記事内に広告を含む場合があります。

花火大会はなんのためにやるの?実は意外な真実が!?

スポンサーリンク

メディアもSNS女子もプールだ!海だ!フェスタだ!と

もう、夏の話題で盛り上がっていますね。

 

でも、やはり夏と言えば花火

 

 

花火と言えば、ドーン!っと夜空に大きく花咲く

花火大会が楽しみな人って多いはず。

 

ところで、あなたは花火大会について

どれだけ知っていますか?

 

 

た~まや~、か~ぎや~って言う。

 

え!それだけ!?

 

折角ですから今年の花火大会までに

ちょっとだけ物知りになっちゃいませんか?

 

 

今日のお話はこれ、

花火大会ってなんのためにあるのでしょう?

 

なんで花火大会って夏に開催されるのでしょう?

 

 

花火が打ち上げられる本来の理由は、

魂の鎮魂のためだったんです。

 

要は供養ですね。

 

次から詳しいお話をしていきますね。

 

 

花火大会の始まりは?誰がなんのために?

スポンサーリンク

 

日本人が初めて花火を見た一番有力な話としては、

1613年、駿府城でイギリス人が

中国製の手筒花火を徳川家康に献上。

 

そしてこれがきっかけとなり、

将軍家や諸大名の間で花火が流行。

 

江戸庶民にまで広まった、というものです。

 

 

流行・発展すると当然ながら、

花火を作って打ち上げる花火師が登場します。

 

これが現代で私たちも口にする

た~まや~、か~ぎや~ですね。

 

彼らの正式名は玉屋、鍵屋です。

 

口にする時どうしても玉屋が先ですが、

開業は鍵屋が先。

 

 

鍵屋は江戸幕府御用達の花火商として発展し、

のれん分けされた番頭が玉屋を開業しました。

 

その後、両国の川開き(現在の隅田川花火大会)では、

両者が花火を競い盛り上がった、ということです。

 

 

では、そんな両国の川開きは何のために行われたか、

というと1732年までさかのぼります。

 

 

この1732年、日本では大飢饉と疫病が流行り、

沢山の人がなくなりました。

 

当時将軍だった吉宗は、

疫病死者の慰霊と悪霊退散を祈るために

水神祭を両国で開催。

 

その時に20発の花火が打ち上げられました。

 

 

これが最初の花火大会とされています。

 

 

つまり、当時の花火は供養という意味合いだったんです。

 

当時はお盆に、送り火、回り灯篭、灯篭流しなど、

先祖の霊を送りだすために花火が使われていたんですね。

 

供養とはいえ、

両国の川開きは出店が並びとても賑やかだったとか。

 

そういったお祭りの意味合いが強くなり、

夏の風物詩として現在に至る、というわけ。

 

 

でも、江戸時代から夏の風物詩と言われていたものが、

平成の今でもそのまま風物詩であり続けるのって

なんか歴史というか、文化を感じるというか。

 

江戸時代の人たちも、

河原で涼みながら花火鑑賞していたんだな、

と思うと感慨深いものがありますね。

 

 

※ちょっと難しい魂の鎮魂のお話

浮かばれない魂や、無縁仏となっている霊に

食べ物や飲み物などをお供えし、

供養することを仏教の言葉で施餓鬼(せがき)とよびます。

 

両国の川開きで行われた、

水神際で催されたのもこの施餓鬼でした。

 

 

みんな知ってる!?アノ掛け声のナゾに迫る!!

 

さて冒頭からたびたび登場する、

た~まや~、か~ぎや~の掛け声。

 

先ほどお話したとおり、開業は鍵屋が先。

 

ではなぜ“たまや・かぎや”なんでしょう?

 

それにヘタをすると“たまや”だけです。なぜでしょう?

 

 

鍵屋は1659年に日本橋で開業したのが始まり。

 

流行りものの大好きな江戸っ子に

大人気となりました。

 

人気になり過ぎて花火禁止令が発令されるほど。

 

 

その後、鍵屋の8代目番頭が

のれん分けしてもらい玉屋を開業。

 

実は、今でも人気の線香花火は

玉屋が作ったものなんですよ。

 

さすがに優秀な番頭だっただけあり、

江戸の花火人気を鍵屋と分割するほどに成長。

 

 

そして、両国橋を挟んで上流を玉屋、

下流を鍵屋が受け持つようになったんです。

 

花火客は、交互に打ちあがる花火のどちらが美しいか、

た~まや~、か~ぎや~

と、屋号を声に出して讃えたことがはじまりです。

 

 

でも、実際の所、

“かぎや”よりも“たまや”の掛け声の方が有名。

 

これはなんでなのでしょう?

 

いくつか理由があるんです。

 

  • 1つ目は玉屋のほうが技術があった
  • 2つ目は語呂がよいので声をかけやすかった
  • 3つ目は江戸っ子気質

 

この3つの理由のなかでも一番の理由は、

この3つ目と言われています。

 

 

江戸っ子気質とは、

儚いものをいとおしむ、という気質。

 

実は、玉屋は大火事を起こし、江戸を追放され、

たった30年で廃業してしまったんです。

 

これに江戸っ子が反応したというわけですね。

 

江戸っ子が“たまや、たまや”

とばかり掛け声をするものだから、

そればかりが伝わって、

 

現代では“かぎや”を知らない人までいるのですから、

江戸っ子は罪作りですね。

 

 

行こうよ!花火大会!!こうすれば嫌いな人でも楽しめるカモ!?

スポンサーリンク

 

みんな大好きかと思いきや、

花火大会が嫌いという人が結構いますよね。

 

 

理由としては、

 

  • ・とにかく人ごみがイヤ
  • ・場所とりが面倒
  • ・渋滞
  • ・わざわざ何時間もかけていく価値が分からない

 

というもの。

 

確かに大きな花火大会は大混雑。

 

残念なことにマナーが守れない人もいるし、

駐車スペースを探して何時間もぐるぐる。

 

駐車場に入るのに何十分も待ったり、

大変なことも多いでしょう。

 

 

そんな花火大会嫌いが

あなたの親友だったり、彼氏だったのなら、

折角なら花火大会を好きになってほしいですよね?

 

気の合う仲間と、好きな彼氏と

花火を眺めるのもきっと楽しいはず。

 

 

それなら、

しつこく誘ったり、無理やり連れだしたりせずに、

穴場スポットを探すなどして、

地元の花火大会に誘ってみては?

 

 

だって気づきましたか?

 

だれも花火の文句を言っていないんです。

 

人ごみも渋滞も、

花火とは直接関係ないですよね?

 

もし、人ごみではなく、車で出かける必要もなく、

場所取りの気苦労もなかったら、

 

きっとあなたの大事な人たちは、

一緒に花火を楽しんでくれるはず。

 

それなら、花火大会好きなあなたが

ちょっとだけ頑張って穴場スポットを

見つけてみたらどうでしょう?

 

 

きっと去年より、

もっと思い出に残る花火大会になるでしょう。

 

 

まとめ

 

花火大会のちょっとした雑学をお話してみました。

 

そろそろ、今年の花火大会の情報も

出回り始めましたね。

 

ちょっと頑張って穴場スポットを探してみて。

 

今年の夏も素敵な思いでができますように。

 

そうそう、たまには

“か~ぎや~”とも声がけしてあげて下さいね。

 

タイトルとURLをコピーしました