お祝いの席などでよく食べられるちらし寿司。
子供から大人まで幅広い年齢の方に愛されており、
食卓に並ぶと一気に華やかさが出ますよね。
スーパーなどには必要な材料がセットになって
販売されているものもあるので、
他のお祝い料理に比べて作りやすいのも人気の秘訣です。
しかし、そんなちらし寿司。
「寿司」という言葉が入っているので
一見冷蔵保存するのがベストかと思われがちですが、
実際に冷蔵庫に入れるとなぜか固くなってしまいます。
せっかく作った美味しいちらし寿司なのに、
保存方法を間違えて寿司が固くなってしまったら
おいしさ半減で悲しいですよね。
張り切っていた気持ちも切ないものになってしまいます。
夜食べるために朝作っておいた場合や
しばらく置いておきたい場合には、
一体どこに置いておけば
いい状態で食べることができるのでしょうか。
実は、冷蔵保存では
ラップや新聞紙で包んで野菜室に入れておけば
数日間は美味しく保存しておくことができるんです!
もし冷蔵庫を使いたくない場合は、
水で濡らしたキッチンペーパーをかぶせておけば
常温でも美味しく保存ができるんですよ。
ほんの一手間加えるだけで
美味しいままをキープできるのなら
やってみる価値はありますよね!
今回は、そんなちらし寿司の適切な保存方法について
詳しくご紹介していきたいと思います。
ちらし寿司を冷蔵庫に入れると固くなるの?なぜそうなるの?
ちらし寿司は、錦糸玉子や海鮮など、
カラフルで様々な具が上にのっているのが特徴です。
地域によって、上にのせる具や
ご飯に混ぜる具などは違ってきますが、
どんな具が入っていたとしても
作りたてが一番美味しく感じるでしょう。
ですが、大勢のために作ったちらし寿司が余ってしまった、
もしくは、張り切って朝から作っておいたちらし寿司を
美味しいまま保存しておきたい。
このような意見は必ず出てくるはずです。
ナマモノが入っている時点で
すぐに冷蔵庫に入れなければ
鮮度が落ちてしまうと思うのが一般的なので、
あなたも、冷蔵庫保存が基本だと
思っていたのではないでしょうか。
しかし!
実際に冷蔵庫に入れておき、
いざ食べる時になるとご飯が固くなっていたり
パサパサになっていた経験はありませんか?
これは、酢飯の中に含まれているでんぷんが
劣化してしまったことが原因なんです。
酢飯に限らず、白米なども同じです。
炊きたての白米を放っておいたり
冷蔵庫に入れておくとパサパサに乾燥しているのも
同じ理由なんです。
ご飯は低温の場所が苦手のようですね。
これでは、作りたての美味しいちらし寿司が
どんどん美味しくなくなってしまいます。
何かいい方法はないのでしょうか?
次は、そんな問題を解決するべく、
ちらし寿司の保存方法についてご紹介いたします。
ちらし寿司を冷蔵庫に入れずに保存する時はどうすればいい?
ちらし寿司は、上にのっている具材や
中に混ぜ込んである食材、
そして部屋の中の温度によっても
美味しく食べられる保存方法が変わってくる料理です。
ナマモノがのっている場合は、
できればナマモノだけでも冷蔵庫に入れるのがベストです。
やはり、傷んでしまうとお腹を壊したり
鮮度が落ちてしまうのは間逃れないからです。
どうしても冷蔵保存で固くさせたくない!という場合は
部屋の温度はできるだけ低く設定し、
水で濡らしたキッチンペーパーを
ちらし寿司の上からかぶせます。
その上からさらにラップをかけて
水分が蒸発するのを防ぎましょう。
できれば、冷暗所のような場所に置いておくと
さらに効果が期待できます。
こうすれば常温でも
1〜2日は美味しい状態をキープすることができますよ。
実際に私も、子供のお祝い事で
ちらし寿司を作る機会がよくあります。
私の住んでいる地域では、
特に独特なちらし寿司というものはなく
一般的な錦糸玉子やいくら、海鮮など
まさにメジャーなちらし寿司です。
子供のお祝い事は、1年に数回しかないので、
毎回作るたびにどうしてもはりきってしまい(笑)
ついつい作りすぎてしまったり
朝早くから作り終えてしまったりして
保存にはいつも困っていました。
やはり、海鮮類は菌などが繁殖して
傷んでしまうのが怖かったので
食べるギリギリまで冷蔵庫に入れておきました。
酢飯の方は、ラップに包んで
時間までできるだけ温度の低い場所に置いておいたのですが、
どうしてもお米は固くなってしまっていました。
これら方法を知ってからは
美味しいちらし寿司を食べることができています。
まとめ
いかがでしたか?
ちらし寿司は、子供の行事やお祝い事などで
よく作られる定番の料理です。
子供から大人まで人気のメニューなので
よく家庭でも出てくる料理だと思います。
しかし、保存方法を間違えると
お米が固くなってしまい、
せっかくのお祝いの料理が台無し。
美味しく作ったご飯も
美味しさが半減してしまいます。
使っている具材や
混ぜ込んでいる食材などに気をつけて
正しい保存方法で置いておけば
今まで固くなっていたお米も
柔らかい状態のままキープすることができますよ。
ラップで包んで新聞紙で包んだ後に野菜室、
もしくは水で濡らしたキッチンペーパーを
かぶせておくのがポイントですね!
あなたも、ぜひこの方法で、
お祝いの雰囲気を崩さないように
料理をだしてあげてくださいね。