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かき氷の発祥はどこ?実は日本かも!?知られざる意外な事実が!

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夏を感じる食べ物、といわれると、

あなたは何を思い浮かべますか?

 

スイカ、とうもろこし、そうめん…、

色々な食べ物が思い浮かびますが、

やっぱり夏といったらかき氷ですよね。

 

屋台の定番のかき氷もいいですが、

ふわふわのかき氷や、フルーツがのったものなど、

ちょっと変わったかき氷のお店も最近はよく見かけます。

 

 

夏の定番といえるかき氷ですが、

かき氷がどこで発祥したのかご存知ですか?

 

 

実は、かき氷の発祥は、

どこかはっきりしないんです。

 

というのも、

世界中で、かき氷のようなものが

食べられていた記録があるからです。

 

それでは、かき氷の発祥についてお話しますね。

 

 

 

興味津々!世界のかき氷文化の発祥はどこと言えないそのワケ

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かき氷のように、氷を削って食べる、という文化は、

古くから世界中にありました。

 

その記録は、

紀元前までさかのぼることができます。

 

紀元前のギリシャでは、兵士に、雪山の雪に、

はちみつや果汁やワインをかけて食べさせた、

という記録があります。

 

 

古代ローマでは、冬に山から氷を持ってきて、

氷室という、夏でも温度が低い場所に保管していて、

夏になると、その氷を削って、はちみつや果汁、

ミルクをかけて食べていました。

 

 

古代中国でも、殷王朝時代には、氷にはちみつや

果汁をかけて、食べていたといわれています。

 

紀元前のギリシャも、古代ローマも、古代中国も、

今から2000年以上前の時代です。

 

そんな古い時代の人たちも、

かき氷を食べていたと思うと、

びっくりですね。

 

 

外国では、古くから楽しまれてきたかき氷ですが、

日本での発祥はどうなのでしょうか?

 

日本のかき氷の記録は、平安時代まで

さかのぼることができます。

 

なんと、あの有名な清少納言の「枕草子」に、

かき氷のことが書かれているんです。

 

このころのかき氷は

削り氷(けずりい)」といって、

氷を小刀で削って作っていました。

 

 

小刀で削った氷を、金属製の器に盛り、

甘葛(あまづら)というシロップをかけたものを、

平安時代の人は食べていました。

 

今のかき氷の、原点といえるでしょう。

 

とはいえ、当時の氷は、限られた人しか

手に入れられない高級品

 

そして、暑い夏に、

氷を解ける前に削ることも

難しいことでした。

 

なので、「削り氷」は、一部の人しか

食べることができない食べ物でした。

 

 

一般の人がかき氷を食べられるようになったのは

いつからというと、明治時代からになります。

 

明治2年、神奈川県横浜に、

氷水屋」が開店します。

 

「氷水屋」は、日本初の、かき氷屋でした。

ちなみに「氷水屋」は、

日本初のアイスクリーム屋でもあります。

 

明治16年には、東京製氷株式会社ができます。

 

人工の氷がたくさん作れるようになったことで、

かき氷は一般の人も

楽しめるようになっていきました。

 

そして今では、夏の風物詩として、

すっかり定着しました。

 

 

世界中に記録があり、

一番最初にかき氷が発祥したのがどこか、

というのははっきりしません。

 

ですが、冷凍庫も冷房もない時代の暑い季節に、

冷たい氷が食べられるというのは、

不思議で、ぜいたくで

うれしいことだったと思います。

 

だからこそ、世界中にかき氷があって、

記録が残っているのかもしれませんね。

 

 

意外すぎるかき氷の真実!あの定番シロップ3種…実は色が違うだけ!?

 

かき氷は古くからあって、シロップも色々なものが

楽しまれてきました。

 

古代の人が食べたという、

はちみつや果汁をかけたものも食べてみたいですが、

新しい味のシロップも試してみたいですよね。

 

ですが、

定番のイチゴやメロンも捨てがたい…。

 

悩みますが、実は、

イチゴとレモンとメロンのシロップ、

3つとも味は同じなんです。

 

この3つのシロップの原材料を見てみると、

原材料は3つとも同じで、

着色料と香料が違うだけなんです。

 

 

味付けは同じで、

見た目と匂いが違うだけなんですね。

 

ではなぜ、見た目と匂いが違うと、

違う味だと感じるのでしょうか?

 

 

それは、人は、口に入って感じる味覚だけで、

味を感じているわけではなく、

食べ物の色や見た目、匂いからも、

これはこんな味だろう

という判断をしているからなんです。

 

 

なので、「赤いシロップはイチゴ味」

「緑のシロップはメロン味」と、

見た目から味を判断して、

本当は同じ味なのにそれぞれ違う味に

感じてしまっているんですね。

 

お祭りの屋台で、

シロップ選びに悩んだら、

ぜひ思い出してください。

 

あと、

今は本物の果汁を使ったシロップもありますし、

抹茶味やコーヒー味など、

変わり種のシロップは、

それぞれの味付けがされています。

 

ぜひ、色々なかき氷を食べ比べて、

自分のお気に入りを見つけてみてください。

 

 

まとめ

 

古代の人も楽しんだというかき氷。

 

冷房のない時代。暑い季節に食べる氷は、

今よりずっとありがたく、

おいしかっただろうなぁと思います。

 

大事に少しずつ食べたのだろうか。

 

とけるともったいないから

一気に食べたのだろうか。

 

一気に食べて頭がきーんとしたのだろうか。

色々想像がふくらみます。

 

 

おしゃれなかき氷もありますが、

一番おいしいのは、

やっぱり夏祭りの屋台で買う

かき氷のような気がします。

 

浴衣を着て行った夜の夏祭り。

 

屋台で買ったかき氷を食べながら

夜空を見上げると、打ち上げ花火が上がって…。

 

そんなシチュエーションだったら、

絶対においしいと思います。

 

 

あなたは、どんなかき氷が、

一番おいしいと思いますか?

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