職場には必ずひとりは居る、
「なんだコイツ!?」と
言いたくなってしまうほど
変わった人がいますよね。
彼らの独自の世界感は
本人の自覚がないことが
多いのでまわりを巻き込んで、
現場を荒らしてしまうことも
しばしばです。
最終的には言動全てが
みんなのイライラの原因に
なることもありますし、
地雷扱いでみんなが避ける
存在になる人もいるほど。
今回はそんな“困ったちゃん”
な後輩を抱えている
先輩のみなさんのために、
「注意すると泣く後輩対策」を
ドドンと伝授します!
職場の後輩が泣く理由は?一方的な会話にならないよう事情を確認!
注意すると泣いてしまう後輩、
先輩の立場としては
ミスに対して何も注意をしないわけには
いきませんよね。
かといって泣くのが面倒だからと
注意するのをやめるのは違う気がする、
その複雑なお気持ちは分かります。
できることなら教えた内容を
1度ですんなり覚えてくれれば大助かりですが、
優秀な人を期待しておくのは危険ですね。
また、注意ではなく
一言のアドバイスですら
泣いてしまう後輩もいます。
その場合、お手上げ状態に
なっている人も少なくありません。
「こんな事で泣くの!?」
と思わずツッコミたくなる気持ちを抑え、
できる限り優しくしていても
周囲から冷たい視線を感じてさらにイライラ。
そうなると初めは優しかった口調も
だんだんとキツくなってしまうものです。
このようにイライラ口調で
話しかけてしまうのは要注意。
後輩が泣いてしまう原因のひとつに、
注意する側(先輩)の言い方や言葉、
態度などがとても高圧的で
恐ろしい存在になっている場合があります。
そんなつもりはない、と
否定する人も多いですが
イライラ口調で注意をしてしまうと、
後輩が言い返せない空気が出来上がり、
だんまりへとつながります。
なので後輩の意見や考えを聞かずに
ただミスを指摘してひたすら注意をし続けるのは
絶対に避けましょう。
「仕事なのだからきちんと給料分は働くべき」
この考えも
社会人としては大切です。
後輩は子どもではありませんし、
お金をもらい面倒を見るために
働いているわけではありません。
しかし、仕事を覚える早さは
全員が同じではないのです。
レベルの高い仕事を選んで
就職した場合は別ですが、
先輩として泣かせない努力も
仕事の内だと考えてみて下さい。
ただし、後輩を泣かせないようにと
あなたが必要以上に気を使うのはNGです。
先輩として、後輩の手綱を
うまく引いていきましょう。
後輩が泣く件を上司に報告した上で淡々と自分の仕事を進めよう!
残念ながら、世の中には
どれほど先輩がうまく仕事を教え、
メモを取らせたり資料を用意してあげても
まったく進歩しない種類の人がいるのです。
・指示してもやらない
・タメ口など常識がない
・無駄なおしゃべりが多い
・ミスが多い
・指示以外のことができない
・返事だけは一丁前
・分からなくても口を出してくる
上の一覧は困った後輩が
よく起こす注意どころです。
しかもごく一部なので、
書き出したらキリがありません。
現代では、本人が自覚のない
病気(自閉スペクトラム症等)が
原因になっていることや、
かまってちゃんと呼ばれる
注目されたい人もいますよね。
彼らは“他人への配慮”を
考える力が少しだけ、人より弱いので
先輩への負担は自然と増えてしまいます。
医師の指導のもと一般の人のように
働く努力をしている方もいますが、
自覚がない人が圧倒的。
いじめや意地悪ではなく、
そんな人たちをずっと1人の先輩が
面倒を見ていると、
必ずどこかで仕事に支障を
きたしてしまいます。
そんな時はまずそのような後輩がいて、
手を焼いていることを上司に伝えた上で、
自分の仕事に影響があることを
説明しておきましょう。
後で自分の仕事が完了していないと
責められた場合、
「先日お話していたように…」
と理由を言いやすくなります。
泣いてしまう後輩でも、
自分の無力さや至らなさが
悔しくて泣く場合もあるので
あなた自身は大きく動かず
自分の仕事を淡々とこなしていけば
大丈夫です。
なぜかというと、最悪の場合は
あなたが後輩の分まで
仕事をすることになる可能性も
否定出来ないから。
そうなったとき、自分の仕事を
終わらせていなければ
後輩の分まで、なんて
手が出せませんよね。
仕事は目の前にあるものだけを
終わらせるだけではない場合が多いですから、
常に先へ先へと臨機応変な対応ができるように
動くことをオススメします。
上司に報告する際は
よけいな言葉で飾り付けず
ありのままの様子を伝えるのが一番ですよ。
そのときに具体的な影響などが言えれば
より効果的です。
まとめ
相手が男性であれ女性であれ、
話している最中に泣かれるのは
戸惑ってしまうもの。
その原因が自分かもしれないだなんて
考えたくはありません。
「泣けば許されると思ってる?」
「泣いても解決しないから」
注意する回数が多ければ、
ずっと耐えていても
上のような言葉を
つい言ってしまいますよね。
そしてさらに泣かせてしまい、
「後輩がかわいそう…」
こんな声が聞こえてきたら
正直、発狂ものです…。
後輩の育成は時間が必要、
それでも人間には我慢の限度が
存在しています。
泣いているからといって
わざわざ駆け寄りあやす
必要はありません。
怒鳴ったり理不尽な言葉を
浴びせていないなら
後輩への謝罪も不要です。
みなさんが疲れやストレスで
精神的に折られないことを
筆者は祈るばかりです。