焼き芋のおいしい季節がやってきました!
買い物中に焼き芋のいい香りがすると
その香りに誘われてつい買ってしまいますよね。
さて、そんな焼き芋でこんな経験したことありませんか?
「あれ?この焼き芋は外れだ~」
中身がほんのり苦くてスジだらけだったり、
できたてを買ったのにやわらかくなかったり…
ズバリ!
焼き芋の好みの熟し加減に
当たるか外れるかは『運』だったのです。
目次
焼き芋の当たり外れに焼き方は無関係!?違いの差は熟成過程にあった!
当たり外れができてしまうのは、
焼き芋の焼き方ではないのです。
さつまいも1個1個の性質や個体差によるものです。
さつまいもは収穫した後、
デンプンを糖に変えるため冷暗所で熟成させます。
さつまいもをより甘くするために一定期間
熟成させるなんてなかなか知らないですよね!
なぜ違いが出るのか詳しく説明していきます。
◆同じ熟成庫に置いていても違いがでる原因
- その1 風の当たる位置
- その2 重なり具合
- その3 さつまいもの形や大きさ
これらの原因で熟成加減の違うさつまいもになります。
熟成加減が違えば、焼き芋にした時
当たり外れが出てしまうのは仕方のないことです。
上記でもお話したように、
あなた好みの焼き芋に出会えるのは運なのです!
でも!外れの焼き芋だったとしても、
さつまいもに変わりありません。
状態が悪くなっているわけではないので安心してくださいね。
焼き芋の当たり外れは運なのか?美味しい焼き芋の特徴はズバリ…
おいしい当たりの焼き芋を選ぶコツがあります!
それは、「太っているさつまいも」を選ぶことです。
大きく育ったさつまいもの方が
甘みが強くおいしい当たりというわけです。
しかし!
ボールのようにまるまるしているさつまいもは
おいしくないので気をつけましょう!
あとは、焼いてから時間が経つと甘みが抜けてしまいます。
ですので、焼きたての焼き芋を狙いましょう^^
焼き上がり時間を表示している場合もあるので
そちらをチェックするのもいいですよ。
家でも美味しい焼き芋が作れる!焼き芋に適したさつまいもの選び方
家で焼き芋にする場合、
当たりのさつまいもを選ぶために参考にしてみてくださいね。
- ふっくらしていて、ずっしり重みのあるもの
- 切り口から密が付いている
- 凸凹していなくて、つやのあるもの
逆に外れかもしれない、さつまいもの状態
- 芽がある
- ヒゲ根が多い
- 表面のくぼみが深いもの
形がよくても、くぼみの深いさつまいもは
繊維質が多く、スジが多いです。
焼き芋好きなら絶対こだわりたい!?さつまいもの品種による違いとは?
さつまいもには、いろいろな品種があります。
品種によって焼き芋にしたときの、
味や食感の違いを味わうことができますよ。
好みも関係してくるので
あなた好みの品種を探してみてはいかがでしょうか^^
でも、スーパーや屋台で売られている焼き芋って
どんな品種を使っているのか、わからないですよね…
品種の表示されていない場合は仕方ありません。
では、焼き芋にされる定番の
さつまいもの品種を紹介していきたいと思います☆
紅はるか
甘み ★★★★★
食感 ねっとり
カロリー(100gあたり) 163kcal
紅はるかは比較的新しい品種
ねっとりしているのに、なめらかな口当たり
焼き芋にするとさらに糖度が50~60度になります。
安納芋
甘み ★★★★
食感 しっとり
カロリー(100gあたり) 142kcal
種子島の名産品
甘みが強く、しっとりクリーミー
焼き芋人気No.1で話題の品種です。
鳴門金時
甘み ★★★
食感 ほくほく
カロリー(100gあたり) 132kcal
徳島県の名産品
鳴門金時はムラのないキレイな紅色
焼き芋にすると、上品な甘さとほくほく食感が味わえます。
他にも、紅あずま、シルクスィートなどがあります。
ちなみに私のオススメは、
焼き芋なら安納芋
干し芋なら紅はるかです^^
焼き芋にはダイエット効果があった!?おいしい焼き芋の作り方と栄養
さつまいもは、第6の栄養素と言われる
食物繊維を多く含んでいます。
ダイエットにもいいと最近話題になりましたよね♪
さつまいもとりんごを一緒に食べると
より高いダイエット効果が得られるのでオススメです。
ダイエット中に不足しがちなビタミン類を多く含み
髪や肌を健康な状態に保ってくれます。
他にも抗酸化作用、がん予防、生活習慣病予防など
効果があるので日頃の食事にさつまいもを取り入れましょう。
さつまいもは甘いので
糖質と脂質が高そう!と感じますよね。
たしかに高いです。
でもアイスクリームやケーキとは違う糖質と脂質です。
さつまいもの糖質は血糖値を緩やかに上昇します。
緩やかに上昇する血糖値は
脂肪に変わりにくいとされています。
同じ甘いものを食べるのなら
さつまいもの方が断然いいです。
焼き芋の主な栄養素
- ビタミンB6
- ビタミンC
- ビタミンE
- 食物繊維
- パントテン酸
- 葉酸
- カリウム
- カルシウム
さつまいもは焼くと水分がなくなります。
食物繊維、カリウム、ビタミンB6、パントテン酸が増える↑UP
カルシウム、ビタミンC、ビタミンE、葉酸は減ります↓DOWN
さつまいものベストな調理法は焼き芋
65~70℃で長時間ゆっくり焼くのがいいとされているからです。
Bアミラーゼという酵素がでんぷんを糖に分解するので
長時間焼くことで、より甘くなります。
カロリー面から見ても、
調味料を加えないので焼き芋は低カロリーと言えますね!
お家で焼き芋を作ってみよう!
簡単においしく焼き芋を作る方法を教えちゃいます♪
- さつまいもを1本用意して
皮ごとキレイに洗いましょう - 洗ったさつまいもの水気を取らずに
濡れたままキッチンペーパーで包む - 次にビニール袋で包みます
- 600w1分30秒レンジでチンしたら
200wに設定して10分チンしましょう
強→弱がポイントです♪
2本同時にレンジでチンする場合も
さつまいも1本ずつ包んで下さいね。
さつまいもの大きさによって時間を調整しましょう^^
まとめ
焼き芋の当たり外れは運だったなんて…!
ですが、見分け方を覚えておけば外れを選んでしまう確率も
グッと下がるのではないでしょうか☆
焼き芋でヘルシーライフにしてみて下さいね。
あ!ダイエットにいいと言っても食べ過ぎはいけませんよ^^