記事内に広告を含む場合があります。

一般的に入れ歯は何歳から使用するもの?早い人は30代から!?

健康
スポンサーリンク

歯のお手入れ、きちんとしていますか?

10代ですでに60%の人が

歯周病にかかっていると言われる現代。

もし、歯が抜けてしまったら、

入れ歯なども選択肢の一つとして、

考えていかなければいけませんよね。

 

今回、その入れ歯について、

いつ頃から使用するものか紹介いたします。

入れ歯は何歳から使用するの?早い人は30代からって本当?

入れ歯は、おじいちゃん・おばあちゃんになってから使うもの、
そんな風に思っていませんか?実は、そんなことはありません。

 

きちんと歯のお手入れをしておかないと、若くても入れ歯を
使用しなくてはいけなくなってしまいます。

 

早い人だと30代から入れ歯を使用し始める人も
いるくらいなのです。

そもそも歯を失う原因は?

そもそも、私たちは何が原因で歯を失ってしまうのでしょうか?

その主な原因は、歯周病と虫歯です。

そうなんです、加齢ではないんですね。
歯の健康に年齢は関係ないので、

若くても歯を失う人もいれば、

年老いたからといって必ず入れ歯になる

ということでもありません。

 

では、歯周病とはどんな病気なのでしょうか?

皆さんも、「歯周病」や「歯槽膿漏」といった言葉を

歯磨き粉のコマーシャルなどで、

耳にしたことがあるでしょう。

 

歯垢の中には細菌がいます。
実に300~500種類の細菌が潜んでいるんですね。

そして、その細菌が歯肉に炎症を
起こしてしまうことがあります。

この炎症性疾患のことを、歯周病と呼びます。

 

さらに、この歯垢を放置しておくと、

やがて石のように固くなり、

歯の表面に付着してしまいます。

これを歯石と呼びます。

 

歯石は歯ブラシでは取り除くことができず、
歯石の周りから歯周病がさらに進んでしまいます。

 

そして、この歯周病を放っておいてしまうと、
炎症がどんどん進んでしまいます。

すると、歯を支えている

歯槽骨が溶かされていき、

最終的に歯が抜けてしまうのです。

この重度の歯周病のことを、歯槽膿漏と呼びます。

スポンサーリンク

入れ歯を使用しないでいるとどんなデメリットがあるの?

「入れ歯を作るのにお金がかかる」
「入れ歯を使うと違和感があるから、使いたくない」
「入れ歯がなくても、他の歯で噛めるから、入れ歯は必要ない」

など、歯が抜けてしまっても、色々な理由で
入れ歯を使用しないでいる人もいます。

果たして本当にそれでよいのでしょうか?

実は、歯が抜けたままにして、

入れ歯を使用しないでいると、

様々なデメリットがあるのです。

 

まず一つ目のデメリットは、

反対側の歯が伸びてきてしまうということです。

 

例えば、右上の奥歯が1本抜けてしまったら、
それまでその奥歯と噛み合っていた右下の奥歯は、
噛み合う相手を失ってしまったので、
空いてしまったスペースを埋めるために

伸びてきてしまいます。

これを挺出(ていしゅつ)といいます。

 

しかしこの挺出は、歯自体が伸びているわけではなくて、
歯が歯肉から出て来てしまっている状態なので、
そのままにしていると、徐々に歯がぐらついてきて、
結果的にこの右下の奥歯まで抜けてしまうのです。

 

歯が挺出すると、他の歯と高さに差が出てしまうので、
噛み合わせも悪くなってしまいます。

 

そしてさらに困るのが、後々右上の奥歯を入れ歯や
インプラントにしようとしても、下の歯がそのスペースを
埋めてしまっているため、治療が出来ないことがあることです。

 

二つ目のデメリットは、抜けた歯の前後の歯が、
スペースを埋めるために傾いてしまうことです。

こうなると、歯並びが変わってきてしまい、
しまいには顔の輪郭も変わってしまうことがあります。

 

三つ目のデメリットは、

嚙む力が弱くなってしまうことです。

 

例え1本でも歯が抜けると、

噛む力がとても弱くなってしまうんですね。

そうなると、硬いものが食べられなくなったり、
よく噛んで食べないので胃腸に負担がかかってしまうのです。

入れ歯を使用しない場合に、インプラントは有効?

「それでも入れ歯は嫌だ!」「入れ歯は取り外しが面倒くさい」
などと思う方もいますね。

それでは、そんな方には
最近話題のインプラント治療は有効でしょうか?

 

インプラントとは、

歯の無くなった所に人工の歯根を埋め込み、

その上に差し歯をつけるタイプの義歯です。

 

顎の骨の中にネジのようなインプラント体を埋め込み、
それが歯の根の代わりになってくれるのです。

 

インプラントだと、見た目もきれいで、

食後に外したりという面倒な手間もかかりません。

 

隣の歯を削ったりせずに治療ができるので、
削ったところから他の歯が虫歯になる

というリスクも防げます。

 

しかし、保険適用外の治療になるため、

高額な費用がかかってしまいます。

 

そして、歯がたくさん抜けてしまっている場合、

それを全部インプラントにすると顎の骨に

負担がかかりすぎてしまうため、

それはできません。

 

その場合は、数本のインプラントとブリッジを
組み合わせて治療が行われます。

まとめ

入れ歯がいいのか、

インプラントがいいのかは一概には言えず、

抜けてしまった歯の本数や、治療費にどれだけかけられるかなど、

人それぞれその人に合った治療法を選ぶ方がよいでしょう。

 

しかし、何も治療をせず入れ歯を使用しないのは、
他の歯にも影響が出てくるのでやめましょう。

タイトルとURLをコピーしました