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カラスは不吉というのは迷信で実は幸運を呼ぶ鳥!その理由とは?

生活
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ご存知ですか?

 

カラスが本当は幸運を呼ぶ鳥 ということを。

 

今回は誰もが1度は思ったことがあるであろう
カラスに対する不信感、不吉感を覆す
カラスの本当の事実をご紹介します!

カラスは実は幸運を運ぶ縁起がいい鳥なのはなぜ?

昔の話になるのですが
実はカラスって
太陽の使いや神の使いと呼ばれていたんですよ!

 

日本の古来
神武東征の際に、八咫烏(やたがらす)と呼ばれる
3本の足を持ったカラスが

 

松明を挙げ神武天皇を大和の橿原まで
案内をしたとされていて
導きの神として信仰されているんです。

 

この話から
現在の日本サッカー協会の
シンボルマークにも使われています。

 

また、中国の古来より
太陽にはカラス、月にはウサギが棲むといわれいて
それぞれの象徴から月日を烏兎(うと)と現れており
清朝のヌルハチがカラスに命を救われた逸話に基づいて
神聖な動物と尊重されてきています。

 

アジアだけではありません。

 

エジプトでは太陽の鳥とされています。

 

イギリスでは、
アーサー王が魔法をかけられ
大ガラスに変身させられたことにより、
大ガラスを傷つけることは
王に対する反逆行為とみなされ、
不幸を招くといわれ尊重されています。

 

代表的な神話ではギリシャ神話にも登場します。

 

その中のカラスは、
白銀色で美しい声を持ち、
人と会話もできるとても賢い鳥として
太陽神アポロンに仕えていました。

 

しかし、アポロンの妻が
他の男性と仲良くしていることを告白したことにより、
アポロンは妻を射抜いてしまいます。

その時に妻が「あなたの子を身篭っている」と発言し
アポロンは後悔しますが、
その怒りをきっかけを作ったカラスに当てたために
白銀の見た目や美しい声を失い
今の真っ黒な姿になったとされています。

 

ケルト神話では、神話に登場する女神が
ワタリガラスの姿になって登場しています。

その女神の中のバウズが
カラスの化身として伝承されています。

 

北米神話では、
ワタリガラスが世界中を飛び回り
戦争と死を司る神のオーディンに情報を伝えていた
と記されています。

 

そのほか、中東の旧約聖書の中
預言者エリヤが王から逃げていた間、
カラスの持ってくる食料により養われていた、
と記されています。

カラスが不吉と思われてるのはなぜ?

誰もが一度は思ったことがある、
カラスに対するマイナスのイメージ。

 

それもそのはず、
日常的に見るカラスは見た目が黒く
ゴミ袋を漁っていたり、
攻撃的だったりします。

 

日常だけでなく、
童話や昔話やアニメやドラマなんかでも
知能が高く、腐肉食や見た目が黒いことから
表舞台ではなく、
悪の組織や悪側についていることが多いです。

 

もちろん上部で説明のとおり、
神話等では神の使いや太陽の使いとして
登場していますが、

 

アニメや童話を読む子供たちは
怖いシーンに登場するカラスが
頭に思い浮かぶでしょう。

 

なぜ神話等と私たちが一般的に思う
カラスに対するイメージが
こんなにも違っていて、
不幸な鳥と思われているのか紹介します。

 

それは、
日本人にとって黒色=悪、不吉の象徴
になっているからなのです。

 

たとえば、ドラマなんかの犯人役
だいたいが黒い服装を身にまとっていませんか?

 

童話では真っ黒なローブをまとった魔女に使えていたり、
悪魔として登場していたりしますよね。

また作品だけでなく、
名詞としてブラックという言葉が
使われている言葉も多く存在します。

 

例を挙げるなら、
ブラックリストやブラック企業です。

 

これらから、
日本人は黒に対して良いイメージを
もっていないことがわかりますね。

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カラスは不吉だと海外でも思われてるの?

では、
日本人がカラスに対しての
不吉なイメージ理由がわかったところで
海外ではどう思われているのか紹介します。

 

上部で紹介した神話のとおり、
どこの国でもカラスは登場しています。

 

その神話の中でのカラスに
共通してることがあるんです。

 

それは、太陽の黒点から逃げてきた
という仮説です。

 

日本でも同じですが、
カラスって夜鳴かないんです。

そのため海外では、
朝、日が出てきたのと同時に鳴き始め
日が沈むと同時にどこかへ帰っていくカラスは
太陽の使いとして見られてきました。

 

一方、グリム童話の中では、
悪魔や魔女の使いとして登場していますし、
海外ドラマの中では
不吉の象徴として扱われていたりします。

まとめ

ここまで見ると、
日本も海外もそんなに違いはないと思います。

 

大きな違いとしては、
日本も海外も昔の話では
カラスに対し不幸や不吉と
思われていないことです。

 

神として扱われ神聖な生き物として
その描写が多く見られます。

 

しかしながら世界が争いをし始め、
たくさんの命が無くなった場に
カラスが群がるようになってしまったところを見て
不幸や不吉なイメージがついてしまい、
今では象徴とまでされてしまっているのです。

 

日本でマイナスのイメージがつき始めたのは
江戸時代以降といわれ
海外でのマイナスイメージがつき始めたのは
中世以降です。

このことから、
カラス自体に不幸を呼ぶ力だったり
災いを招く力がないというイメージが
強くなりました。

 

ですが、実のところ、
カラスは神様の使いや
太陽の使いをあらわす象徴なのです。

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