人生の一大イベントともいえる「結婚」
結婚するうえで乗り越えるステップは
数多くありますが、
その中でもいろいろと神経を使うのが
「結婚式」です。
結婚だけに関しては当事者や
家族の中の話ですが、
結婚式となるとそうはいきません。
特に気を遣うのが職場関係です。
現在日本の男性の平均初婚年齢は
31歳ぐらいですから、
ちょうど上司も部下もいる年齢です。
そんな中、誘っている人と
誘っていない人などの差ができて
仕事に影響するのも避けたいところです。
そんな結婚式に「上司」を招待するかしないか。
今後も仕事を続けていくうえで無難に
進めていきたいところです。
しかし!
招待される側の上司も「行きたくない」
と思っている可能性もあります。
もし、
「行きたくない」と思っている結婚式へ
呼ばれたらあまり印象はよくありませんよね。
招待する側も、嫌々来てもらっても
嬉しくもありません。
そこで、上司は部下の結婚式へ参加
したいと思っているのか?
上司の気持ちをご紹介していきますので、
今後結婚式を予定されている方はぜひ
参考にしてみてください!
上司が部下の結婚式に行きたくない原因とは?スピーチや御祝儀!?
「上司は結婚式へ必ず招待しないといけない」
そう思われている方も多いと思います。
しかし、今の結婚式は必ずしも職場の人間を
招待するという習慣は薄れつつあります。
身内や仲の良い友人のみを招待する
というケースも増えているんですね。
そういったことから、
「結婚式へ行きたくない」
という上司も増えてきているのです。
それでは、なぜ結婚式へ行きたくないのか。
その原因を知ってもらえればと思います。
まず、一番大きな原因としては結婚式に
参加する際の「御祝儀」です。
この御祝儀を払いたくないから、
結婚式へ招待してほしくない
という上司は少なくありません。
もちろん、高給取りであれば
そんなこともないかもしれません。
しかし、上司でも薄給の場合、
露骨に嫌な顔はしなくとも
心の中では嫌がれられる恐れもあります。
薄給の上、妻子を養っていかなければ
ならないのです。
毎月妻が家計を管理しているという家庭が
一般的ですから、そんな小遣い制の上司からすると
御祝儀は決して安いものではありません。
上司の毎月のお小遣い内で支払えるという
家庭のほうが少ないのです。
そんな中、妻へその旨を伝えると嫌な顔を
される・・・。
結婚式へ招待されるのを嫌がる理由も
わからなくはないですよね!
そして、もう一つ代表的な理由は
結婚式の際にお決まりの「スピーチをしたくない」
という理由も挙げられます。
同じ会社で働く上司からのスピーチは定番では
ありますが、一方で苦痛に感じる方も多いのが
事実です。
「人前で話すことが好き」
「目立つことが好き」
という上司なら喜んで引き受けてくれる
かもしれません。
しかし、「人前で話すことが苦手」という上司に
とっては嬉しくないですよね。
また、職場では元気に振舞っている上司でも、
プライベートでは驚くほど静かというケースも
あります。
オンとオフを切り替えることができる
人ですね。
こういう上司にとって、「休日」を奪われる
ということも苦痛になりかねないのです。
しかも、「スピーチしてください」と、
苦手なスピーチのセリフも考えないといけない
ですし、本音をいうと「行きたくない」
ということになります。
会社の規模にもよりますが、部下が結婚する
度に結婚式へ参加するのは確かに大変ですし、
「行きたくない」という気持ちを責めることは
できませんよね。
以上、上司が部下の結婚式へ行きたくない
原因となります。
なんとなく上司の気持ちがわかって
きましたか?
結婚式には招待しない方が無難!?誘うと人事評価が下がる!?
それでは、上司の気持ちがわかってきた
ところで、結婚式へ招待すべきかどうか。
このことについて触れていきます。
結論から申しますと、
結婚式へは招待しないほうが無難といえます。
その理由は、そもそも
「上司は必ずしも招待しないといけない」
と決まっているわけではないからです。
そうなると、先ほどの上司が部下の結婚式へ
行きたくない原因でお伝えしたように行きたくない
という上司もいるのですから、
誘わなければ波風を立てずに済むのです。
ただ、逆に「招待する場合」を考えてみます。
自分がどうしても招待したいという思いから
「行きたくない上司」を招待して、結婚式へ
参加してもらうと「人事評価が下がる」という
ことがあれば絶対に招待しませんよね。
ただ、「誘うと人事評価下がる」ということはまず
ありませんので、ご安心ください。
もし結婚式へ招待して評価が下がったらとんだ
乱心といえます。
しかし、その上司との「関係性」も非常に重要な
要素です。
普段からよく相談に乗ってもらったり、飲みに
いったり、そんな上司であれば日頃の感謝も込めて
招待すると喜んでくれるでしょう。
しかし、普段関係性の薄い上司に対して招待した場合、
「形式上誘わざるを得ないんだろうな」
とか
「御祝儀目的ではないか」
と残念ながら疑われてしまう可能性もあります。
このことから、上司は結婚式に招待しないほうが
無難ということになります。
まとめ
ここまで部下の結婚式へ「行きたくない」と
思っている上司が意外に多いこと、
絶対招待する必要はないということを
お伝えしました。
結婚式は、ある種の自己満足でもあります。
多忙の中大勢の人に集まってもらい、
二人を祝福する会なので、当然といえば
当然です。
心から自分の結婚を喜んでくれる。
そんなかわいがられる部下になれば
招待するかしないかで悩むことも
ありません。
お財布事情が苦しい上司といえども
かわいい部下の結婚ともなれば御祝儀も
喜んでだしてくれるはず。
日頃からの気遣い、コミュニケーションが
一番大切ということですね。
ぜひ参考にしてみてくださいね。