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ハリネズミの飼育には衣装ケースが便利!その理由と夏の飼育の注意点

ペット
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ペットとして高い人気を誇るハリネズミ。

 

ペットショップなどで見かけると、

つい欲しくなりますよね。

 

ハリネズミは

この数年間で急速に普及しましたが、

専用の器具などはまだまだ見かけません。

 

ハリネズミを飼おうと思ったら、

まず用意しなければならないのがケージです。

 

ハリネズミ専用のケージはほとんど見かけませんが、

実は、プラスチックの衣装ケースがとても便利です。

 

私も、ハリネズミを飼っていた時は

衣装ケースを使っていました。

 

ただし衣装ケースは

あくまで「衣装のための」ケースであって、

ハリネズミ用に開発されたものではありません。

 

大きさも十分で

軽くて扱いやすいのですが

通気性があまり良くないので

十分な注意が必要です。

 

 

ハリネズミは衣装ケースで飼おう!そのメリットと夏の過ごし方とは?

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ハリネズミは本来、

かなり広範囲を歩き回る動物です。

 

ジャンプや壁登りがほとんどできない分、

歩き回れるじゅうぶんな広さが

必要になります。

 

また、おしっこやウンチなど

排せつ物の量も多く、

時にはケージを

丸洗いしたくなることもあります。

 

そんなとき、

プラスチックの衣装ケースはとても便利です。

 

ホームセンターに行くと、

幅70センチ、奥行き40センチほどの衣装ケースが、

安く売られています。

 

私が使っていた衣装ケースも、

このくらいの大きさのものでした。

 

このくらいの広さがあれば、

ハリネズミが歩き回るにはじゅうぶんです。

 

軽いので、

汚れたときはベランダやお風呂場で

丸ごと水洗いすることができます。

 

数千円程度で購入できるので、

置き場所があるのなら

洗い替えも用意しておくといいでしょう。

 

また、ハリネズミは周囲の音や温度など、

周りの環境に敏感な動物です。

 

最初に選んだ置き場所が適切でなかった場合も、

軽いのですぐに移動させることができます。

 

特に、夏と冬で気温が大きく変わる日本では、

季節に合わせて

ケージの置き場所を変えることも有効です。

 

暑い夏は、風通しのいい涼しい場所に

ケージを置いてやることで、

ハリネズミが過ごしやすい環境になります。

 

 

ハリネズミを衣装ケースで飼おう!夏は風通しと暑さ対策を充分に!

 

 

衣装ケースの最大の欠点は、

風通しが悪いことです。

 

ケージの中に空気が滞留してしまうと、

ハリネズミには良くない環境になってしまいます。

 

特に、日本の夏は湿度が高く、

ハリネズミには厳しい環境です。

 

そこで、衣装ケースをケージとして使う場合は、

衣装ケースのフタは外しましょう。

 

フタに空気穴を空けたくらいでは、

空気がよどんでしまいます。

 

その代わりに、

100円ショップなどで売られている、

大きなワイヤーメッシュを

フタにするといいでしょう。

 

空気が滞留しないよう、

小さな扇風機や熱帯魚水槽用の小型ファンを

取り付けるのも有効です。

 

フタとしてワイヤーメッシュを使っている場合、

扇風機やファンの取り付けも簡単にできますね。

 

ただし、ハリネズミは汗をかかないので、

ハリネズミに扇風機で風を当てても

涼しくなりません。

 

あくまで、ケージ内の空気を循環させるために、

扇風機やファンを使いましょう。

 

ハリネズミを直接冷やすのなら、

ウサギ用の放熱パネルを敷くといいでしょう。

 

パネルの金属がハリネズミの体温を吸収し、

適度に冷やしてくれます。

 

動物の体に近い大きさのものを選び、

自分で乗り降りして調節できるようにしましょう。

 

凍らせたペットボトルを

タオルで巻いてケージ内に入れる

という方法もありますが、おススメしません。

 

氷が溶けてしまえばあまり冷えなくなってしまいますし、

置き方によっては冷えすぎてしまいます。

 

結露でびしゃびしゃにならないよう、

また、ハリネズミが直接触れて低温やけどにならないよう、

ペットボトルにタオルを巻く方法もありますが、

これもあまりよくありません。

 

タオルの生地やほつれた糸が

ハリネズミの足に

絡まりついてしまうことがあります。

 

以前、フェルト生地で作った隠れ家を入れている際に、

ほつれたフェルトが足に絡まってしまった

ハリネズミがいました。

 

このハリネズミの場合、

糸によるうっ血がひどく足が壊死してしまい、

手術でその足を切り落とすことになってしまいました。

 

どうしても凍らせたペットボトルで温度を下げたい場合は、

ペットボトルをタオルで巻いた上で、

フタの上に乗せるといいでしょう。

 

冷たい空気は下の方に移動するため、

ケージ内の空気をゆっくりと冷やすことができます。

 

基本的には

ハリネズミを飼っている部屋は

エアコンをかけて

部屋ごと温度管理をすべきですが、

エアコンの風がハリネズミを直撃するのは

よくありません。

 

エアコンの風が直接当たらず、

なおかつ風通しが良く涼しい場所に、

衣装ケースを置きましょう。

 

まとめ

 

ちょっとした工夫は必要ですが、

衣装ケースはハリネズミのケージとして、

とても使いやすいものです。

 

風通しが悪く空気がこもりやすい、

ハリネズミに適したフタがない、など、

 

いくつかの条件さえクリアすれば、

ケージとしてじゅうぶんに使うことができます。

 

衣装ケースでハリネズミを飼おうと考えているのなら、

その特徴をよく理解しておくといいでしょう。

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