旦那さんの実家から言われた一言が、
ずっと忘れられない
と言う経験、ありませんか?
結婚をして1年経つか経たないかの時期から、
私も旦那の実家からの“子供はまだ?”攻撃が
激しくなりました。
きっかけは、
私達よりも数か月あとに結婚した旦那の妹の方に、
先に子供が出来たからだったのですが、
私の方が旦那の妹よりも
だいぶ年上だったこともあり・・・。
早く産まないと、育てるのが大変よ!と、
私が直接言われることも辛かったのですが、
義母は、旦那にちょくちょく連絡を入れて来ては、
あなたのところはまだなの?
妹のところは、いついつが予定日みたいよ。
とか、
妹のところは女の子みたいよ。
でもあなたのところは、
男の子がいいわよね。とか。
田舎の長男ではあるものの、
田舎を出て離れて暮らす旦那。
そしてその嫁の私は、
そのくらいは言われても仕方がないのかな?
と思いつつ、でも、
義母から色々連絡が来るたびに
旦那と気まずくなるのが、辛くもありました。
そうこうしている間に、
妹のところとは2年遅れで第一子、長男を出産。
これでようやく、まだなの?
と言われずに済むなと思っていたら、
今度は妹のところに第二子が・・・。
子供が産まれる前と同様に、
妹のところの第二子の影響を受けて、
長男が1歳を過ぎた頃から、
今度は“二番目はまだなの?”攻撃が
はじまりました。
お正月に帰省した時、
私が眠そうな息子を抱っこしていると、
二番目はまだなの?と
息子の顔を覗き込んで来て、
「一人っ子じゃかわいそう。」と
義母が言った言葉が刺さり、
ずっと忘れられません。
私は、一人子じゃかわいそう。と言う言葉を、
実のおばあちゃんから言われた息子がかわいそうだ
と思ってしまいました。
私が言われることは
いくらでも我慢できますが、
孫の顔をわざわざ覗き込んで、
「かわいそう」と言う神経が
理解できませんでした。
一人子は、かわいそうじゃない!
と、私は言い切ります。
出産退職して専業主婦が子育てしてるから第二子は当たり前!?
息子が3歳になり、幼稚園に入る頃、
旦那の実家からは、そろそろ手が離れるんだから、
二番目を真剣に考えないとね。
と、言われるようになりました。
真剣に考えていないわけではありませんでした。
言われるたびに、辛い気持ちになりましたが、
考えていない訳では無いんですよ。と答えて、
強く反論をせず、受け流していました。
兄弟が居る方がいいだろうな、
と私も思う部分はありました。
でも、第二子は当たり前、
と言うプレッシャーを
こんなにも強く受けるのは違う
と思っていました。
旦那に相談しても、言わせておけ。
としか言ってはくれませんでしたが、
息子にだけはこれ以上、一人っ子でかわいそう。
とは、言わないで欲しい。と願っていました。
悪気はないのかもしれませんが、
旦那の実家に帰省するのが、
このこともありとても苦痛でした。
かわいそうじゃないよ。
一人っ子もみんなと変わらずに、
幸せになれるんだよ。
パパもママも一生懸命育ててきたからね
と、言えるように。
一人っ子は一人っ子なりの子育てをしていこうと、
考えるようになりました。
子育てで一番大変なことは先輩ママや義理実家の心無い言葉だった!?
息子が入園した幼稚園で、
3人のお子さんを持つママさんと
仲良くなりました。
彼女は私と同じ年でしたが、
先に子育てを2人している分、
色々な場数を踏んでいて、
私の悩みにもすぱっと答えてくれました。
兄弟が多い、少ないに関係なく、
子育ての何が一番大変って、
その子その子に合わせて、
母親は一生懸命試行錯誤しながら
一緒に成長をしている。
にも関わらず、そういうのを完全に無視して、
自分の考えや感覚を押し付けで言って来る外野の言葉、
これが一番面倒なんだよね。
ああ、確かに!
義理の母の言うことなので、
私は完全に無視をしたりできなかったけれど、
そうなんだ、相手はあくまでも外野なんだ。
この子の子育ての前線に居るのは、
常に私なんだ。
これから先、もしかしたら兄弟が居た方が
さみしく無いのかもしれないけれど、
義妹のところは義妹のところ、うちはうち。
そうはっきり思えるようになってから、
少し自信が持てるようになりました。
小学校、中学校と子供が成長していくたびに、
節目節目で何かとまた、
あちらと比べられてはいますが(苦笑
ある時期までは兄弟、兄弟。
と言われてしまっていたことも、
時期が過ぎれば義母も諦めたようで、
言われなくなりました。
まとめ
兄弟がいる方が幸せ、と言う価値観を
持っている人が多いのは事実です。
私もそれは否定をしません。
でも、一人っ子には一人っ子なりの子育てがあり、
一人っ子だからと言って、
必ずしもみなわがままになるとか、
兄弟が居ないから絶対にさみしい、
と言うことは無いはずです。
世の中の一人っ子の人は、
みんなかわいそうなのでしょうか。
一人っ子の人はみんな、
「自分は一人っ子でかわいそうなんだ」
と思っているのでしょうか。
一人っ子だからかわいそうと言う考えを
植え付けてしまうことの方が、
よっぽどかわいそうじゃありませんか。
外野はどうしても、自分のところにボールを集めたくて、
大きな声で掛け声をかけて来るものですが、
ボールを常に持って試合を進めているのは、
いつだってママなんです!
そのことをどうか忘れずに
乗り切って下さいね!