夏祭りでは、いろいろな屋台が並んで、
ワクワクしますよね。
どれを食べようか悩んだり、
見ているだけでも楽しいです。
その中でも、ひときわ目立つのは、
丸い真っ赤なりんご飴。
りんごまるまる1個も食べきれるかな。
と言いながら、
いつもぺろりと食べきってしまうんです。
外側の飴をぺろぺろ舐めていくと、
中にはシャキッとした甘酸っぱいりんご。
甘くて、おいしくて、たまりません。
そして持っていると、
かわいく見えるのも買いたくなるポイント。
私は、お祭りで見かけると、
自分だけでなく、家族の分も買って帰ります。
そんな大好きなりんご飴ですが、
賞味期限はあるのでしょうか。
りんご飴をおいしい間に食べたい。
できるなら、たくさん買って何日かに分けて食べたい、
と私は思っています。
しかし、残念なことに、
りんご飴をおいしく食べられる期間は当日なんです。
今回は、りんご飴の賞味期限についてお話しします。
りんご飴は当日その場で食べるのがベスト
結論から言いますと、
りんご飴の賞味期限は、一般的に当日になります。
つまり、買ったその日が、
りんご飴を一番おいしく食べられる期限になります。
冷蔵庫に入れたとしても、
次の日には食べ終わらないと
おいしくなくなります。
残念ですよね。
ちょっとずつ食べたいときもありますし。
確かに、買ったその場で食べたほうが、
家で食べるよりおいしいなっとは思っていました。
お祭りの雰囲気がりんご飴をおいしくするのかなあ。
と思っていましたが、
それだけではないんですよね。
りんご飴は、作る過程で
おいしく食べられる期間が
短くなってしまうのです。
りんごの賞味期限が短いのはなぜ?
なぜりんご飴の賞味期限は短くなってしまうのか。
その理由は、作り方にあります。
りんご飴の作り方を知っていますか。
- りんごに割り箸をさす
- りんごに飴を付ける
- 固まるまで冷ます
という簡単な方法です。
どの手順で賞味期限が短くなってしまうかというと、
一番最初の「りんごに割り箸をさす」です。
通常、りんごは常温保存可能な食べ物です。
保存状態にもよりますが、
6~10℃ほどの涼しい保存環境では、
2週間以上もちます。
こんなに長持ちするのに、
なぜりんご飴にすると保存期間が短くなるのでしょうか。
それは、りんごの中身が外気にさらされてしまうから。
先ほど話した条件というは、
りんごの表面に傷がついていない状態の場合です。
表面に傷が入り、中身が外気にさらされてしまうと、
2日以内には、腐ったり、カビが生えてきます。
ぶよぶよになって、
茶色く変色して・・・
明らかにおいしくない状態になりますね。
りんご飴の場合は、
割り箸をさして、
穴をあけてしまうので、
割り箸をさした場所から
中身が外気にふれてしまうので、
だんだん劣化がはじまります。
だから、りんご飴は日持ちしないのです。
しかも、売られている場所は外です。
夏祭りで売られている環境とは、
周りは揚げ物をしていたり、
人がたくさんいるため、気温も高くなります。
りんご飴にとって、
置かれている環境は、とても過酷な環境。
劣化する速度もはやくなります。
りんご飴を食べるために、
割り箸は必要です。
手がべたべたになったり、
箸やフォークで食べることもできませんし。
箸がさしてあると食べやすいのですが、
ちょっと残念です。
りんご飴の表面の飴も長持ちしない
りんご飴の賞味期限が短くなってしまうのは、
表面を覆っている飴も長持ちしないからなんです。
市販の飴は、暑い日にポケットに入れたりしない限り、
なかなか溶けないですよね。
飴って長持ちするイメージがあります。
どうして、りんご飴の飴は長持ちしないのでしょうか。
それは、りんごから出る水分で
飴が溶けてしまうからです。
また、周りの熱気やぺろぺろ舐めることで、
溶けやすい状態にもなります。
食べていると、
手や口の周りがベトベトになるときありますよね。
まとめ
りんご飴の賞味期限は「当日」です。
りんご飴が一番おいしいのは、
買ってすぐその場で食べることです。
家には持って帰らないのがベスト。
どうしても持って帰りたい時は、
なるべく早く、冷蔵庫で保存する事。
そして、冷蔵庫に入れたとしても、
次の日には食べきらないと
「おいしいりんご飴」ではなくなってしまいます。
たくさん買っても、
次の日までに食べきれないのであれば、
いくつも買うのはやめましょう。
時間がたつにつれて、おいしくなくなります。
表面がパリッとわれて、
中のリンゴがシャキッとおいしい食感は
なくなります。
りんご飴の賞味期限が短くなる理由は、
作るときに、りんごに割り箸をさすからです。
りんごは、
表面に傷がなく、
しっかり皮に守られている状態であれば、
保存期間は2週間以上と、長く保存できる果物です。
しかし、りんごに穴をあけることで、
りんごの中身が外気にさらされてしまい、
だんだん劣化していくのです。
また、表面の飴も長持ちしません。
りんごからでてくる水分や
売られている温度環境によっては、
溶けやすくなってしまいます。
何度も言いますが、
りんご飴がおいしく食べられるのは、
買ったその日です。
りんご飴好きには、残念な話ですが。
おいしいりんご飴を食べたいのであれば、
夜店で買ったら、できるだけはやく食べはじめて、
はやく食べ終わることですね。
あまりゆっくり食べると、
飴も溶けだして、
食べづらくなりますからね。
りんご飴が好きというそこあなた。
買いすぎには注意ですよ。
この夏も、お祭りの屋台でりんご飴を食べるときには
気を付けてくださいね。