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子育ての大変なことは食育!食べない1歳の男の子への賢い対処法!

子育て
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大体5カ月頃~6カ月に始まる子供の離乳食。
液体状にしたものからスタートし、
徐々に食感を与えていきます。

 

でもよくあるのが
「食べてくれない」「吐いてしまう」
など受け入れてくれないこと。

 

一生懸命作った食事も、
一口で「もういらない」と拒否。

 

時には泣いて手が付けられないくらい
食べない子もいます。

 

子供の体も心配ですし、
ママもイライラして疲労困憊になりますよね。

 

食事の時間が苦痛になってしまっては
悲しいものです。

 

そこで食が細かった私の1歳の子供の
「食」の歩みをご紹介します。

最初は好スタートだった…のに!

我が家の次男坊(現在は1歳9カ月)は、
初めての離乳食(10倍がゆ)の時
なんともなくパクパクと食べてくれていました。

 

「おっ!抵抗なくてよかった!」と
なんの心配もなく進んでいっていたのです。

 

それが…3ヵ月が過ぎた頃から、
いきなり食べなくなりました。

 

この時、息子は生後8カ月頃
唇で潰せるくらいの柔らかさの物を与えていました。

 

野菜なら小さく角切りにして、
柔らかく煮たもの。

 

豆腐や、おかゆに食材をプラスしたものだったり
(人参やブロッコリーなど)
味付けは、ほんのり塩味か、
ごく少量の和風だしなどでした。

 

このあたりから、口に入れても吐き出し、
首を横にぶんぶん振って拒否開始!

 

「え~!!なんで?」とただただ茫然としました。

 

なにせ、長男がめちゃくちゃ
食の進みがよい子だったからです。

 

「食べない」ということに対処するのが初体験だったので、
悩みました。

 

第一に思ったのは

「こんなに食べなくて大丈夫だろうか」

ということと、

「このままいつまでも食べなかったらどうしよう」

ということでしたね。

歯の生え具合と食べ方をチェックしてみた

ここで気になったのが、
「どの程度潰して食べれているんだろう」でした。

 

いつも使っていた離乳食用の柔らかいスプーンは、
嫌いではないようでした。

 

この時期スプーンそのものに抵抗がある子もいますが、
うちの子は違いました。

 

息子の歯の本数はこの時4本程度。
歯を使うほどの本数じゃないので、
歯は関係ないか、と思い直しました。

 

よく見ると食べ物が入った時
もごもごと歯茎ですりつぶしている様子。

 

そのあと「やっぱりいらな~い」
みたいな感じで吐き出していました。

 

吐き出したものはしっかり潰されていましたし、
問題ないように見えました。

 

では、味付けに問題があるか、
好き嫌いなのか?と感じて次は
食材と作り方を見直してみることにしたんです。

 

私が柔らかくしているつもりでも
本人はもっと柔らかい方がいいのかもしれない。

 

好きなんだと思い込んでいるだけで、
野菜嫌いなのかも。

 

魚はどうだろう?スープならどうだろう?
と試行錯誤しました。

 

でも結果は全部だめ。

 

相当、落ち込みました。
濃い味付けは塩分も気になるし、
子供が好きなプリンだのゼリーだの
甘いものばかり食べさせるわけにもいかないし…。

 

市販のベビーフードも嫌いで、
全く食べてくれませんでした。

 

連日トライしては
「今日も食べてくれなかったなあ」の繰り返しで
やっぱりちょっと疲れてきてしまいました。

 

毎回作った食事を捨てるのは切ないのです(笑)
そこで、考え方を一度変えてみようと思いました。

そもそもお腹すいてる?運動量をアップ!

