子どもたちにとって長い夏休みは、まさに楽園!
1学期がスタートするとクラスのみんなで、
夏休みまでのカウントダウンしていたなぁ(笑)
子どもにとって最高の夏休みでも
親は意外と大変なんですよね。
宿題もやらせないといけないし、
自由研究もあります。
その中でも自由研究には、
今でも賛否両論あると思います。
今回は自由研究をやる意味があるの?
という疑問について書いていきます。
結論を先に言っておきますと…
「自由研究をやる意味はあります!」
その意味とは、
- 子供の感受性を高める
- 物事への好奇心を養う
- 新しい特技を見つけるきっかけになる
です。
ただ自由研究するにも少なからず
親の手伝いが必要です。
最近は共働き夫婦が多いので子どもに
つきっきりという訳にもいかないものです。
子どもにとって意味あるかもしれないけど、
特にお母さんの負担になってしまうかもしれませんね。
でも大丈夫です♪
手の込んだ自由研究をやらなくてもいいのです。
子どもの年齢に合ったことをしていけばOK
自由研究を通して親子のコミュニケーションを深めて
意味のあるものに変えていきましょう!
自由研究にはこんな意味が!課題の見つけ方に迷ったら?
自由研究の歴史は浅く2000年度から
徐々に「総合的な学習の時間」
がスタートしていきました。
総合的な学習の中で自由研究の授業があったのです。
現在の自由研究は、夏休みに
家族にサポートしてもらいながら
基本は1人でやっていくものです。
「総合的な学習の時間」とは?
- 身近な問題をテーマに子どもたちが主体的に学ぶスタイル
- 地域社会や環境問題などを調べてまとめる
- グループ活動中心
そして、
自由研究のいいことは
- じっくりと調べることができる
- 観察力や創造力が高まる
- 自由にものづくりができる
- 自分のペースでやっていける
- 勉強が得意じゃない子でも大丈夫
- 興味があることだけに関われる
です。
興味あることを自由研究テーマにするのが
1番いいですね。
はじめは興味がなくてもやっていくうちに
楽しくなってくるかもしれません♪
それに興味がなくても課題を課せられることは
大人になってからもありますよね。
自由研究をするということは、
その予行練習にもなるのです。
課題解決力が育っていくでしょう。
私が学生のときも見たことがあります。
たまに入選した子の中に明らか大人がやったのか、
クオリティーが高すぎる作品がありますよね。
ですが自分が満足できるものができればいいのです。
入選したからといって成績は上がりません(笑)
テーマがなかなか決まらない子には、
大人がアイディアを出してあげるといいですよ。
一緒になってやることで
普段とは違ったコミュニケーションができます。
難しく考えないでくださいね。
生活の中で子どもが興味をもっていることや、
疑問に思っていることをまとめておくと
テーマが見つけやすいです。
それに現代はネットに情報が溢れています。
昔に比べて選択肢が豊富ではないでしょうか。
小学生だからといって見くびったらいけませんよ~(笑)
大人がビックリするような
物を作ることもできますから。
工作が好きな子には、
創作系の自由研究がオススメ!
なにもない状態から自分で組み立てたり
作り方を調べたりする過程にも意味があります。
こうした方が簡単にできるな…
と作りながら考えれば頭脳が活性化していきます。
絵を描くのが得意な子は、
絵日記や旅行先で見た景色を描くのもいいですね。
調べることが好きな子は、
テーマを1つ決めてとことん追求してみてください。
自分で調べることによって
さらに視野が広がりますね。
近所の人に体験談を聞いたり、
お店の人にインタビューさせてもらえば、
自然とコミュニケーション能力も上がります。
自由研究は、意味があると理解していただけましたか?
子どもの新たな特技が
将来の職へと繋がる可能性も十分にありますよ。
自ら課題を見つけ学び考えて主体的に判断して、
問題を解決する資質や能力を育てていきます。
これからの社会で生きていくために
大切な力の育成を自由研究でしてあげましょう♪
自由研究は個性が伸ばせる!?やり方無限大の自由研究!!
自由研究は1人でやりとげなければいけません。
難しさがありますよね…
ですが個人の力をアップさせるためのチャンス!
自分の興味があることや、好きなことなら
子どもはイキイキして自分から取り組んでくれます。
一生懸命、調べて学んだ事をまとめたり、
ものづくりを完成させたことで達成感が得られます。
その経験が自信となって、
他の勉強にも繋がっていきます。
今までに見たことのないお子さんの
集中力が見られるかもしれませんよ~♪
私は手芸が好きだったので、
夏休みの自由研究はいつも手芸関係でした(笑)
フェルトで野菜を作って、
ダンボールでミニチュアスーパーを作りました。
女の子たちに人気でしたよ~♪
中学生のとき特別賞を頂いたこともあります。
作品はフェルトで絵本を作って、
目が見えない人でも読めるように点字をつけたのです。
当時とても自信になったことを今でも覚えています。
☆印象に残っているクラスメイトの作品☆
・大人しい女の子がエレキギターを夏休みの間に猛練習
自由研究発表会の時間1曲披露したら、
学年のヒーロー的な存在になっていました!
・大工さんの息子はお父さん譲りの才能があるのか、
オシャレな二人掛けチェアーを作っていました。
・アニメが大好きな女の子は、海外の人に
日本のアニメをもっと知ってもらいたい
というテーマで英語や韓国語、フランス語など
色々な国の言葉でアニメを紹介した
パンフレットを作っていました。
・毎日夜ご飯に1品だけ作って、
まとめたレシピ本を作成した料理系男子
人それぞれで個性豊かです。
みんな好きなことや得意なことをテーマにして
自分の力をさらに伸ばしていますね!
まとめ
字の通り自由研究は、なにをしても自由なのです。
何事にも言えることは、
楽しんだもん勝ちということです!
自由研究を親子で楽しめば
子どもの心も豊かになりますしね。
難しく考えずに子どもが今できること、
今興味のあるものをテーマにすればいいのです。
ただ夏休みに入って考えていては間に合いません!
7月になったら3つほど
テーマを決めておきましょう。
心も体も発達途中の子どもには、
自由研究をさせることには意味がありますから。
子どもの未来への貯金だと思って、
自由研究を進んで見守ってあげてくださいね♪