

虫の力を借りています。

 

その手助けをしてくれる虫の代表格が、ハチです。

 

ハチが花を行ったり来たりしている映像や景色を、

一度は見たことがありますよね。

 

ハチのあの行動によって、

植物は受粉し、

実をつけることができます。

 

ハチ以外にも、ハエやチョウなどが、

イチゴの受粉を手伝ってくれる虫の仲間として挙げられます。

 

 

しかし、虫がほとんど来ない状況でイチゴを育てると、

花粉が運ばれないため、

受粉することができません。

 

いくら育ちが順調でも、

受粉できなければ、

実をつけることは不可能です。

 

虫による受粉が期待できない場合には、

人工授粉をさせてあげましょう。

 

 

やり方はいたってシンプル。

 

咲いた花の中心を、

綿棒や筆で優しく撫でてあげればOKです。

 

咲いた花に扇風機で風を当て、

花粉を飛ばして受粉させるという方法もあります。

 

ただし、中途半端に受粉すると、

十分に実が大きくならなかったり、

変な形のイチゴが実ったりする可能性もあります。

 

人工授粉をするなら、

ムラが出ないように、

入念に行いましょう。

 

それが綺麗なイチゴを作るカギとなります。

 

 

イチゴの実がならない原因は肥料の成分バランスが悪い!?

 

イチゴに限らず、

何か植物を育てるときには、

肥料を与えることが多いですよね。

 

実は与える肥料の成分バランスが悪いことも、

イチゴが実をつけない原因の一つとして考えられます。

 

肥料を買うとき、初心者であれば、

あまり深く成分を気にすることはないかもしれません。

 

しかし、どんな成分がどんな割合で含まれているかというのは、

意外に重要です。

 

肥料には、

植物の成長を助けるための様々な成分が含まれています。

 

その中でも注目していただきたいのが、

窒素成分とリン酸成分です。

 

窒素成分が多い肥料をイチゴに与えると、

葉は成長しますが、

実の成熟が遅れる可能性があります。

 

そのため、

育ちの良いイチゴを作るなら、

リン酸成分が多く含まれている肥料を選ぶようにしましょう。

 

リン酸は、実の成熟や品質向上の助けになります。

 

 

もし肥料選びに自信がないなら、

イチゴ栽培専用の肥料も販売されています。

 

イチゴ専用の肥料であれば、

初めからイチゴが育ちやすいような成分配合になっています。

 

それを活用するのが、

一番手軽で確実と言えます。

 

 

ただ、どんな肥料を使うにしろ、

肥料のやりすぎは禁物です。

 

肥料を与えすぎると、

イチゴが病気にかかりやすくなったり、

虫がつきやすくなったりしてしまいます。

 

大きくなってほしいからと、

決められている分量以上の肥料を与えるようなことは、

しないでください。

 

 

イチゴの実がならない原因は実以外の部分に栄養が取られてる!?

 

もし、受粉にも肥料にも問題がなさそうなら、

実以外の部分に栄養が取られているのが原因かもしれません。

 

イチゴは、暖かい季節になると、

ランナーと呼ばれる茎を伸ばします。

 

ランナーは、ほふく茎とも呼ばれ、

地面を這うように伸びていきます。

 

しかし、ランナーの成長に栄養が取られてしまうと、

実に十分な栄養が行き届きません。

 

ランナーを放っておくと、

茎ばかりが伸び実がしっかりと育ちません。

 

大きくて綺麗なイチゴの実をつけたいのなら、

ランナーはカットすることも必要です。

 

 

また、大きくなり始めたイチゴの実を、

一つ残らず完璧に育てるのは、ほぼ不可能です。

 

小さくて形がいびつな実は、

成熟する前に取り除いてしまいましょう。

 

これを摘果と呼びます。

 

成長途中の実を摘んでしまうのは悲しい気持ちにもなりますが、

そこは心を鬼にして、

摘果の覚悟を決めましょう。

 

摘果をすることで、

残った実に栄養が集中するため、

イチゴは大きく育ちます。

 

 

まとめ

 

改めてまとめると、

イチゴの実がうまくならない理由は、

 

  • 受粉がうまくいっていない
  • 肥料の成分バランスが悪い
  • 実以外の部分に栄養が取られている

 

以上の3つが主な理由でした。

 

受粉をしなければ、

そもそも実はならず、

与える肥料によっても実の完成度は違ってきます。

 

ランナーをカットしたり、

場合によっては摘果をしたりと、

定期的なお手入れも必要です。

 

頑張って育てたイチゴに実がならなかったとしても、

それにはしっかりと理由があるのです。

 

実がならないからと諦める必要はありません。

 

理由を知れば、

確実に美味しいイチゴを収穫することができます!

 

初めてのイチゴ栽培ならば、

うまくいかないこともあるかと思います。

 

ですが、

それを乗り越えて収穫したイチゴは、

おそらく今まで食べたどんなイチゴよりも美味しいはずです。

 

イチゴの実がならない理由をしっかりと知った上で、

最高のイチゴの収穫を目指しましょう。

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