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梨の花言葉はなに?実は意外な言葉!?今から使える雑学!

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暑い夏にも、

私たちの身体を潤してくれるフルーツ・梨。

 

果実のおいしさから人々に愛される梨ですが、

皆さんは梨の花を見たことはありますか?

 

 

梨は桜より少し遅れて4~5月に花を咲かせ、

一部の地域では「梨の花見」が行われたり、

 

梨畑が見下ろせるレストランが

花見でにぎわったりするほど、

ひそかな人気がある花です。

 

 

そんな梨の花言葉とは何でしょうか?

 

梨の花の花言葉は、

 

  • 「愛情」
  • 「博愛」
  • 「和やかな愛情」

 

です。

 

 

そして梨は、花と木で違う花言葉が付けられていて、

梨の木には

 

  • 「慰め」
  • 「慰安」
  • 「癒し」

 

という花言葉が付けられています。

 

 

梨は大きく分けて和梨・洋梨・中国梨の

3つの種類に分かれていて

共通してこの花言葉が付けられています。

 

また花言葉は、日本語と英語では

違う花言葉が付けられていることが多いのですが、

梨に関しては英語でも同じなんです。

 

 

今回はそんな、普段注目されることの少ない

梨の花言葉やつけられた由来などを、

たっぷりご紹介します。

 

 

素敵すぎる梨の花の花言葉は何かというと?

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梨は、4~5月に小さな白い花を咲かせ、

7月あたりから実を生らせ果実の出荷が始まります。

 

そんな梨の花言葉、

「愛情」「博愛」「和やかな愛情」は、

白く清らかな梨の花姿と、大きくて重い実を

豊かに実らせることに由来します。

 

 

梨の花姿は、ちょうど同じ季節に咲く桜に似ています。

 

意外に思われるかもしれませんが、

桜も梨も同じバラ科に属する植物なんです。

 

 

桜と入れ替わるように花を咲かせる梨の花は、

小さくて白く、とっても可憐。

 

中国では梨の花のあまりの純白さに、

「梨雪」という表現があるくらいなんです。

 

 

梨は通常、180cmほどの高さの棚に枝を這わせ、

その上に花が咲きます。

 

一斉に咲き誇る梨の花は、

あたり一面を白く覆いつくします。

 

その真っ白な花のイメージから、

「愛情」「博愛」といった

清らかな花言葉が付けられたのだそうです。

 

 

他にも梨の花は、

「優しい思い」という花言葉を持っています。

 

 

花が終わって夏から秋に大きな実をつけ、

枝がしなるその姿が、まるで梨が

大切に育ててくれたお礼をしているように見える

 

ということから、こんな風に

優しい花言葉が付けられたのだとか。

 

 

また、渋味が強く食べることはできませんが、

梨の仲間である「豆梨(マメナシ)」も

「変わらぬ優しさ」という花言葉を持つことから、

 

梨の花の花言葉には、優しい思いと

豊かな愛情が込められていると言えるでしょう。

 

 

バラ科に属する梨は白く立派な花を咲かせ、

その花姿は桜に負けず劣らず美しいものです。

 

青空にそよぐ、白い梨の花とのコントラストは

とても美しく、その花言葉通り、

見ている私たちの心を清らかに浄化してくれます。

 

 

しかし見た目とは裏腹に、

梨の花は一種独特な香りを放ちます。

 

花の可憐さに、つい顔を近づけて

花のにおいを嗅いでみたくなりますが、

やめておきましょう。

 

 

強い香りではないものの、

あのみずみずしくておいしい果実や

優しさのこもった美しい花言葉とは、

とても結びつかない香りがするから不思議です。

 

まさに「ギャップ萌えの花」、それが梨の花なのです。

 

 

梨は木にも花言葉が?何が由来か1分解説!

 

梨の木には、梨の花とは別の花言葉があります。

 

それは「慰め」「慰安」「癒し」

といった花言葉。

 

 

この花言葉は中国の古い歴史にちなみます。

 

中国では古くから梨の花を観賞する習慣があり、

8世紀の中国・唐の玄宗皇帝が、

梨の庭園で歌曲を演奏させ、

心を慰め癒していたことに由来します。

 

 

他にも梨の木には「安楽」「愉快」

という花言葉がありこれらの花言葉も、

玄宗皇帝の梨の庭園での逸話から生まれています。

 

清楚な花を眺めながら、

梨の庭園での歌や踊りの鑑賞は、人々の心を

「癒し」、「愉快」な気分にさせ、

つかの間の「安楽」と「慰安」

を与えていたのでしょうね。

 

 

ちなみに歌舞伎の世界の事を

「梨園」と呼ぶのは、芸事の好きな玄宗皇帝が

梨の庭園で歌や踊りを教えていた事が由来。

 

 

豊かに実る梨の実は夏の身体を潤し、

梨の木は楽しい宴を思い出させ、心を潤す。

 

 

花だけではなく、

木にも花言葉が付けられているなんて

 

古来から梨は食べるだけでなく、

愛と慰安の象徴としても

人々に愛されていたことがわかりますね。

 

 

まとめ

 

面白いもので、梨は

「早く開花する品種ほど、収穫時期が遅い」

という特徴があります。

 

 

有名な梨の品種ですと、

新興・新高・豊水・幸水の順に開花しますが、

 

梨の収穫となると幸水から

すっかり逆順に収穫されるそうです。

 

 

そんな梨は、驚くことに

梨の実にも花言葉が付けられています。

梨の実の花言葉は、梨の花と同じく「愛情」

 

 

梨は育て方が難しく、

食べた後の梨の種を蒔いても、

同じ梨の実は生りません。

 

梨は、花粉が同じ花の

めしべの柱頭につくことで受粉する

“自家受粉”で実を生らすことはできないのです。

 

そのため、他の相性の良い品種の花粉を

人の手によって受粉させ、実を生らせます。

 

 

人の手によって大切に育てられた梨の実は、

その愛情をおいしい果実に集約して、

人々にお返しします。

 

その花言葉が「愛情」なんてステキですよね。

 

 

今年もそんなみずみずしい

「愛情」を味わえる季節がやってきます。

 

その前に機会がありましたら、

ぜひ梨の花を見にいってみましょう。

 

 

清らかさに満ちた梨の花が実を生らせる季節が、

今から待ち遠しいですね。

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