なにかと忙しい子育て中の主婦にとって、
スイッチひとつで洗濯、乾燥までしてくれる洗濯乾燥機は
便利でありがたい存在ですよね。
ふだんは洗濯物を外に干すけれど、
天気が悪い日が続いたり、忙しくて干す時間がないときは
乾燥機のお世話になることもあるのではないでしょうか?
お子さんの野球のユニフォームを
同じ要領で洗濯し乾燥機までかけて
いざ取り出したら、しわしわ!
このままではとても着れそうにない・・・。
そんな経験はありませんか?
- あまりにもすごいしわなのでもしかしてもう戻らないの?
- もしかして買い替えないといけないの?
と心配になってしまうかもしれません。
高価なものなので、そんな簡単には
買い替えられませんよね・・・。
でも大丈夫です!
しわしわになってしまったユニフォームは
『霧吹き』と『アイロン』を使ってしわを
取ることができるんです。
これから具体的な手順をご説明しますので
あなたもぜひやってみてくださいね。
ユニフォームを乾燥機にかけて出来たしわを取るには?素材によって異なる?
ユニフォームに使われているおもな素材はポリエステルです。
野球のユニフォームは上下とも
ポリエステル100%のものが主流です。
他には綿のものもあります。
それぞれについて説明しますね。
ポリエステルの場合
ポリエステルという化学繊維は
本来、しわになりにくい素材です。
しかし、高温によって繊維が縮むと
頑固なしわになってしまうという性質をあわせ持っています。
タンブラー式の乾燥機の使用によって
できるしわがこれにあたります。
ポリエステルのユニフォームについてしまった
しわを取る方法は、
- 霧吹きでしっかりとしわの部分を濡らします
- 濡らしたしわのところにアイロンのスチームを当てます
- アイロンの熱で水分を蒸発させるようにしながらプレスします
です。
アイロンの温度は高温すぎると
ポリエステルの繊維が溶けてしまうため、
当て布をするか中温にするなどして調節しましょう。
アイロンを当ててもしわが取れなかったら、
もう一度洗濯してみてください。
ほとんどのしわは取ることができます。
綿であった場合
同じくアイロンをかけてしわを取ることができます。
その場合は、中温ではなく高温でかけて大丈夫です。
思ったより簡単ですよね?
乾燥機でものすごくしわだらけになってしまっても、
霧吹きとアイロンだけでもとに戻せるのはうれしいですね。
もしお家にアイロンがないときは、
しっかり濡らしてしわを伸ばしておき
風通しのいい場所に干しておいてください。
ドライヤーの風で乾かすのもOKです。
試してみてくださいね。
家でやってもダメな時のシワ取りの最終手段は?
ここまでやってみたけれど、
どうしても頑固なしわが取れなかった場合は
どうしたらいいのか困りますよね。
その時はプロであるクリーニング店に相談しましょう。
クリーニング店でプレスしてもらえば、
頑固なしわも伸ばすことができますよ。
クリーニング店のアイロンは家庭用のアイロンとは異なり、
120~130℃の強い蒸気が出ます。
これでシワを伸ばすことができるのです。
クリーニング店のアイロンは蒸気が出る穴がたくさんあり、
きめ細かい蒸気を出すことができるのです。
このプレスの作業は服が濡れた状態で行われます。
濡れた服を蒸気で乾かしながら、プレスしていくので
しっかりしわを伸ばすことできるというわけです。
アイロンやプレスの仕方はクリーニング店によって
それぞれ違っているので、
持ち込む際にしわを取ることができそうか
聞いてみることは忘れないでくださいね。
お店によっては値段を抑えるために
機械で大量にプレスするため、
細かいしわをひとつひとつ
チェックしていないところもあるんです。
逆に最後のしわまで手作業でしっかり
仕上げてくれるところもあるので、
そういうお店にお願いするようにしてください。
まとめ
ポリエステル素材の野球のユニフォームは
乾燥機にいれると、高温で熱したことによりできてしまう
しわがついてしまいます。
乾燥機にはかけないようにしたい服のひとつです。
しかし、もしもかけてしまって
しわしわになってしまっても大丈夫。
その時は、
- 霧吹きでたっぷりと濡らす
- スチームをあてる
- アイロンをかける
- 当て布か中温に設定
以上のことをすれば実は簡単に
しわを伸ばすことができるんです。
ユニフォームが綿素材だったなら
アイロンをかけるときは当て布なしの高温で大丈夫です。
アイロンをかけるときはしわを
ぐいぐいと伸ばすのではなく、
上から押さえてアイロンを置くようにかけていくのがポイントです。
アイロンをしてみたけれど、
どうしても取れないほどしわが頑固だったなら
最終手段としてクリーニング店へ出しましょう。
お店でするプレスは家庭のものとはひと味ちがいます。
ユニフォームは汚して帰ってくることも多く
洗う機会が多いものです。
うっかり乾燥機にいれてしまうことだって
あるかもしれません。
いつもきれいなユニフォームを着てもらいたいですよね。
もしもしわだらけになってしまっても
今回ご紹介した方法で、ぜひしわのない
きれいなユニフォームにしてあげてくださいね!