一人っ子のママはお子さんが小学校に入学する時に、
ひとつ覚悟をしておかなくてはならないことがあります。
脅すわけではないのですが、小学校は6年間有り、
この期間一人っ子のママが役員を逃れきることは
よほどのマンモス校でもない限り難しいです。
フルパートの仕事を持っているから、それで断れるでしょ?
と考えているならば、正直甘いです。
と言うのも、お子さんが幼稚園のうちは
専業主婦をしていた方々も、
小学校に上がり、学校生活に慣れてくる2学期頃から、
多くの方が、パートを始めたりするので、
一人っ子でも兄弟が居ても、
仕事を持っている方の比率が一気に変化するので、
パートとフルパートの差はあまり考慮して貰えません。
専業主婦で一人っ子のママは
確実にどこかのタイミングで、役員を
それも2回位はやらなくてはならない可能性があるので、
周りのママと適度なコミュニケーションを
取っておくことが大切です。
一人っ子のママがPTAで大変な役を回避する策は?
最近は、PTA役員の負担を減らす動きもあるようですが、
それでも細々とした行事やベルマークの回収、
地域のパトロールや広報誌の発行などは、
どの学校でも行われていることです。
お子さんが低学年のうちは、
上にご兄弟がいて役員経験があるママでなければ、
三役や部長などを押し付けられる可能性は低いので、
ポイント制の場合は特に、
低学年のうちに平委員をさっと、
済ませてしまうことが良いでしょう。
もしも同じ学年に幼稚園や保育園の頃から
仲の良いママが居るのであれば、
学校でのお子さんの様子を知ることもできるので、
2年生か3年生でサクっと一緒に、
役員をやってしまうことも手です。
1年生で早々に自らやってしまってもいいかな?
と思う方もいるかもしれませんが、
1年生で早々に役員をされる場合は、
周りの様子に少し注意をして下さい。
と言うのも、確実に学年が上がると
中学受験のお受験のママ達は、
自分たちが5,6年生での役員を逃れるために、
あれやこれや手を打ってくることがあります。
彼女達もそつなく低学年のうちに役員を済ませ、
2順目の対象になりそうになると、
なんだかんだと理由を付けて、
一人子ママにうまいこと言って
頼み込んでくる場合があります。
そこまで頼まれるんだったら、
受けてもいいかな、と言う軽い気持ちで
高学年の役員を2順目で受けてしまうと、
2順目と言うことで、部長に選ばれてしまったり、
自分の学校のPTA活動だけでなく、
周辺の学校と合同のPTA総連の方の仕事まで
対応しなくてはならないことがあります。
また、ご自分のお子さんの卒業式当日に、
役員の仕事の方を優先にしなくては
ならなくなってしまうこともあります。
2順目に関しては、きちんとリサーチしてから
受けることがベストです。
ママ同士の人間関係のことや、
委員の中にボスキャラが居たりして
大変なこともありますが、
子供の人間関係に直結
していることをわきまえて、
適度な具合に役員の仕事をこなし、
周りと衝突せずに過ごせば、
案外楽しく、役員仕事をやりきることができます。
本気を出して仕事をこなしてしまうと、
役員が好きな人、結構出たがりさん?
と言う印象を与えてしまい、これもまた、
上の学年で再入閣の声が掛かってしまう
可能性を上げてしまいます。
ですので
役員をやって色々なママと親しくなれて
勉強になりました。
でも役員仕事って1年やっても
なかなか慣れないものですね。
自分なりにはがんばりましたけど、
1年終えてほっとしています。
すごく緊張した1年でした。
と言うようなスタンスでいることが大事です。
私は一人っ子、フルパート持ちでしたが、
どうせやらなくてはならないなら、
3年生か4年生の時に1回と思っていました。
しかし、自分の思う通りにはならず、
2年生の時に、周りが第二子、第三子の出産を
控えた人が多かったことと、
下に小さなお子さんが居る方ばかりで
役員を構成してしまうと、
周年行事への対応は難しそうだ、と言うことで、
消去法で学年委員さんからご連絡があり、
広報の平委員を受けることとなったので、
1年間そうしたスタンスで過ごしました。
仕事を持っているか、持っていないかと言うことよりも、
下に小さなお子さんが居るか、居ないか、
出産を控えているか、居ないかが最も重要視されるので、
突然に声掛けがあっても困る、と言う場合は、
周りの状況を事前にそれとなくリサーチして
一人っ子のママに声が掛かる可能性が上がるかどうかを
調べておくことも大切です。
一人っ子のPTA役員が直面したイベント事での悩みとトラブル!
役員をお受けした後で、細々とした仕事の内容と、
度々の会合が面倒だ、ということは
別の学年のママから漏れ聞いていたので
どうにかこうにかやり過ごしたのですが、
一番困ったことは、PTA主催の
お祭り当日の準備と手伝い、運営と片付けを
私が対応中の時の息子のケアでした。
役員の仕事そのものは事前に
役割分担もきちんとされているので、
そつなく進めることが出来たのですが、
当日低学年の子供たちは、
母親と一緒に保護者が出している露店を回り、昼を食べ。
と言うことになっていて・・・。
私は終日裏方なので、旦那に来て貰えるように
頼んでいたのですが、急な仕事で来れなくなり、
実家のじじばばの動員も当日の連絡ではNG
上に兄弟でもいれば、兄弟と一緒に回って!
と言えるところですが、
一人っ子なので、その裏技も使えず。
結局息子は急遽、
クラスのお友達とそのママと一緒に回ることに。
前々から、そのようにしようね、
と話していたのなら、子供の気持ちが
落ち込んだりはしなかったのですが、
当日、せっかくの行事に
ちょっと暗い顔をさせてしまいました。
上でも下でも、やはり兄弟が居るお子さんは
そういう時意外と切り替えが早かったりするのですが、
一人っ子は低学年の頃はまだまだ、
ママ、ママの部分があるので、
役員仕事をしながらも自分の子供の事もきちんと
気にしてあげないとならないな、
と、私もその時勉強になりました。
とは言え、役員で行事の仕事をしている時に、
自分の子供の事ばかりを気にしたり、
優先にし過ぎると、周りから批判が
出ることもあるので、バランスが必要です。
まとめ
PTA役員の仕事は面倒なことも多いのですが、
どうせ6年間のうちに一度はやらなくてはならないのならば、
逃げ続けて子供の人間関係に影響を出してしまうより
早目にさっとやって終えてしまうか、
仲の良いママと誘い合わせてやると、
重い任務や役を押し付けられることを
回避すること出来るので、おすすめです。
逃げ続けて逃げ切れた、とご自分は思っていても、
周りの人は逃げた人の言動をよくよく覚えていて、
うわさ話のネタに確実にされています。
ママネットワークはSNSの拡散よりもよほど恐いので、
その点も注意して下さいね。