秋になると、自然と変わってくる葉っぱの色!!
私は田舎に住んでいて、海も山もとても近いんです。
ですので、秋になると
紅葉したきれいな山を間近で見ることができます♪
秋になると紅葉するのは、
ごく自然のことだと認識されていますが、
実際なぜ紅葉するのかご存知ですか?
簡単に言うと…
葉っぱに含まれる「クロロフィル」という緑色の色素が分解され、
「アントシアニン」という赤色の色素が生成されたり、
クロロフィルに隠れていた
「カロチノイド」という黄色い色素が現れるからです。
正直、これを聞いただけでは「なんのこっちゃ?」と
思いますよね?
本文では、紅葉についての詳しい情報を
しっかりとお伝えしていきます!!
一言で言うと、上記のような説明になりますが、
順を追って説明を見ていけば、
最後には「なるほど~!!」となりますよ♪
では、さっそく見ていきましょう。
紅葉はなぜ起こるか?知られざる紅葉のメカニズム!
あなたも知っての通り、
紅葉は秋ごろに起こる現象ですよね?
暑い夏が過ぎると、
徐々に日が出ている時間が短くなってきます。
その時、葉っぱはどうなるかというと…
葉っぱに運ばれていた栄養がストップします。
つまり、葉っぱに栄養が行かなくなるんですね。
なぜ、葉っぱに栄養が行かなくなるかというと…
日が出ている時間が短くなったり、
日の光が弱くなることで、
葉っぱで行われていた「光合成」の働きが鈍くなっていきます。
その結果、「木」自体が
葉っぱは必要のないものと考えるのです。
そう判断されることで、
葉っぱへの栄養を送る組織が切り離されてしまいます。
その後、栄養が送られなくなった葉っぱは、
緑色の色素である「クロロフィル」が
分解されていきます。
クロロフィルが分解された結果、
葉っぱは様々な色へと変わっていくのです。
「アントシアニン」という赤色の色素が作られれば「赤」へ、
クロロフィルに隠れていた黄色の色素「カロチノイド」が
現れれば「黄」へ変化します。
これが紅葉のメカニズムです。
美しい紅葉になるために…気温の変化が握る条件とは!?
紅葉の条件というのはいくつかありますが、
「気温」も大きく関わってきます。
- 1日の最低気温が8℃以下の日が続く
- 日中と夜の寒暖差が激しい
気温に関しては、
上記の条件が整っていると、
きれいな紅葉が期待できます。
さらに、夏場に気温が高かったり、雨の量が多かったときは、
より一層きれいな紅葉が期待できますよ。
気温に関する条件は以上の通りです。
他にも、日中の天気が良いことや湿度が低めで
乾燥していることなども、
きれいな紅葉を楽しむことができる条件と言えます。
紅葉の色づきが悪い?考えられる原因はこれ!
紅葉は毎年起こる現象ですが、
実は色づきが悪いという年もありました。
秋になれば当たり前のように紅葉すると
思われていますが、いったいどのようなことが原因で
色づきが悪くなってしまうのでしょうか?
これは、前項でお伝えした「紅葉における条件」が
関係してきます。
- 一日の最低気温が8度以下になる日が続かない
- 日中と夜の寒暖差があまりない
- 天気が悪い日が多い
- 湿度が高め
こういったことが多いと、紅葉が進まなかったり、
紅葉自体が遅くなったりしてしまうのです。
また、台風の影響により、葉っぱが傷ついてしまったことも
色づきの悪さの原因になることも…。
実際、過去に…
高気圧の影響により、
気温が高い日が続いたり、
雨量が少なかったことが葉っぱを傷つけた
台風が3つ接近したことにより、
強い風で葉っぱが擦れて傷いた
ということが原因で、
紅葉の色づきが悪くなったと考えられた年もあります。
このように紅葉までの気象や台風などが
葉っぱの色づきに大きく影響します。
全国的にも、紅葉が始まる時期や
色づきの良し悪しには差が出てきますね。
紅葉を楽しみたいのであれば、
ご自身の住んでいる地域が、
平均的に毎年いつぐらいが紅葉の見ごろなのかを
チェックしておくのがおすすめです!!
また、紅葉を楽しめるスポットなどもありますので、
そちらの情報も集めておくと、
紅葉を楽しむことができる確率がアップしますよ♪
私が住んでいるところは、山が見渡せます!!
ですので、毎年1年を通して山の変化を
楽しむことができています。
場所は北海道なので、緑から紅葉、
雪景色と四季折々の変化を楽しむことができるので、
とてもおすすめです!!
まとめ
いかがでしたか?
紅葉はなぜ起こるのかという内容は
参考になりましたでしょうか?
普段は自然の変化を何気なく見ていますが、
こうしてじっくり考えてみると、
とても神秘的で納得のいく内容ですよね。
今までは、何気なく見ていた紅葉も、
今回の説明を頭において見ると、
今までとはまた違った印象を受けるでしょう♪
私も、今年はより一層紅葉を
楽しめそうな気がします☆