何か新しいことを始めようと思っても
初期投資にいくらかかるのか？
また、続けるのにかかる
お金も気になるところですよね？
そんなとき頼りになるのが
100円均一ショップ。
私もよく利用しますが、
金魚関連の商品は買ったことがないので
近くのセリアとダイソーを覗いてきました。
覗いてびっくり！
けっこういろいろなものが売られていて、
小さな金魚1～2匹程度の飼育用品なら
100均でも飼えなくはなさそうです。
飼育ケース（金魚鉢）や
えさ、カルキ抜き、底石、魚ネット。
このあたりならどちらの100均でもそろいます。
ダイソーはさらに充実していて、
エアーポンプ（ぶくぶく）や投げ込み式のろ過装置、
水替えクリーナーなども売られていてびっくりしました。
他にも、水替えで使うバケツ、
掃除で使うスポンジにザル。
底石をとるスコップも、日用雑貨や
園芸用品売り場を探せばたくさんあります。
だいたいのものは100均で
何とかなってしまいそうです。
100均の力、恐るべし！
じゃあ全部100均でよくない？
そう思ったそこのあなた、
ちょっと待ってください！
確かに今の100均は品ぞろえが豊富です。
ただ、「それで十分か？」と聞かれれば
答えは「NO」です！
先のことを考えて買わないと、
安く済ませたつもりが逆に高くついた！
なんてことになるかも？
その理由をこれからご説明します。
金魚の飼育商品は100均にあるけど意外なデメリットも!
100均の商品はバケツやスポンジ、
食器などの日用品はサイズや量、素材、色など。
種類が豊富に揃っています。
しかし、こういったペット用品だとどうしても
ワンサイズ、少量パックになっています。
また、店頭在庫は少なめで入荷が遅いということも。
つまり、ほしい時にほしい分入手できない！
ということになりかねません。
また、商品がリニューアルすると
前の商品と対応してない！
もう二度と同じものが手に入らない！
なんてこともあります。
メーカー品でももちろんその可能性はあります。
ですが、定番商品の場合は
過去のモデルと同じものが使えたり、
お客様サービスできちんとフォローしてもらえます。
また、ネットショップやお店で
取り寄せも可能なのも魅力です。
ランニングコストを考えると、
100均は安くあげられても少し不安が……。
また、サイズ展開が少ないのも難点。
ちょうどいいサイズで道具が揃えられなかったり
すぐに買い替えや買い増しが必要になります。
例えば水槽について考えてみましょう。
金魚って、どのくらい大きくなると思いますか？
例えば金魚すくいの金魚。
はじめは３cmくらいの金魚でも
半年もすれば倍くらいにはなります。
金魚の中でも和金など、
フナに近いタイプは大きくなりやすく、
運動量が多い種類です。
金魚は食いしん坊で成長が早いので
あっという間に10cmは超えると思ってください。
小さい水槽を買うとすぐに
サイズアップしなければなりません。
ちなみに金魚を飼うときの目安ですが、
例えば12リットルのS水槽（30cm×18cm×25cm）。
このサイズで、4cm程度の金魚2～3匹、
8cm程度の金魚1匹です。
思ったより少なく感じますよね。
2～3匹飼うなら、大きくなるのを見越して
少し大きめの水槽を用意しておきましょう。
小さい水槽からサイズアップさせると
ろ過装置や底砂もサイズアップや買い増しが必要です。
こうなると、始めは安い100均製品でも、
トータルコストで考えると高くなりそうですよね？
きちんと飼育するなら、100均で揃えるよりも、
ホームセンターや熱帯魚ショップなどに売られている
飼育セットを購入することをおすすめします。
金魚の飼育用具は100均とメーカー品を賢く選んで節約!
じゃあ結局100均はダメなのか？
というと、それは違います。
100均の強みは、バラエティーの豊かさ。
バケツひとつとっても、
サイズや形に様々な種類があります。
確かに、熱帯魚ショップに売られている
専用のものもありますが、バケツや底砂スコップなど
100均で十分事足りてしまうことも。
消耗品や日用品から流用するなら
100均は強い味方です。
間に合わせでもいいから飼育道具がほしい！
そんなときにも100均は手軽でオススメ。
長く使うものや強度が必要なものなどは
メーカー商品で揃える。
消耗品や掃除グッズなど、
専用でなくてもいい物は
まず100均で吟味するのがいいでしょう。
まとめ
いかかでしたか？
今の100均は何でも売っていて
本当にすごいです。
ですが、安さにつられず
よく考えてから買いましょう。
金魚も大事な命です。
飼育していくと冬にはヒーターを使ったり、
病気になれば薬を使ったりします。
ペットを飼う人すべてに言えることですが、
思い付きで飼うのではなく
- どうやって飼えばいいのか
- 道具や器具は何が必要なのか
- 自分に世話ができるのか
これらを考えてから育ててくださいね。
