成人式、人生の節目のひとつでもあり、
大きな行事のひとつであります。
各地で成人式に出席するべく、
若い人が集まり、大賑わいとなります。
私も、成人式には着物で出席しました。
私は当時、地元を離れて大学に通っていました。
住民票は移しており、
大学のある地域に住んでいました。
地元で出るのか?
地元ではない、現在住んでいる地域で出るのか?
成人式は、地元で出たかったので、
地元で出席しましたよ。
大学のある地域でも誘われましたが、
日にちがかぶってしまい、
断っていました。
希望通り地域の成人式に出られたわけですが、
結果的には、後悔せず、良い思い出となりました。
地元を離れている場合、
地元での成人式に出席する際のポイントは以下の通りです。
- 親との連絡をこまめにとる事
- 着物のレンタル予約は一年位前に行い、出席もそれに合わせて決めてしまう事
- 着物の着付けは、会場に近い場所がおすすめ
- バスや電車、飛行機などの予約は、一か月前にはしてしまう事
以下、体験談をもとに詳しくお話しますね。
成人式の為に地元に帰るのが面倒でも地元で出るメリットは多い!
成人式には、大学が始まっています。
大学の冬休みは、短めです。
私の場合は、休日のあいだに帰って、すぐ戻れば
問題ありませんでした。
地元と大学のある地域は、
バスで数時間の為、何とか講義を休まずに済んだのです。
しかし、人によっては、飛行機の距離で
休まざるを得ない人もいました。
また、大学生だからまだしも、
就職していると、なかなか休みが取れない人もいます。
地元で出る事も、そうなると躊躇してしまうでしょう。
しかし、私は、地元で成人式に出て正解でした。
地元で出る事になると、着物選びも地元となります。
親との日程調整もしやすく、着物をどの店で見るべきかも、
親の方が詳しいので、準備はスムーズにすみます。
私の場合は、着物をレンタルして、
着付けやお化粧、ヘアーメイクもお店に頼みました。
レンタルの場合、かなりはやくから予約が開始します。
希望のお店、希望の着物や小物にする為にも、
はやめにレンタルを決めましょう。
また、早期割引などをしているお店もありますし、
早めに選ぶ事をおすすめします。
そうなると、
出席もそれに合わせて早めに決める事になります。
そんな先の事決められないよ!と思うでしょう。
しかし、一生に一度の大イベント。
一年以上前から、出る決意をして、
会社や学校などを休む手配をして、
万全に挑む方がいいです。
また、どの店がお得で、対応も良いのか、
会場から近いのかなど
親が把握しているので、店は親任せでした。
着物選びは、自分で気にいったものを選び、
親にも見てもらって決めました。
子供の晴れ舞台の姿、親は嬉しいものです。
一緒に選んだり、当日や準備もサポートできるのも
親としては嬉しいものです。
現在、親となったからこそ、
余計にそう思うようになりました。
地元から離れた場所でとなると、
前撮り写真などしなかったり、成人式自体行かなかったりと、
子供の決めた事とは言え、さみしいものとなります。
成長の証でもある、記念すべき日。
親孝行の意味も込めて、参加することがおすすめです。
また、親に協力を求める事は、迷惑ではありませんので、
協力してもらいましょう。
次に、当日、やはり地元の成人式に出席して良かった点を
お話しますね。
地元の成人式に行ってやはり良かった!万全の準備で一生の思い出を!
地元での成人式となると、久しく会っていなかった友達や
元クラスメイトとも会う事が出来ます。
私の場合、高校卒業後、地元の友達とは
数人しかこまめに連絡をとっていませんでした。
その為、中学校以来会っていない元クラスメイトには、
変わっていない人もいれば、
かなり変わった人もいて、行くだけで楽しかったです。
昔話に花が咲いたり、
今は何をしているかなどを近況を話したり、
とても盛り上がりました。
同窓会は参加していないので、同窓会に行かずとも、
昔話などが出来て満足でした。
特に今は、地元で皆で集まろうという話になっても、
小さな子供がいたり地元を離れていたりと参加できないので、
友達に会える時に会っておく事は非常に大事です。
いつか会えるでは、
この先会えなくなる事も十分あり得ます。
成人式に出席できるのならば、
せっかくの友達との再会の機会です。
出席しましょう。
また、着物は普段着た事がなかった私。
とても窮屈なものだとは知りませんでした。
タオルをしきつめ、重たい着物をはおり、
ぎゅうぎゅうに帯を巻かれる。
そして、なれないスプレーなどでかためた
アップヘアーに、なれない着物での歩き方。
特に、帯が苦しくて仕方ありませんでした。
なんとか我慢しましたが、
帯の苦しさだけは、
正直、式も途中で帰りたいレベルでした。
友達の一人は、
苦しすぎて気持ち悪いと言っていました。
その為、地元だと、友達と話し終えた後すぐに
迎えに来てもらい、店も近い場所にあったため
脱ぐ事が出来ました。
着物に普段から慣れていない場合、
会場から近い方が絶対に楽です。
働いてから、着付けを習いに行きましたが、
その時は苦しくありませんでした。
専用の帯のベルトが合ったり、
成人式で着る大振袖よりは重くなかったり、
自分で調整できたりするからでしょう。
しかし、
何よりも着物を着る事になれたことが一番となります。
やはり、慣れていない人は、
着ているだけで疲れてしまいますから、
お店選びは注意しましょう。
着物を脱いだ後は、
ご飯を食べてそのまま大学のある地域へ戻りました。
電車で帰りました。
同じく成人式にでた帰りと思われる人がたくさんいました。
同窓会に出ている人もいるとは言え、
混雑していました。
帰りもそうですが、
行きも混雑する可能性があります。
電車の場合、自由席もありますが、
疲れるので、帰りは特に座りたいところ。
また、飛行機やバスとなると、予約しないと、
席が埋まる可能性があります。
出る決意をしている場合、
遅くとも一か月前には予約しましょう。
かなりハードスケジュールでしたが、
良い思い出となりました。
まとめ
人生に一度しかない、成人式。
仕事や学校で忙しかったり、
地元を離れていたりと、
成人式に出る事を躊躇してしまうでしょう。
しかし、親孝行にもなり、友達と話をして、
昔話で盛り上がる。
貴重な時となります。
また、窮屈ながらも、普段着ない特別な着物を着て、
メイクや髪の毛もしっかりキメる。
普段自信の無い私ですが、
その日だけは自信を持って、明るく話をしていました。
私は、地元の成人式に出席して、
悔いなく、とても良い思い出になりましたよ。
迷っているあなた。
後悔してからでは遅いので、
是非成人式に出席しましょう。