女性は自分の体に新しい命が宿った時に、
様々な体調の変化があります。
初めての妊娠ですと、
特に戸惑う事ばかりです。
私も初めて妊娠した時は、
初期に出血があった為、
仕事を休み、自宅安静の指示が出ていました。
出血は収まりましたが、
その後は、酷いつわりの日々でした。
つわりが始まってからは、
何をしていても気分が悪く、
家で寝ている事しか出来ませんでした。
丸1ヶ月は、仕事を休み、
ただ耐えるしかなかったです。
毎日、赤ちゃんは大丈夫なのかな?
という心配な気持ちと、
仕事を休んでしまい、
申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
早く仕事復帰したいと思っても、
妊娠中の自分の体は、自分の気持ちとは裏腹に、
言うことを聞いてくれません。
無理は出来なかったです。
私のように、職場の人が理解してくれて、
休みをもらえた場合は良かったですが、
全員が休めるわけではありませんよね。
妊娠初期に、出来るならば、
私は電車に乗りたくありません。
電車に乗ってしまってから、
体調が悪くなってしまっては、
逃げ場がありませんよね。
ですが、電車通勤している方には、
仕方のない事なのですよね。
今回は、
妊娠初期の電車に乗る時の注意点について
紹介いたします。
妊娠初期に通勤電車に乗る時の注意点とは?
妊娠初期に電車に乗る場合、
不安な事はたくさんありますよね。
通勤時間帯の人は、急いでいるので、
ぶつかって来る人が多いです。
まだお腹が出ていないので、
いくら妊婦マークを付けていても、
妊婦とは気付かれにくいです。
自分の身は、自分で守るしかないのです。
あまりにも不安な場合は、
通勤時間をずらし混雑を避けましょう。
毎日満員電車で通勤していた方は、
妊娠前と同じ電車で通勤するのは、
厳しい可能性があります。
満員電車で座れない場合、
腹部への圧迫も心配ですし、
息苦しさを感じる事があります。
ずっと立っているのも辛いです。
車内で倒れてしまっては、大変です!
また、妊娠前は、
エレベーターやエスカレーターを
使用する事がなかった人も
無理をせず使用するようにしましょう。
個人差がありますが、
私は妊娠初期に歩き回るのが辛かったです。
普段エレベーターを使う事がなかったので、
嫌でしたが体がついていかないので、
無理をするのはやめました。
妊娠前の体と同じようにはいかないので、
自分の体と相談しながら、
無理をしないようにして下さい。
妊娠初期は通勤電車を避ける時間に出勤するのは現実的か!?
体調があまり優れない場合は、
まず、座れる時間に電車をずらすのを
検討するのはどうでしょうか?
時間をずらしても座れない場合や、
出社時間に間に合わなくなる場合は、
思い切って職場に相談してみましょう。
安定期に入る前に、
職場に伝えるのは嫌な方もいます。
その場合は、上司に安定期に入るまでは、
公表したくない旨を伝えましょう。
業務上、どうしても
話さないといけない場合もあるでしょうが、
出来るだけ、こちらの要望を
聞いてもらえるのではないでしょうか?
妊娠と言うのは、デリケートな問題なので、
考慮して頂きたいものです。
妊娠経験者の方が職場にいれば、
状況を分かってもらいやすく心強いですし、
相談しやすいでしょう。
また、母性健康管理指導事項連絡カード
というものがあります。
こちらのカードは、主治医から職場に、
働く妊婦さんに必要な措置を連絡するカードです。
そのカードがあった方が、
職場に説明しやすい場合は、
主治医に書いてもらうとよいでしょう。
たいていの母子手帳には、
様式がのっていますので、
コピーをして使用しましょう。
その他には、
厚生労働省ホームページからも
ダウンロード出来ます。
職場には言いにくいですが、
自分と赤ちゃんの為です。
無理が効く方もいますが、
妊娠前の体とは違います。
よく考えてみて下さいね。
まとめ
気遣う事がたくさんあり、
大変な思いをされている事でしょう。
車通勤と違い、
体調が悪くなったら
自分の意思では休憩が出来ません。
次の停車の駅まで、
降りる事が出来ないので、
我慢するしかありません。
妊娠初期の体調不良を経験している身としては、
確かに職場を休むのは気まずいです。
しかし、初期の大事な時期に無理をし、
万が一の事があったら後悔しませんか?
私も気まずい思いをしましたが、
徐々に割り切れるようになりました。
赤ちゃんが無事だったので、
休むという選択をして良かったと
思っています。
人それぞれ考えもありますので、
休んだり、時短勤務にする事に対し、
文句を言われる事があります。
ですが、今赤ちゃんを守れるのは、
母親である自分だけです!
その事は忘れないでください。
つわりや妊娠初期の様々な体調不良に悩んでいる時に、
辛い事を主治医に話しました。
その時に赤ちゃんが休んでと言っているんですよ
と言われて、ハッとしました。
それまでの私は、体調が悪い事で、
仕事に行けない事、
家事が思うように出来ない事、
毎日自分を責めていました。
主治医にその言葉を言われてからは、
今は休むしかない!
と言う考えになれて、
自分で出来ない事は、
家族に頼るようにしました。
ゆっくり休む事に対し、今は仕方ないと
割り切れるようになったのです。
妊娠初期の大事な時期を
みなさんも大切に過ごして下さい。