運動会といえば
子どもにとってもママにとっても
大きなイベントのひとつです。
運動会では、お子さんのかっこいい姿や
かわいい姿を披露する機会でもあるので、
自然と気合いが入ってしまいますね。
しかし、ママさんからすると
お弁当作りのための早起きや
下ごしらえなどはとても大変です。
今回は運動会のお弁当を
出来合いのものにしよう
と決めたものの、
「他の人はどうなの?」
なんて不安になったあなたへ朗報です。
オードブルなど、
出来合いのお弁当を持ってくるご家庭は
全体の3割もいます!
意外に多いと驚いたかもしれませんが、
実はもっと隠れ出来合い派もいるんですよ。
それでは詳しくご紹介します。
目次
運動会のお弁当で出来合いを買ってもOK?その理由は?
運動会には祖父母も来たりして、
平成の半ば頃までは
手作り派が多かったお弁当。
今は冷凍食品やテイクアウトメニューの増加で、
美味しいものを手軽に用意することが
可能になりました。
そのおかげで、運動会のお弁当に寿司やピザ、
お弁当屋さんの特製お弁当などを選んで
持参する人も増えたのです。
手軽で美味しくなっている世の中の食べ物。
事前に学校側から指定されない限り、
運動会だからといって出来合いがNGに
なることはまずありません。
理由としては2つあります。
1つ目は、
あくまでも運動会に持ち込まれるお弁当は
給食が出ない代わりであること。
2つ目は、
お弁当が保護者の負担になっている事実を
学校側が認識し始めたことです。
特に、2つ目の『保護者の負担』に関しては、
- 運動会を午前中で終わらせ下校させる
- 平常どおり給食を出す
といった対策がとられるようになってきました。
このように、
学校側が保護者の負担を理解している状況で
「出来合いは禁止」とする理由はまったく見当たりません。
そもそも、運動会のお弁当に
出来合いを使ってはいけないという規則は
昔から存在していませんので安心してくださいね。
他人に白い目で見られそうなら出来合いを弁当箱に移すのもアリ!
人は、不安を感じるときほど、
普段は平気なはずの“他人の目”が
必要以上に気になるもの。
しかし、
出来合いのものが白い目で見られるのを
気のせいで済ませるのは難しいですよね。
他人が白い目で見てくる場合で多いのは、
手作りではないことのほか
見た目が明らかに買ってきたものである場合です。
つまりは、
外観さえ変えてしまえば
案外かんたんに対策できてしまいます。
朝早くから起きなくても、
出来合いを買ってお弁当箱へ移し替えてしまえば
あっという間に完成です。
移し替えただけだとバレてしまいそう、
ふと不安になったら、おかずカップを使って
手作り感を演出するのもいいですね。
出来合いの場合は
どうしても揚げ物などが多くなる傾向があります。
そんなときは、
あえて移し替え時の彩り用に追加するのも
見た目のカモフラージュには最適です。
ちなみに、過去に
筆者の友人でコンビニのおにぎりをお弁当箱に
移し替えてきた猛者もいました。
ずいぶんキレイな形だなと思っただけで、
言われるまで気づかなかったことがあります。
やはり、見た目の変化は大きいですね。
北海道や東北地方の一部では、
オードブルや出来合い、注文のお弁当や配達、
屋台の出現が定番化している地域もあります。
そんな働くママに優しい地域に住んでいる方は、
わざわざお弁当箱に移し替える必要はないので
安心して運動会に行くことができます。
運動会をお弁当を買う派と手作り派はどれだけの割合なの?
運動会のお弁当は、今でも手作り派が多く、
約7割の人が前日から下ごしらえをしたり
朝早くから製作に勤しんでいます。
反対に、
お弁当を買う・出来合いを買う派の人は
約3割というアンケート結果があります。
手作り派でも、
一部のおかずを冷凍食品などと
組み合わせている人もいました。
なかでも驚いたのが、手作り派の人でも、
本当は出来合いなどのお弁当を買って食べたい
と望んでいる人が2割もいたこと。
朝早く起きることも、前日から手作りすることも、
みんながやっているから仕方なく合わせている。
そんな「隠れ出来合い派」は、
あなたの周りにも確実にいます。
また、手作り派と買う派で分かれた理由はこちら。
手作り派
- 手作りを食べさせたいから
- 愛情がこもっていると感じてほしいから
- みんながやっているから
- 母親にとって昼食が見せ場だから
買う派
- 衛生面で安心だから
- 料理が苦手だから
- 手間いらずで美味しいから
- この日だけは贅沢しても怒られないから
いくつか面白い回答もありましたが、
手作り派と買う派のどちらも
しっかりとした理由を持つ人が多かったですね。
筆者は手作り派ですが、
ピザが食べられるなら断然出来合い派です。
まとめ
「運動会のお弁当は手作りだ」
「出来合いなんて手抜きだ」
これが少し前までの世間の空気でした。
なぜ禁止になるはずのないことが、
世間では禁止のような空気になっているのか。
筆者も不思議でたまりませんでした。
昔は、共働きよりも専業主婦が圧倒的に多く
お子さんにたっぷりと時間を割くことが可能で、
作り手に余裕があったのも理由と言えます。
子どもの晴れ舞台である“運動会”。
子どもにとって楽しかった思い出になるのなら
手作りだろうと出来合いだろうと関係ないことに
みんなが気づけばいいですよね。