日本では3組に1組が離婚するという
データがでているほど離婚率が高くなっています。
その原因は性格の不一致、
経済問題などがあげられます。
離婚していなくても、上記の理由で喧嘩が
絶えない家庭も多くあると思います。
両親の喧嘩を子供はどうみているのでしょうか?
幼い頃から、両親の言い争う姿を見たり
喧嘩している姿をみている子供は
その間どのような事を考え
どうやりすごしているのでしょう?
そして精神的に与える影響は
とても多くなってしまいます。
その点について紹介いたします。
両親にお願いできる?両親に喧嘩をやめてもらう方法とは?
幼い頃に体験した両親の喧嘩だと
泣き叫んで喧嘩を止めようとしたでしょう。
しかし、だんだん大きくなってくると
泣き叫んでも通用しない、
仲裁しようと思って間に入っても
より悪化させてしまったり、
状況を変えることができず、
自分の行動は無意味なのでは?
と感じ行動を起こすことを辞めてしまい、
どうしたら良いのか悩んでしまいますよね。
ただ、理解して欲しいのは
親は完璧な大人ではないという事です。
愛し合って結婚した二人でも
意見の食い違いなどから
衝突してしまう場合があります。
その原因は些細な事かもしれませんが、
当事者にしかわからないことがほとんどです。
喧嘩中はどちらかの肩をもつということは
絶対に辞めましょう。
そして、落ち着いて話せる状況になった時に
両親の喧嘩中に感じている事を
冷静に話してみましょう。
両親が言い争っている間に感じている
恐怖心や戸惑い、不安、
どうして欲しいかを冷静に伝えてみましょう。
喧嘩中は頭に血が上ってしまい、
冷静にあなたの想いを汲み取ることが
できない場合が多いので
両親が落ち着いて話せるようになった時に
話すのがポイントです。
両親の喧嘩をやり過ごす方法は聞こえないようにするのが一番!?
両親に喧嘩を辞めて欲しいという事を伝えても
しばらくするとまた喧嘩してしまう。
どうしても止められない場合、
どのようにして喧嘩が終わるのを
待てば良いのでしょう??
もし、両親の喧嘩が始まってしまったら
みんなはどのようにやり過ごしているのか
まとめました。
・自分の部屋に籠って声が聞こえない様にする
・外出する
・祖父母の家が近くにあるのでそちらに逃げる
・友人の家に逃げる
・イヤホンをして音楽を大音量で掛けて聞こえない様にする
・その場を離れる
やはり、両親の喧嘩している場所から
離れるという方が大多数に思います。
外出できない時などは
音が聞こえない様にしている人がとても多いです。
両親の喧嘩がトラウマになっている人が乗り越える方法とは?
両親の喧嘩が子供に与える影響はとても大きいですが、
具体的にどのような影響がでるのでしょう?
子供にトラウマが残ってしまうと
破滅的な考え方や完璧主義者になりやすく、
人間関係の構築が苦手な人が多いなど
悪い特徴が出てきてしまいます。
また子供が親の立場になった際に
同じことを繰り返してしまう可能性が高くなります。
他にも子供は喧嘩の原因は自分だと思ってしまうと
自己肯定感が低くなり、
問題行動を起こすケースも少なくありません。
ではどのようにトラウマを
克服していけば良いのでしょう?
トラウマはあなたが作り出した幻想です。
このような言い方をすると、
とても冷たく感じてしまうかもしれませんが、
こんな風に考えてみてください。
例えば、災害にあい
家を無くした体験をした2人がいるとします。
一人はショックで立ち直れず、
心を閉ざし引きこもりになりました。
もう一人は命の大切さに気づき、
今を全力で生きようと行動しています。
同じ体験をした2人でも
本人の捉え方次第でこのように
行動や考え方が変わります。
苦しいという感情を押し殺すと
ストレスを感じて体を壊してしまいます。
まずはいったんその気持ちを受け入れてみましょう。
トラウマになった原因の事を思い出し、
その感情に向き合ってみましょう。
とことん向き合うことで
気持ちの整理ができ、心が解放されていきます。
うまく感情の整理ができないようであれば
紙にその時の状況や感じたことを書いてみましょう。
全てが終わったら捨ててしまえばいいのですから。
また、他人(この場合は両親)の許せない部分や
自分の許せない部分も全て含めて受け入れてあげましょう。
人間だれしも完璧な人はいません。
もちろんあなたの両親だって、あなただって
完ぺきではないのです。
欠点があっていいのです。
それを理解して愛してあげてください。
決して簡単な事ではありません。
しかし、あなたの考え方を変えるだけで
両親との関り方や関係性に
光をさすことでしょう。
ここで断ち切り、
あなたにとって最高の人生が送れますように。
まとめ
誰しもが過去に嫌な体験をしたことがあります。
そして、一人ではどうにもできず
悩み苦しんだことがあるでしょう。
しかし、いつまでもその出来事に囚われず、
あなたにとって明るい未来になるように願っています。