赤ちゃんの黄昏泣き(コリック)。
子育て中のお母さんはほとんどの方が
聞いたことあるのではないでしょうか。
はっきり診断されたわけではありませんが、
うちは長女がこれでした。
もちろんはじめのうちは分かりませんでした。
とにかく夕方になるとスイッチオン。
ものすごい勢いで
何をしても泣くんです。
そしてスイッチオフ!のように
突然泣き止む。
初めての出産からまもなくで
どうしていいか分からず、
長女と一緒に泣いたことも。
夕方が来るのがこわくて
いつ泣き出すかとビクビクしていました。
爆発しそうになって
ひとりベランダに逃げたこともありました。
今回はどのようにしてその時期を乗り越えたか、
わたしの経験談とコリックの対処法を
いくつかご紹介します。
子育て中イライラするほど頭に響く自分の赤ちゃんの泣き声
自分の子供を持って初めて分かることですが、
わが子の泣き声って
ほんとうにイライラします。
誰の子だろうと泣くとうるさくてイライラするでしょ、
と首をかしげる人もいますが、
わが子の場合はちょっとちがうんです。
同じ室内にいるからとか
一日中聞いているからとかいう理由もあるでしょうが。
病院の待合室やレストラン、最近あったのは
写真館でむりやり衣装を着せられる
よその赤ちゃんたちの泣き声をきいても
「あら、かわいい」とさえ思えてしまう。
それがわが子だと焦りとイライラで、
余裕がないときは押しつぶされそうに
なるのです。
その原因はわが子を守る母性本能にある、
とたくさんの人が言っていますね。
なんとなく納得します。
子育てに疲れた上に泣きやまない原因がわからず逃げたい気持ちに!
長女はthe抱っこちゃんで、
昼間はおっぱい、おむつ以外は
とにかく抱っこしていれば満足な子でした。
しかし生後5週くらいのときに
それはやってきました。
夕方くらいになると
スイッチが入ったように泣き始めて
泣き止まないのです。
いろんなことを試しました。
お腹はすいていない、
おむつもきれい、
抱っこしてものけぞって泣く、
音楽もおもちゃもダメ、散歩もダメ。
最終的には抱っこして
狭いアパートの中をぐるぐる歩き回っていました。
そうすると突然ピタッと泣き止むのです。
本当に苦痛でした。
泣き声にイライラさせられることもですが、
泣いている長女に何もしてあげられない、
もしかしたら具合が悪いのかもしれない、
かわいそうでなりませんでした。
何日かして、姑が
いわゆるコリックだと教えてくれました。
おなかにガスをためないように、
ゲップをよくさせなさい、と。
たしかに長女はゲップがへたで
あきらめることも多かったですし、
泣き止む前によく大人並みのおならをしていました。
今思えばガスが出て
気持ちがよくなったのでしょうね。
念のため連れて行った小児科の先生も
姑と同じことをいっていました。
成長して消化器官が発達すると
ガスをためなくなって
自然に治まります。
黄昏泣き(コリック)が治まるまでにしたこと
その話しを子育てで疎遠になっていた友人にしたところ、
ドイツのメーカーの哺乳瓶をプレゼントしてくれました。
赤ちゃんがミルクを飲むときに
空気を飲み込みにくいエアシステムになっていて、
お腹にガスがたまるのを防ぎます。
なんて画期的。
自分で同じものをもうひとつ注文し、
その日から長女はその哺乳瓶しか
使いませんでした。
友人や姑にすすめられて
オリーブオイルをつかって
お腹をやさしくマッサージしてみました。
長女ははじめのうちこそ
なんだか変な顔をしていましたが、
そのうち大好きになって
おとなしくうっとりとするようになりました。
マッサージ中にお腹が動く音がゴロゴロしたり、
大きなおならが出たり、ときには便が出たりと
効果を感じました。
お風呂も効果的でした。
お腹がよく動いたのか、単に気がまぎれたのか。
それは長女にしか分かりません。
ただ泣き出してからではもう遅かったです。
泣く時間をみはからって入れると
その後は泣かない、といったことが何回もありました。
ただ夕方お風呂に入れるのは
時間的に夕食の準備があるので
そこが問題でした。
まとめ
わかりやすくコリックの対処法をまとめてます。
・授乳、ミルクのあとゲップを必ずさせる
・オリーブオイルでお腹マッサージ
・赤ちゃんの空気の飲み込みを抑える哺乳瓶を使用
・お風呂
わたしがしたのは上の4つですが、
他にも
・赤ちゃんの消化をたすけるお茶を飲ませる
長女は味がダメで飲みませんでしたが
インターネットでは口コミは良いです。
あとはコリックが治まったころ
助産師さんに聞いたのは、
・赤ちゃんをうつぶせの状態で、
赤ちゃんの胸が二の腕に乗るように抱き、
あいているほうの手で頭をささえてあげる
というもの。
ネットでものっています。
試してみたかったな。
赤ちゃんに泣かれると本当に辛いですが、
毎日見ているとふとその原因が分かるものです。
あと、頼りになるのが
自分の子供より1、2歳年上の子をもったママ友。
自分と同じ状況をつい最近経験しているので
いいアドバイスがもらえます。
そしてコリックもそうですが、
時間と成長が解決してくれる問題って本当に多い。
そう思ってゆったりした気持ちで
赤ちゃんと接していけたら、です!