なんというか、
とにかく栄養を取って欲しかったんです。
体系的にもスリムでしたからね…。

 

乳児特有の「ぷにぷに・むちむち」の可愛さが少ない…。
(がりがりではなく、スリムな子だなという印象)

 

当の本人はというと、
食は細いわりに毎日元気で、
こっちの心配も知らずへらへら笑っていましたが(笑)

 

食べさせようと準備していると
不機嫌になって泣いていましたね。

 

きっと私の「今日は食べてくれるかな」という
無言のプレッシャーや、雰囲気を察知していたのでしょう。

 

まあ、今まで哺乳瓶で簡単にご飯がすんでいたわけだし
離乳食と言っても急に3回もないし、

 

やっぱり徐々に増えてきたら、
いちいち噛んで飲み込んでってめんどくさいのかな?
と本人の気持ちをちょっと想像してみたりして。

 

でも普通に考えてお腹がすいていれば
多少でも食べるよなあ…?と思った私は、
単純にお腹をしっかりとすかせるために
運動量をアップすることにしました!

 

とはいえ、8カ月なので立てないし、
基本はずりばいやハイハイ。

 

外に出る時は抱っこかベビーカーが中心でしたし、
運動のさせ方が分からない。

 

ならば家の中でも、
私が一緒になって、
ハイハイしてしまえとなりました(笑)

 

子供のうしろからハイハイして追いかけまわしたり、
「おいで~」と呼んだり、
両手を持って「たっちの練習だよ~」と
ゆっくり前進してみたり。

 

いつもより2時間は運動に付き合いましたよ。
本人は「きゃっきゃ!」と楽しそうで、
私もなんだか楽しんでしまいましたね。

 

意識したのは抱っこばかりしないで、
子供自身の体をしっかり動かすこと。

 

時間的にはやはり食事の前を狙っていました。
最初の離乳食が午前11時なら、
朝から遊んでいましたよ。

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好物に栄養のあるものを混ぜ込むべし!

そうやって運動をよくさせるようになってから、
変化がありました。

 

たくさん動いたあとは、
やっぱり何か欲しがるのです。

 

我が家の次男の場合は、
その日たまたまお兄ちゃんに
朝食べさせていた小さいパンが
袋入りでテーブルに置いてあったのですが、
勝手に袋から上手に出して
えい!と手でつかんで自分で口に入れたのです。

 

「お~!なんか食べてる!」と思って
様子を見ていたら、ほんのちょっとで
あきらめたのかやめてしまいましたが、
一歩前進した気持ちになりました。

 

ここで
「パンとかふわふわしたケーキみたいなものなら好きかも」と
パンがゆを作ってみることにしたのです。

 

ミルクが大好きな子でしたから、
ミルクに食パンを細かくして浸したものを
そーっとスプーンであげてみると、
最初は顔をそむけましたが、食べてくれました。

 

よしよし、なでなでして褒めると
子供もにんまり笑顔です( ˘ω˘ )

 

慣れ親しんだ味に、すこし食感がでることが、
よかったのですね。

 

離乳食にミルクを使うことはしなかったので
新しい発見でした。

 

この日をきっかけに
私の「パンアレンジ」がスタートしました(笑)

 

食パンばかりだと偏るので、
砂糖を控えめにしたホットケーキを焼くのですが、
ここで生地にすりおろしたリンゴや人参、
ほうれん草などを混ぜ込みます。

 

他にも、ホットケーキの甘い生地は
しょっぱいものを合わせても味は合います。
(アメリカンドックが美味しいイメージと同じ)

 

何かに浸したりする前の段階で、
混ぜ込んでおけば焼くだけなので楽ちんです。

 

サイズは手のひらサイズで。
よく売っているミニどら焼きくらいのサイズ感でした。

 

それに、ミルクに浸すなら
直接味が染み出さない方がいいと思ったので…。

 

うっすらと野菜の色がついたホットケーキならいいかなと。

 

これが息子の中で合格だったようで
少しずつ食べてくれるようになったんです。

 

好物になにかを混ぜる
→徐々に好物の割合を減らす
→切り離す

 

という段階をふむと、
最初は一口でも、食べてくれるようになりました。

 

ここから少しずつですが、
パン系だけでなく食材を増やしていきました!

