椿って聞くと、有名なシャンプーの
CMを思い浮かべてしまいませんか^^?
今はもう放送されていないので
なんだか懐かしい気持ちになります。
さて、あなたは椿の花はいつ咲くのか知っていますか?
季節ごとにちゃんと咲く花のことって
知っているようで知らなかったりしますよね。
【椿の花っていつ咲くの?】と題して、
椿について説明していきたいと思います!
椿にはたくさんの品種が存在します。
開花時期が1月~4月の品種が多く、
開花のピークは3月となります。
タイトルに答えるのなら、
『A…椿の花は3月に咲く』になります。
目次
品種で違いはあるも開花の最盛期は4月!寒椿と夏椿の開花時期はいつ?
我が家ではガーデニングをしているので
花の種や苗が売っているカタログがあります。
そのカタログで椿のことチェックしてみたら、
開花時期1月~4月と表示されている品種がほとんどでした。
ただ椿の花は桜のように一気に咲きません。
1ヶ月ほどの間に次々と花が咲いていくのです!
だから満開という言葉は、
椿には使えそうにないですね^^;
さらに日本は北から南に細長いので、
椿の開花時期をはっきりさせるのは難しいです。
また気候条件によって違いがあるので
異常気象の多い現代だと、さらに違いがありそう…
ちなみにどの品種の椿なのかがわかっていれば
開花時期を簡単に知ることができますよ。
◇椿の花は「開花最盛期」と「見ごろ」が異なる◇
椿の花が咲く品種数は、
3月よりも4月の方が多いので開花最盛期は4月
たくさんの種類の椿の開花が重なるということになります。
ただ4月になると気温が上がり花腐れ菌核病の影響が出やすく、
花びらの汚れが目立ってしまいます。
それに4月といえばソメイヨシノが咲き始めるので
悲しいことに、あまり椿は注目してもらえません…
日本では一般的に季節に先駆けて咲く花や、
咲き始めの花の方が好まれる傾向があります。
だから、たとえ開花する品種数が少なくても
椿の見ごろは3月頃ということになります!
桜のシーズンを迎える前に椿を眺めてみてはいかがですか?
鮮やかな色で、とっても素敵ですよ~♪
◇椿と寒椿と夏椿◇
椿は大きく分けると3種類になります。
椿、寒椿、夏椿は同じツバキ科の仲間だけど
花が咲く時期や花の形、散り方に違いがあるんです!
園芸種が増えた最近では、
種類が違っても専門家でも見分けるのが難しくなっています。
『椿』開花時期2~4月
一般的なよく知られている椿で、花の色は紅
香りは弱く、落花するときは根元から落ちるのが特徴
根元からぼとっと落ちるので
昔は縁起が悪い花として嫌われていたのです。
ちなみに祖母も椿の花は落ちるから
玄関前にあると縁起が悪いと言っていました^^;
『寒椿』開花時期10月~2月
椿より早く寒い時期に開花
花の色は、赤、白、ピンク、紫
香りは強く、花は全開の平開きにして咲き、
花びらと雄蕊はバラバラに散っていきます。
私は、椿も好きだけど
ピンク色が好きなので寒椿の方が好みです。
現在では、椿と山茶花の交配が進んでいるので
寒椿と山茶花の違いを見つけるのが難しいのです。
『夏椿』開花時期6月~7月
梅雨に咲く夏椿の花は白く、縁に細かいギザギザがあります。
同じツバキ科なのに夏椿は落葉高木なので落葉します。
葉の様子は低い鋸状になっている。
花は朝から夕方まで咲き、
そのあと根元から落花していきます。
夏椿は1日花なので、なんだか儚いですね…
3種類とも、それぞれに特徴があるからおもしろい!
椿を見かけたら、じっくり観察してみてくださいね。
椿の花言葉は日本と西洋で異なる!?情熱的で運命的な椿の花言葉たち
万葉の時代から愛されてきた椿。
椿は日本や中国を原産とし、
18世紀にヨーロッパに伝えられました。
当時、椿の端正な美しさから
「日本のバラ」と賛辞が捧げられました。
そんな誇り高い椿の花言葉をみていきましょう!
しかし花言葉ってロマンチックですよね。
私は花言葉が好きで、
花言葉を集めた本を持っています(笑)
椿全般を表す花言葉
- 控えめな優しさ
- 誇り
西洋での椿の花言葉
- 敬愛、感嘆
- 完全、完璧
日本と西洋の花言葉を見てみると
日本独特の奥ゆかしさが表現されています。
赤椿の花言葉
- 控えめな素晴らしさ
- 気取らない優美
- 謙虚な美徳
西洋の場合は、文章のような言葉になるんです。
「あなたは私の胸の中で炎のように輝く」
西洋ならではの情熱的な言葉に
うっとりしてしまいそうですね♪
日本での花言葉は、
控えめな美しい女性が背景に描かれていそうです。
白椿の花言葉
- 完全なる美しさ
- 申し分ない魅力
- 至上の愛らしさ
西洋の花言葉
- 愛慕、崇拝
- 愛らしい
白といえばウエディングドレス
白椿の花言葉は、花嫁が思い浮かびました。
一方西洋では、
宗教的なものが感じられますね。
ピンク椿の花言葉
- 控えめな美
- 控えめな愛
- 慎み深い
西洋の花言葉
- 「恋しく思う」
椿の花言葉を色別で見比べてわかるように、
控えめ=優しさ=美しい この3つが入っていますね。
昔も今も変わらず控えめで奥ゆかしい日本人像が
表現されていると思うと感慨深いものがあります。
まとめ
椿のことを知ると、無性に椿が見たくなりませんか?
花が咲き始めると同時に全国各地で
椿まつりが開催されるので、この機会に行くのもいいですね!
また、隠れた花見スポットもあるので
椿に囲まれて四季を感じるのもオススメです。