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打ち水には意味ないはウソで実は意味ある!心温まる超意外な理由とは?

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打ち水と聞くと、

桶と柄杓を持って水を撒いている姿が

思い浮かんできませんか?

 

 

しかし、現在はホースという画期的なものがあるので、

ホースで打ち水を行う方も少なくありません。

 

その昔から浸透している「打ち水」ですが、

どのような理由があって行われるものか

知っていますか?

 

打ち水を行う理由としては…

 

・涼むため

・おもてなしの心

 

この2つが挙げられます。

 

本文では、具体的にどのようなことなのか、

もっと掘り下げてご紹介していきたいと思います。

 

私自身、打ち水をした経験はありませんが、

おばあちゃんや母が行っていた覚えがあります。

 

その当時は、単純に涼むためだけのものとしか

考えていませんでした。

 

 

まぁ、確かに打ち水をしていると、

いくらか涼しいような感じはあったんですよね~。

 

近年は、夏がとても暑くなってきているので、

少しでも涼むために打ち水が役に立ってくれるでしょう!!

 

そのためには、まず打ち水について

詳しく知っておく必要がありますね♪

 

 

涼むためだけじゃない!打ち水はおもてなしのためにもやる意味があった!

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先ほども少し触れた通り、

打ち水を行う理由は2つあります。

 

1つは涼むため、

もう1つはおもてなしの心ですね。

 

 

それぞれどのような仕組みや意味があるのかを

ここでご紹介していきます。

 

涼むために行う打ち水とは?

 

地面に水をまくと、水が大気中に蒸発しようとします。

 

ただ、蒸発するためには熱が必要になってきます。

 

そこで、何から熱を得ようとするかというと、

「地面」です。

 

水は蒸発する際に、水自体が接している部分から

熱を奪っていきます。

 

そのため、熱を奪われた地面の温度が下がり、

その部分が涼しくなるんですね!

 

 

これは、お風呂上りの状態を想像すると

わかりやすいかもしれません。

 

例えば…

 

良くお風呂上りに

「早く髪を乾かさないと風邪を引くよ」

「早く体を拭かないと湯冷めするよ」と

母に注意された経験はありませんか?

 

お風呂上りに髪や肌を濡れたままにしておくと、

その水が蒸発するために体の熱が奪われていきます。

 

その結果、寒くなる=体温が下がるというわけです。

 

打ち水についての説明は、

物理的にはこういった説明になります。

 

他には、人間の五感のうちの「視覚」や

「触覚」に訴える部分があるのでしょう。

 

打ち水の水を見ていると涼しく感じる、

打ち水をする際に水に触れて涼しく感じるなど…。

 

こういった理由から、打ち水は涼むために行うものと

されています。

 

 

おもてなしの心

 

 

打ち水は古くからある風習ですが、

実は涼むため以外にも「おもてなし」の

意味があったんです。

 

というのも、打ち水には「お清め」の意味もあり、

来客の前には打ち水をしてその場を清めておくという、

おもてなしの心からくる行為でもあります。

 

打ち水には、これら2つの意味があったんですね!!

 

 

アスファルトに打ち水!これってやっても意味がない?

 

現在は、玄関先が石や土、草よりもまず多いのが

コンクリートですよね!?

 

実は、打ち水をする場所はコンクリートよりも

草や土の部分が良いとされています。

 

 

というのも、コンクリートに比べて、

草や土の部分の方が「保水性」が高いんですよね。

 

そのため、打ち水による効果の持続性が高く、

打ち水効果がしっかり発揮されるのです。

 

コンクリートは保水性が無い上に、

熱がこもりやすいので下手をすると、

その部分が蒸し暑くなってしまいます。

 

しかし、そのコンクリートに水をまくことには

全く意味がないというわけではありません。

 

コンクリートに水をたっぷりとまくことで、

熱くなってしまったコンクリートの熱を

下げることはできるんです。

 

 

ただ、打ち水程度の水まきでは

先ほど話したように逆効果になってしまうので、

コンクリートに水をまく場合はややたっぷり目にしましょう。

 

最近では、ベランダでプランターなどを置いて

植物を育て、打ち水効果を得ている方もいますよ♪

 

 

打ち水の効果を最大に引き出すには何時ごろにすれば良い??

 

打ち水を行う際は、時間帯も重要です。

 

日中にとても暑くなると、

なんとかしたい!!という思いから打ち水をしたくなりますが、

それはNGです。

 

日中の気温が高い時=地面が熱い時に

打ち水を行ってしまうと水分が温まるので、

涼む要素が無くなってしまいます。

 

ですので、打ち水は「朝早いうち」もしくは

「夕方の日が落ちる頃」に行うのがベストです。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

打ち水の効果や意味は、参考になりましたでしょうか?

 

 

最近の夏はとても暑くなりますので、

打ち水を取り入れて涼むのも良いでしょう♪

 

我が家は、夏場は自給自足…と言っても、

庭でナスやピーマン、トマトなどを育てる程度ですが…

 

ですので、朝の早いうちに

ホースでバーッと水まきをします。

 

また、夕方の日の暮れたころにももう一度。

 

子供も一緒になってキャーキャー言いながら、

楽しんでいます♪

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