日本の祝日、敬老の日。
社会人には休日で嬉しい半面、
ターゲットになっている人物に
プレゼントをあげなければいけないように
感じてしまうのが日本人というもの。
ある意味、それが日本人ならではの
義理と人情なのかもしれません。
でもそれは敬老の日に義理の父母にまで
何かあげなければいけないと
変に錯覚してしまうのです。
安心してください、
世の中には敬老の日はこんな風に過ごしている人が
ほとんどですよ。
みんなどうしてる?何もしない人はどれくらいいる?
敬老の日を世間ではどう思い、
何をあげているのか気になりますよね。
そこで今回は複数の方に敬老の日を
どうしているのかお聞きしてみました。
『いつも何かしら貰うのであげる』
義理の父母は畑をやっていて、
ありがたいことにいつも大量に野菜をくれるので
そのお返しにちょっとした物を用意している。
『貰った年は返す程度にあげる』
その年か前の年に向こうが
何かしらをプレゼントしてきたら
同じくらいの金額で返すようにしているが、
貰わなければ何も渡さない。
ギブアンドテイク。
『基本的にあげない』
別に良くしてもらっているわけではないし、
特別仲が良いわけでもないから
特にあげたことはない。
欲しい雰囲気を出されたこともない。
『敬老の日を気にしたことがない』
そもそもプレゼントをあげるという概念がなかった。
母の日とか父の日に
旦那か私が自分の父母にあげたりはするけど、
敬老の日は考えたことがない。
『敬老の日はただの休日』
敬老の日は子どもが休みの日という頭しかなかったので、
言われてプレゼントをあげている人がいるのかと知ったくらい。
そこまで敬老の日を気にしたことがない。
あとはすでに義理の父母が
亡くなっているという方がいて、
いつもお墓参りに行くと聞きました。
プレゼントではなく、
こういった目安にしている人もいるのですね。
何もしない方が良い理由とは?何もしない為の対策は?
皆さんの話を聞いていると、
いつも何かしらの貰い物があるから
返しているという方も、
貰わなければ逆にこちらはあげない、
これが当たり前となっていました。
むしろ先に聞いたお2人の解答が珍しい解答で、
ほとんどの方は
「敬老の日はプレゼントをあげる日ではないと思っている」
が普通だという答えが多かったです。
実は、敬老の日というのは
下手に何かあげてしまうと
義理の父母は「去年はこうだったのに」
と自分の中で貰っていることが当たり前化してしまうんです。
よく聞きませんか。
「前はこうだった…ああだった…」
このセリフと同じで、毎年あげてしまうのは
自分で自分の首をしめているのです。
「あげてしまうことが当たり前」
「貰うことが当たり前」にだけは
ならないようにしましょう。
人間は何事も“慣れてしまう事”が1番こわいものですよね。
対策としては、毎年あげている人は
2年に1度に減らします。
さすがに義理の父母も催促を
してくることはないでしょう。
いえ、むしろ催促をしてくるようなことがあれば
旦那にそこが嫌なのだと伝えてしまっても大丈夫です。
それでも旦那が食い下がるなら
旦那が準備して奥さんが渡せばOK。
旦那が意見を押し付けてくるなら
その場合は旦那に用意させて
旦那がめんどうがるのを待ちます。
めんどうだと分かれば意見の
押し付けもだんだん改善しますよ。
はじめから嫌がるなら
「じゃあ私もそうだし」と伝えて
放置しておきましょう。
そうすれば2年に1回の目的を達成、
ゆくゆくは数年に1度くらいのプレゼントで
抑えられますよ。
まとめ
嫁の立場だと、どうしても
気を使ってしまいがちな義理の父母。
奥さんもあまり気負いせず、
自分のやりたいままを実行して
何の問題もありません。
あげないからといって責められる筋合いも
まったくありませんし、
落ち込んだり悲しんだりする必要も
全然ありません。
もっと気楽に、
「プレゼントはあげたいからあげるものでしょ?
嫌々渡すのは違うじゃない」
と強気で旦那にもアタックすることをおすすめします。