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七五三を3歳の娘にやってないと何が問題なの?忙しいワーママ向け

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七五三は、その名の通り

3歳・5歳・7歳で子どもをお祝いする

日本特有のイベントです。

 

祖父母と住んでいる家では当然のように行われ、

やらないという選択肢がないようにも聞こえる

『七五三』にお悩みのあなた。

 

 

実は、現代では

 

やらなくても何の問題もありません!

 

と、声を大にして言いたいのです。

 

 

具体的にいうと、

 

  • お祝いは個人の気持ち次第
  • 誰かに見せるものではない

 

という理由が挙げられます。

 

 

どれだけ節約しても、七五三をするには

時間もお金もそれなりにかかってしまうので、

問題さえなければ心配もせずに済みますよね。

 

 

当たり前のようにある七五三は

やっている家庭とやっていない家庭で

ちょうど半々というアンケート結果があります。

 

つまり、現在は減少傾向になりつつあるのです。

 

なぜやらなくても問題なしなのか、

なぜ今まではやっていたのかを

もう少し詳しくご紹介します!

 

 

七五三を3歳の娘にやってないと何が問題なの?

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はじめに言ったように、

七五三はやらなくても問題はありません。

 

では、なぜこれまでは七五三が

“やるのが当たり前だった”のか不思議ですよね。

 

 

理由は1つ。

七五三の始まりだといわれている平安時代、

7歳まで子どもが生きられることは稀だったからです。

 

時代が時代なだけに医療は今よりも未発達で、

今では簡単に治ってしまう病も

当時では不治の病と呼ばれたものもあります。

 

 

3歳・5歳・7歳になる前に

子どもがこの世を去ってしまうのが当たり前。

 

だからこそ、

昔の人達は3つの年齢を節目として

「七五三」と呼び祝ったのです。

 

ひとことで言えば、

『子どもの成長をお祝いする日』ですね。

 

 

この習慣は、現代まで引き継がれていますが、

昔のような子どもが長く生きられない環境は

かなり改善されています。

 

そのせいもあって、今の親世代の人ですら、

七五三をやったことがない人が約半分。

 

それでも、

なにも問題なく日常生活を送っています。

 

 

ちなみに、筆者は、

大々的な七五三を経験した過去があります。

 

式場を借り、儀式を行って食事をする、

衣装を何度も着替えたりして

子どもにとっては地獄でした。

 

これは、この記事を読んでいるあなたが抱える

「七五三をやらないのは問題か」という悩みに対し、

“やる派”の意見に負けてしまったからです。

 

 

七五三をやったことがある世代から見ると、

 

「やらないのはおかしい」

 

と問題視されることが

ひとつの「やる」理由になってしまうのは

ある意味こわいですね。

 

 

もう一度言いますが、

七五三をやらなくても問題ないのは

昔の子どもたちと生きる環境や習慣が違うからです。

 

国から罰則を受けるわけでもありませんので

安心してお子さんと過ごしてください。

 

 

七五三でめんどくさいからお参り行かないのもOK?形式が重要なの?

 

どうしても

七五三をやらなければいけない状況になった場合、

一通りの必要とされている内容はこちらです。

 

 

日付

 

11月15日もしくは11月中

 

 

3~7歳で共通のやること

 

神社やお寺などに参拝する

 

 

3歳

 

  • 髪置(かみおき)の儀
  • 対象は男女

 

 

昔は、

健康な髪が生えるという願掛けで、

髪を剃る(丸坊主にする)のが一般的でした。

 

その習慣を3歳で終わりにして、

きちんと髪を伸ばしはじめる儀です。

 

現代では丸坊主自体が珍しいですから、

再現はかなり難しいですね。

 

関西では3歳と5歳を祝うことが多いです。

 

 

5歳

 

  • 袴着(はかまぎ)の儀
  • 男の子が対象

 

 

袴を着始めることに対して祝う儀です。

 

昔は女の子も5歳で行っていました。

 

 

「袴を着る=男として社会の一員へ」という

意味があるので、小さな頃の成人式のようですね。

 

関東は5歳だけを祝うことが多いです。

 

 

7歳

 

  • 帯解の義(おびときのぎ)
  • 女の子が対象

 

 

女の子の場合は、大人の女性のように、

幅広いタイプの帯を解禁するお祝いの儀です。

 

 

これで一通りの必要な項目が判明したので

結論を言えば

 

「形式なんて人それぞれでOK」

 

ということが分かるはず。

 

 

そうです、

参拝もそれぞれの儀も

特定の堅苦しい形式など本当はありません。

 

つまり、重要なのは形式ではなく気持ちです。

 

祝う気持ちさえあれば、参拝の必要もありません。

 

 

昔ながらの七五三ですと、参拝のときに

神社の場合は「玉串料」や「初穂料」を渡し、

お寺の場合は「お布施」を渡します。

 

しかし、

参拝にかならず必要なわけではなく、

祈祷をしてもらう場合のみ必要になります。

 

ここからさらに、地域によっては筆者のように、

式場を借りて何かを披露・写真を撮影する

といった、本来は不要なおまけが付いてきますよ。

 

 

まとめ

 

やる・やらないの線引きがあいまいな『七五三』。

 

昔のように差し迫った理由もないので、

あなたのように七五三をやることに対して

疑問を持ち悩んでしまう人も多いです。

 

 

そういった悩んでいるときに限って

やる派とやらない派が出てきてしまい、

結局どっちにすればいいんだと混乱しますよね。

 

 

七五三の本来のあるべき姿は“気持ち”

 

伝言ゲームがかならず途中でおかしくなるように、

筆者としては、現代まで伝わった七五三も

どこかおまけが付きすぎている気がしてなりません。

 

 

最後に七五三の定番“千歳飴”の小ネタです。

 

「ちとせ(あめ)」は『命が長く伸びるように』

の意味が込められているアメです。

 

もちろん、

準備しなければ問題、とはなりません。

 

 

けれど、現代の千歳飴は食べやすく

小さくカットされているものが増えました。

 

意味を知っていると思わずツッコミたくなりますね。

 

 

あなたの悩みが解決すれば嬉しいです。

 

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