爆発的に利用者数を増やしているスマホ。
それは大人に限った話ではありません。
子供の利用率が年々上がってきているのです。
私の2歳の娘は早くもスマホを使いこなしています。
自分の動画や写真を見たり、
YOUTUBEを起動させてみたりなど、
教えもしないのに
アイコンの意味まで把握しています。
そして一番厄介だったのが
取り上げると決まって大泣きをすること。
このままではスマホ依存一直線と思い、
我が家では娘の前では極力スマホに触れないように
主人と話し合って決めました。
おかげでLINEやメールの返信は遅れがち。
SNSなんてほとんど見なくなりました。
それはさておきスマホは
子供にとってとても魅力的でかつ
多かれ少なかれ依存性のあるものだと感じました。
そこで、
ここでは子供とスマホの関わり方について
紹介いたします。
スマホを持つ年齢やスマホ利用の制限の仕方など、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
みんなどうしてる?子供は何歳からスマホを持たせている?
平成28年度の内閣府の調査では、
小学生の27%がスマホを持っている
という結果ででています。
また小学生がスマホで
ネットを利用する時間は平均69.7分
2時間以上利用している子供は
全体の24.8%です。
ネットと使う子供のうち70%以上が
ゲームに使う時間が一番多いと答えています。
これが中学生、高校生と年齢があがるにつれて、
スマホの所持率も、ネットの利用時間も
大幅に上がっていきます。
そんな中で子供のネット依存症が
深刻な問題になっています。
寝つきが悪くなったり、
スマホを忘れて出かけてしまうと不安になったり、
イライラしたりする子供もいます。
親子の大切な連絡手段としてスマホを渡したのに、
子供の日々の生活に悪影響がでてしまうのは
考えものですね。
子供にスマホを持たせることで親と子供にどんな影響がでる?
まず子供がスマホに熱中しすぎると
親子の会話が減ってしまうということがあります。
これは子供がスマホをメールや通話のみの
連絡手段として利用している場合には、
さほど関係にはならないでしょう。
スマホでネットを利用することで、
ちょっとずつ親子間に影響がでてくるでしょう。
ネットとつながることで
親の見えないところで子供の世界が広がり、
子供のことがよくわからなくなってしまうことは
十分に考えられます。
そしてネット上で犯罪に巻き込まれていたり、
危険な目にあっていたりしても
気づくことができません。
そうならないために
小学生のうちは通話とメール機能のみで
ネットは使えないようにしておくのが
いいのではないでしょうか。
またネットは親が見ている前でしか
やらせないようにするのもいい手でしょう。
そして一緒にネットを見るときには
ネットの危険性について
子供と一緒に考えるとさらにいいです。
名前をだしていい世界と
そうではない世界の区別を教えたり、
ネット犯罪やネット依存症について
教えてあげるのです。
ネットは便利だけれど、怖いこともあるんだ
ということを小さいうちから
しっかりと身につけさせることが
子供の将来には大切なことです。
悪影響がでる前に!子供のスマホ使用を制限する為のマル秘テク!
多くの子供がスマホを持つようになったことで、
大手3大キャリアから子供用のスマホが
次々とでてきています。
たとえばNTTドコモでは
年齢と利用目的に応じて、
ネットの利用、メールや通話の制限範囲などを選べる
4つのコースが用意させています。
小学校低学年、小学校高学年、中学生、高校生と
年齢を設定するだけで、
その年齢に適切なモードを利用することができます。
具体的に小学校低学年用のモードでは、
ネットはドコモの子供向けの一部サイトを除いて
利用ができなくなっています。
また登録されている連絡先以外に
メールも電話もできないようになっています。
どのキャリアの子供用スマホも
親が子供の状況に応じて
制限がかけられるのが特徴です。
また個人的には、
小学生のうちはこれに加えて
親が子供のメールアドレスに
アクセスできるようにしておくのがいいでしょう。
そして親が子供のメールアドレスに
アクセスしていいというルールを
家庭内で作っておくことも大切です。
子供に小さいころから親が見ている
という意識を持たせおくことで、
ネット上でも節度を持って
行動することができるようになるからです。
まとめ
ようやくスマホ生活に慣れてきたと思ったら、
子供も当たり前に
スマホを持つ時代になったのですね。
スマホは便利な反面、犯罪や依存症など
様々なリスクもあります。
子供をそのような危険な目に合わせないためにも、
親が健全なスマホとの付き合い方を
教えてあげなければなりません。
そのためには親子でスマホのルールを
しっかり話し合うことが、
子供の長いスマホ人生を考えると
重要になってくるのではないでしょうか。
例えば小学生のうちは、
スマホは連絡手段としてのみ利用し、
ネットは親の前でしか利用させないようにしておく。
このようにスマホとの付き合い方を
子供も納得できる形で決めていくことが、
子供の年齢が低ければ低いほど
必要になってきます。
今は制限モードのついている子供用のスマホもでているので
それを利用するのも一つの手ですね。
子供とスマホの関わりについてみてきました。
親の立場から色々を書いてきましたが、
子供たちが寝るとついつい深夜まで
ネットサーフィンをしてしまう私。
子は親の背中を見て育つといいますから、
まずは自分とスマホの関わり方を
見直さなければならないですね。