平成15年3月から今年で
16回目を迎える京都の春の風物詩。
- 灯りと花の路
- 舞妓さんの「奉納舞踊」
- いけばなプロムナード
- 現代いけばな展
- 火の用心・お囃子組
などなど。
たくさんの催し物が開催されます。
お囃子組は拍子木を打ちながら小さな子供たちが、
元気よく京都の数え歌をうたいながら歩くので
とてもかわいらしいです。
また、道ごとに形の変わる行灯が足元を照らし、
春の訪れを感じさせます。
そんな京都の東山花灯路について
- デート向けにおススメの時間帯
- おすすめのルート
- トイレの場所
- 寒さはどうなのか
- ロマンチックな雰囲気の場所
- インスタ映えする場所
などなどを実際に体験した筆者が紹介します!
目次
京都東山花灯路の開催日時や開催場所
- 日程:2019年3月8日~17日
- 開催時間:午後6時~9時30分
- 場所:京都東山区(青蓮院から東山五条の茶わん坂まで)
公式HP:http://www.hanatouro.jp/higashiyama/
京都東山花灯路の混雑する日程とおすすめの日時
今年は3月8日~17日の日程で行われる花灯路。
初日と最終日、土日はとても混みあうので、
おすすめなのは
平日11日~14日6時半頃から8時半頃まで。
平日の月曜日から木曜日は
比較的人の混み具合が緩やかで、
写真を撮るのにもおすすめです。
また、
この期間はお店も通常より長く営業するので、
ゆっくり回ることができます。
ただ、時間の始まりはまだ薄暗く、
灯りがしっかりと映らないので
日が完全に落ちてからのほうがおすすめです。
また、
時間の終わりまでいると
ブレーカーを「バチン!」と切る音が響いて
一気に周りの明かりが消えていくので怖いです。
特にデートでいかれる場合は、
雰囲気が壊れてしまうので、
ぜひちょっと余裕をもって
開催場所を離れるのがおすすめです。
四条通に出てしまえば、
ご飯屋さんも多くあるので、
そのままご飯やお茶に行けます。
ただし、
初日には色んな催し物があるので、
それを見たい方はぜひ初日にどうぞ。
ただ、池の周りなどは寒いので、
いつもより厚めの防寒対策をしていくのがおすすめです。
歩く距離は結構ありますが、
見ながらだとゆっくり歩くので
あまり体は暖まりません。
花灯路の開催本部は円山公園にあり、
散歩に役立つ地図入りのチラシはここでもらえます。
京都東山花灯路の見所とインスタ映えするおすすめ撮影ポイント
円山公園の枝垂れ桜のライトアップ、
また、地元芸術大学の生徒さんたちが作る
独特の灯篭はとても見ごたえがあります。
枝垂れ桜の前の広場では
いつもパフォーマンスが行われているので
それもたのしいです。
また、園内の小川で行われる竹の灯篭は
とても静かできれいです。
筆者のおすすめは断然ここです。
近くにベンチもありますよ。
広場内にある売店・自動販売機や、
歩いて10分ほどの四条通のコンビニなどで
温かい飲み物を買ってきて
そこで少しゆっくりすることが出来ます。
ただし、吹きっさらしなので寒いです。
お手洗いは公園の端にありますが、
あまりきれいではなく夜は怖いです。
なので、おトイレは四条通まで出て
お店で借りるほうがおすすめです。
清水寺に近づくほどお店が増えるので、
お手洗いは心配しなくても
お店で借りることが出来ます。
また、いたるところに
いけばなのライトアップがあったり、
場所によって置いてある行灯が違うので、
少し入った小径が息をのむほどきれいだったりします。
奥まったところでも行灯がちゃんとおいてあって、
とても風情があります。
ねねの路や、五重塔も、各所に
色んな種類の行灯が置かれているので
撮りがいがあります。
そこに建物のライトアップが重なり、
とてもきれいなんですよ。
このあたりはお店もあるので、
お土産やちょっとした食べ物を買うこともできます。
お茶屋さんもあります。
五重塔はカメラマンの皆さんが
場所取りをして撮っているので、
その方々の近くで撮ると奇麗に撮れます。
その他の通りでも、
カメラを構えている方の近くは
やはりいいアングルで写真を撮ることが出来ます。
狐の嫁入り
そして知恩院から高台寺天満宮にかけて
毎日19時と20時の二回行われる狐の嫁入り巡行。
狐面をかぶった白無垢の花嫁が人力車に乗って
行列を成して練り歩きます。
不思議な世界観で魅入ってしまいます。
写真をしっかり撮りたいなら
スタート地点の知恩院周辺、
または終盤の高台寺公園がおすすめ。
高台寺公園周辺は分厚い人垣が作れなくなっているので、
ここで待つとよく見れます。
19時のほうが比較的混み具合も緩く
しっかり見ることができます。
高台寺公園前は事前に
(10分くらい前なので、7時ごろで大丈夫です)
場所取りをしておくとばっちり見ることが出来ます。
デートにおすすめのルートとかかる時間
ルートとしては、
市バスで清水寺前まで行き、
そこから四条まで歩いて花灯路を楽しみ、
八坂神社から河原町方面へ出る、
といった感じです。
ただ、
写真の撮りがいのあるスポットがたくさんあるため、
写真を撮りたい方は時間と配分を考えながら
回らなくてはいけません。
筆者の場合、
写真を撮るので3時間、
見て楽しむので2時間くらいで回ります。
人それぞれだと思いますが、
写真をがっつり撮るのが好きという場合は
特に時間に注意して回ったほうがいいと思います。
余裕のある方は2日間に分けて行かれると、
しっかり回ることができるのでお勧めです。
筆者は観て楽しむ日と
撮って楽しむ日と分けて二日間行っています。
一人で行ってもよし、
友人やパートナーと行ってもよし。
なので、ぜひ期間中に二回は行っていただきたいです。
まとめ
春の京都は「東山花灯路」で決まり。
京都らしいはんなりしたイベントです。
最近はやりの「インスタ映え」すること間違いなしです。
そのあとまた桜が満開の時に行灯と再会できると、
ちょっと特別感があって嬉しいんです。
そして、期間が終わった後、
道を照らしていた行灯は、
京都各所の桜の観光スポットに分配されて、
そこでまた雰囲気づくりに活躍します。
そんな京都のイベントに是非一度
足を運んでみてくださいね!