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救急車の有料化は賛否両論だけど賛成と反対はどんな割合なの?

その他
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テレビでも取り上げられるようになり
問題視されるようになった救急車の利用方法。

 

乳幼児の夜間の急変から、
子どもの病気、高齢者の急病など
利用される目的はさまざまです。

 

何かあったときは、
救急車を呼べばいい。

外にいても何かあったときには、
誰かが救急車を呼んでくれる。

 

そういった頼れる存在の救急車が、
有料になるかもしれません。

 

有料化の背景には、
ケガとも言えない症状で
救急車を呼ぶ方々がいることです。

 

一匹の蚊に刺されて救急車を呼ぶ方。
紙で指を切ったからと、
血が止まっていても救急車を呼ぶ方。

 

通院で待つのがいやだから、
急患扱いをしてくれる救急車を呼ぶ方。

 

本当に必要な方が救急車を利用出来なくなるから、
救急車を有料にしようという話が出て来ています。

 

今でもまだ賛否両論ある救急車の有料化。

賛成派と反対派はどれぐらいの割合で存在しているのか、
ご紹介します。

救急車の有料化に賛成と反対はどんな割合なの?

完全有料化の支持者は少ない?!

救急車を利用する全員に
一定量の料金を請求するのに賛成な方は、
全体の4割います。

 

もともと救急車は一回の出動につき
4万円以上のコストがかかっています。

1回救急車を呼ぶ度に
4万円の料金がかかるとなったら、
悩みますよね。

 

有料化になっても仕方ないと思う方は多いです。

 

でも、払っても構わない金額を聞くと、
1,000円程度までとの回答が多いです。

 

救急車を呼ぶのにかかるコストの4万円を、
全額負担させるべきと考える方は少ないです。

 

1回100円なら。
1回1,000円なら。

子どもでも払えそうな金額であれば、
有料化に賛成する方は多いです。

 

全額負担となると、
賛成の方はもっと減ります。

重症な人以外は有料で利用してもらいたい人なら多くなる?!

重症な方だけ無料で、
それ以外の方は有料
という制度なら賛成の方もいます。

 

重症な方以外には有料でも構わない
と考える方まで入れると、
全体の5割まで有料化に賛成の方が増えます。

 

入院の必要な方の救急車利用率は
1割程度と言われています。

現在の利用者の9割の方が
救急車の使用料を払ったら、
救急車の運営には十分足しになりますね。

 

重症かどうかの判断は、
入院が必要かどうかで決めればいい
との意見があります。

 

手術は必要だったけど、
入院しなかった方。

予定で救急車を利用した日に
入院が出来なかった方。

 

微妙な判断位置の方の扱いが
心配になりますね。

救急車の有料化によるメリットとデメリットは?

救急車の有料化のメリットは?

救急車を有料化するメリットは、
軽症の方の救急車の使用を
少なく出来ることです。

 

1回4万円もかかるとしたら、
蚊に刺されたぐらいで呼べなくなりますよね。

 

台数に限りのある救急車が、
本当に必要な人のところにだけ
行くことが出来る確率があがりますね。

 

救急車が呼ばれることが少なくなれば、
救急車が到着するまでの時間が短くなります。

 

救急車が間に合わず、
取り返しのつかないことになった
そういった事態を防げて、
緊急性の高い方のところに
救急車を回してもらえることになります。

救急車の有料化のデメリットは?

救急車を有料化するデメリットは、
軽症な方だけで無く、
お金の無い方の使用を少なくしてしまうことです。

 

年金で生活している高齢者など、
数千円の負担であっても
有料であれば救急車の利用を
ためらう方がいます。

病状の把握は、
素人では難しいです。

 

お金をかけてまで救急車を呼ぶほど、
緊急性が高いことか?

4万円もかかるなら、
タクシーでいいんじゃないか?

 

本当は救急車が必要な方でも、
周囲の判断で取り返しのつかないことになります。

 

他にも、外出時に倒れてしまった場合は
誰が救急車の料金を負担するかも
問題視されています。

 

呼んだ方が支払う制度なら?
患者が支払う制度なら?

 

どちらの場合も、
他人同士であるほど困ってしまいます。

 

大したことないかもしれないのに、
救急車を呼んでしまったら。

交通事故や火災事故など、
全員がパニックになっている場面ではどうなるのか。

 

部分的な有料化であっても、
救急車の有料化には課題がたくさんあります。

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救急車の有料化は海外で事例はあるの?

救急車は高額な医療機能付きタクシー感覚?

海外の一部では、救急車は有料です。

 

アメリカのニューヨークや
カナダのバンクーバーなどでは、
5~6万円の料金がかかります。

 

ドイツのミュンヘンでは7万円。
オーストラリアの
ゴールドコーストでは9万円。

 

タクシーと同じように、
走行距離に合わせて料金が増える国や地域。

 

症状に合わせて、
救急車内での応急手当分の料金が増える国や地域。

 

ケガの場合は無料だけど、
病気の場合は有料になる国や地域。

 

民営の救急車がある地域や国は
特に高額になりやすいです。

 

中国やベトナム、タイの救急車も
有料な地域があります。

安くても数千円。
高ければ数万円。

 

海外では救急車が有料なことが多いです。
距離や症状に合わせて料金が増えるのは、
ちょっと怖いですね。

救急車が無料な国も海外にはある?

ブラジルのサンパウロや
メキシコのメキシコシティ、
イギリスのロンドンなどでは
救急車は無料で利用出来ます。

 

イタリアのローマやギリシャのアテネ、
スペインのマドリードも
救急車は無料です。

 

医療費が高い外国の観光地で問題が起きたときに、
救急車の料金がかからないのは安心ですね。

 

重症や事故でのケガであれば
救急車の料金が無料な地域。

 

官営の救急車であれば無料
という地域もあります。

 

同じ国であっても地域によって
救急車が無料の場合もありますよ。

まとめ

命に関わるものだからこそ、
問題になりやすい救急車の有料化問題。

 

金額で差別化をはからなくても、
本当に必要な方だけが
気軽に利用出来る制度が
考案されるといいですね。

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