数あるスポーツの中でも手軽に始められて
ハマる人が多い“マラソン”。
一歩一歩を踏み出して自らを
奮い立たせながら長い距離を走る姿は、
大人でも子どもでも思わず
ウルッとくるものがあります。
日本ではマラソンと言えば
42.195kmを走る
東京マラソン(フルマラソン)が主流ですが、
毎年さまざまな県でマラソン大会は
開催されていますよね。
知人、友人、はたまた会社の同僚が
マラソン大会に出ようと知ったとき、
やはり「頑張れ」だけでは何だか気まずいもの。
今回は走者に喜ばれる『マラソンの差し入れ』
についてお伝えします!
マラソンに慣れた走者が飲食物よりも喜ぶものとは?
スポーツは今現在でおよそ400以上の
種類があるとされていて、競技人口などの
オリンピック基準を含めなければ
その数は500以上にもなります。
そんな数あるスポーツの中でも
特殊な道具や場所を必要とせず、
手軽に始められることから人気のマラソンは
日本でも多くの人が魅了されている
人気スポーツの1つです。
さて、マラソンといえば道ばたで
応援している人から差し入れが渡され、
走者が扱いに困ってしまうという
ちょっと迷惑な差し入れがあるのを
ご存知ですか?
代表的な嫌がられる差し入れといえば、
荷物にしかならないぬいぐるみや
走者が好きなアーティストの作品。
他にも、食べきれないほどの大きさの
パンや、体調を崩してしまいやすい
アイスといった食べ物です。
走った後に渡す場合は良いですが、
これらを走っている最中に渡すことだけは
避けてあげて下さいね。
逆に、走者に喜ばれる差し入れは
以下の5つです。
・飲み物
・フルーツ
・お菓子類
・栄養補給食品
・ケアアイテム
沿道から手渡しするマラソンの
差し入れ定番アイテムといえば、
「飲み物」ですね。
もちろんチョイス的には正解です。
ただし、500ml以上のペットボトルを
差し入れにしたい場合は、必ず
走り終わった後にすること。
沿道から手渡しをするなら必ず
紙コップなどに半分以下の量を注いで渡し、
ドロドロとした甘いものは
避けてあげましょう。
走っていると塩分が汗で抜けてしまう
ことも多いので味噌汁を差し入れに
もらうと喜ぶ人も多いです。
具材を入れる時はかなり細かく刻んで、
走者に噛む面倒を作らせない配慮が
必要になります。
ドリンクの差し入れは手渡しよりも
どちらかというと、完走後に渡すほうが
安全で邪魔になりませんので、
初めて差し入れする場合は
完走後を狙いましょう。
次は「フルーツ」ですが、こちらも
なかなか難易度は高めの差し入れです。
走っている最中に手渡しをするなら
一口サイズに切り、パッと取って
もらえるようにきちんと準備しておくこと。
ですが食べ物なので走者の好き嫌いが
分からないならドリンク以上に気を使う
差し入れになります。
何度も差し入れを経験して迷っている、
という人はフルーツをチョイスしても
問題ありませんが、初めての場合は
あまりオススメできません。
次は「菓子類」と「栄養補給食品」です。
これらはとても選びやすく、
喜ばれることが多い差し入れでもあります。
ただし、ポテトチップスといった
袋のまま渡すのは迷惑になってしまいます。
一口で収まるサイズのチョコやゼリー、
栄養補給食品ならパウチタイプの
持ちやすいゼリーがオススメです。
そして最もマラソン経験者がもらって
嬉しい差し入れは「冷却材」や「湿布」
などの完走後に使える体のケアアイテムです。
実際にマラソン好きな筆者の知人が
よく言うのは、走るまでの準備は
自分でもある程度できてしまうということ。
ですがマラソン大会から数日後くらいの
ケア用品は買いに行く手間も減って
とても助かるといいます。
なので筆者は、マラソン中に
食べられる食品や飲み物ではなく
完走した日やその後に使える
「湿布」をプレゼントすることが多いですね。
飲食物で悩むくらいなら安くても
湿布を選ぶほうがよりベストなので、
ぜひ差し入れにどうぞ!
迷うようであれば事前にマラソン走者に差し入れを聞くのが一番!
せっかく差し入れをしたのに
あまり反応が良くないと残念ですし、
後悔してしまいます。
会社の同僚や後輩・先輩なら
今後の仕事の付き合いもありますし、
本人にどのような差し入れが欲しいかを
聞いてしまうのも1つの手です。
言われたとおりの高価な物を
差し入れする必要はまったくありませんが、
何か近いものを渡すと良いですね。
一般的に、差し入れを本人に直接聞くと
ほとんどの方が「大変だから大丈夫!」と
遠慮してくれます。
言葉のとおりに渡さないのは
さすがに良くないので、バブのように
疲労回復を促してくれる入浴剤を
渡すのもOKですよ。
まとめ
マラソンに限らず、スポーツは自分の体に
蓄えた力を限界まで使い切るものですから、
普段の生活では想像もできないほど
体がボロボロになります。
今回テーマにしたマラソンの場合は、
体が走る前の状態に戻るまで約2週間
かかるとされていて、大会の次の日は
完全休養が1番と言われるほど。
見た目では分からなくても炭水化物や
タンパク質を食事から取りストレッチも
必須で、炎症も凄まじい状態です。
好きで走っているから何が起きても
耐えられる、そんな風に言う人でも
困らせるような物でストレスは
与えたくないものですね。
みなさんもぜひ喜ばれる差し入れで
波風を立たせることなくやり過ごしましょう。