 

食べやすい麺類
(うどん・にゅう麺などを細かく切って)や
薄味のお味噌汁など。

 

その日の本人の気分や気まぐれで、
食べたり食べなかったりもありながらですが、
それでもあきらめないで
「1日1食は何かを食べさせる」ことを
繰り返していきました♪

大人と同じものを食べたいということが判明…

1カ月くらい過ぎた頃、
完全にミルクと離乳食の切り離しができました!

 

やっとここからが本来のやり方?です(笑)

 

離乳食を食べながら、
適度にミルクというやり方です。

 

パンの中にいろいろ混ぜ込んでいた効果なのか、
意外と野菜には抵抗が出ませんでした。

 

ただお米に関してはあんまり食べてくれなくて、
お茶碗に半分程度がやっとでしたね。

 

この時のごはんの柔らかさは、
粒がわかるちょっと硬めのおかゆといった感じ。

 

そして思い起こせばこの頃は
とにかく子供の食事につきっきりになるので
自分が子供と一緒に同時にご飯をたべることを
してこなかったのです。

 

夕食の時はみんな一緒ですが、
この次男だけが離乳食だったりミルクなのです。

 

そこでふと気まぐれでふりかけご飯を、
自分用に置いてみると
息子は目をキラキラさせて、
普通の粒のしっかり立った硬めのごはんを欲しがるのです。

 

「いやいや…のど詰まったらだめだし、
ちょっとはやいでしょ~」

 

とは思いましたが、
一口だけあげてみると、
美味しそうに食べてしまいました。

 

もっともっとと欲しがるので、
結局食べさせてしまったのですが

この時
「べちゃべちゃした食感がむしろ嫌で、
本当はもう普通食が食べたいのかも?」
と気づいたのでした。

 

乳幼児だから、この月齢だから、
この硬さでこれくらいの量!
というのはあくまでも目安でしかないのです。

 

目安より数ヵ月早めに普通のご飯を欲しがる子もいます。

 

確かに家族の中で「自分だけが違う」という事が嫌だったり、
我が家の場合お兄ちゃんが普通のご飯を
私と食べていることもあって、
好き嫌いや食感の前に「同じものがいい!」
と思っているパターンもあるのです。

 

1歳未満で普通食に移行させる時は、
うんちのチェックが大事です。

 

ちゃんと消化して、お腹を下す様子がなく、
健康な色で出ているか見ておいてください。

 

普段からむせっぽい子の場合は、
ご飯に汁物をかけてあげたり、
喉の通りを工夫するといいです。

 

「べちゃべちゃ」というより
「さらさら」にしてあげるイメージですね。

 

目安にこだわって結局食べてくれないなら、
欲しがっているのをあげるのも手です。

 

いずれはこの普通食を食べるための離乳食ですから、
消化さえできていれば大丈夫です。

 

こうして10ヵ月の手前から、
我が家の次男くんはみんなと同じものを
食べるようになりました。

 

そうしてから食がぐんと伸び、
問題なく健康なうんちが出ていましたよ。

まとめ

今まで母乳やミルクで栄養を取ってきた子供にとって、
食べることも大きな挑戦です。

 

たしかに新しいことをするには
大人でもためらうものだし、
幼い子にとっては食もまだまだ未知の世界。

 

急に嫌になったり、
ふと食べてみたりします。
ちょっぴり不安なんでしょうね。

 

そこでイライラしがちなママの気持ちですが、
焦らず少しずつ、栄養ばかりにこだわらなくても
本人の好きな物やペースに合わせて
進めていけばいいんだなと感じました。

 

我が家のように初めての子よりは
二人目、三人目のほうがはやくみんなと同じ、
普通の食事を欲しがることもあります。

 

食べない時、本人をよ~く観察してあげてください。

 

よくお腹がすくように運動をしっかりさせて、
ママとの触れ合う時間も増やせます。

 

そして「食べること」は楽しいんだ!
と思わせてあげられたらいいですよね。

 

食べないことにがんじがらめにならないで、
気楽に食育してあげてくださいね!

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