記事内に広告を含む場合があります。

4歳の子育ての悩み!保育園で子供が仲間外れの時に親がすべき対処法!

子育て
スポンサーリンク

子供が「登園拒否」し始めたり、
家で急にわがままになってきたり…

 

そんなときは子供が悩んでいる
メッセージが隠されているのです。

 

実は「仲間はずれ」は
身近に転がっているものです。

 

私の息子が仲間はずれにあい、
悩んでいた時のエピソードと
私が何を思い、どういう言葉かけをしていったのか、
ご紹介します。

4歳の子供たちの世界は大人が思うよりシビアな現実

私の息子5歳は、
4歳クラス(年中)から保育園に中途入園しました。

 

入った時は「楽しみ」と嬉しそうにしていましたが、
最初にぶつかったのが
「お友達の輪にうまく入れない」ことでした。

 

そもそも入園するまでは、
どこか大きな公園に遊びに行っても
知らない子にがんがん話しかけ
いつのまにか中心になって遊んでいるような
人懐っこいタイプでした。

 

そんな子供を見ていて
「まあ、大丈夫かなあ~?」と
少々楽観的に考えていたのです。

 

でも現実はやっぱり違いました。
帰ってくるたび不安な顔をしているのです。

 

4歳クラスとはいえ5歳目前だった息子は、
もう割としっかり気持ちを喋っていましたし、
別の保育園に赤ちゃんから3歳まで
通った経験はありましたが、
もちろん記憶から消えています。

 

毎日、当然のように通っている
慣れっこのお友達に圧倒されてしまったようでした。

 

初めて見る「お友達ができない」と悩んでいる息子。
複雑で、私も悩みました。

 

「どうしたら、今の息子の気持ちを
楽にしてあげられるだろうか」

「無事に時が経っていけば、
お友達がいっぱいできると決め込んでもいいものだろうか」

 

こんな風に悲しそうな息子を前にして、
寝る前に考えていました。

 

子供だから、本人は明るい性格だから。
そういうことだけではだめだったのです。

保育園で同じ空間にいても友達や仲間じゃない時がある

年中くらいになると、
仲の良いグループがもう出来上がり始めています。

 

中高生がするような
「いじめ」「集中攻撃」
みたいなものはもちろんありません。

 

でも、担任の先生や息子本人にいろいろ聞いていると、
このくらいの子たちがいう「仲間」とは
「そこにいる」だけではダメなようなのです。

 

息子も
「仲間じゃないからだめって言われる」
「仲間じゃないってなに?」
と言っていました。

 

よくある「これで遊びたい人この指と~まれ」
みたいなのってあるじゃないですか。

 

あれって、子供の世界では結構、
重要なポイントになっているのです。

 

たとえば息子がおもちゃを使って
遊んでいる何人かの輪の中に入っていきます。

 

そして、同じ場所にいて同じもので遊んでいても
「仲間にいれて」と言っていないので
それは仲間にはなっていないということらしく、

 

逆に
「これ使って遊んでいるのになんでおもちゃ取るの?」
となってしまうのです。

 

大人から見ると
「そんなちっぽけなこともういいじゃないか~」
と思ってしまいますが
本当に子供ながらに
シビアな世界なんだなあと思いました。

 

私の息子は、てっきり同じ空間にいることで
「一緒に遊んでいるつもり」だったわけなので
冷たくされる意味が全く分からず、
「え~~なんで?」と思ってしまうという感じ。

 

気が付いたら、
「○○くんはおもちゃを取る子だから嫌」
みたいな風になっていたようです。

 

そんなんじゃないのに、
胸が痛い出来事でしたし、
本人にどう伝えればいいかわからずで…。

 

「保育園行きたくない。
ママといたい、ずっとママといる」
と真剣に言う息子に、隠してはいましたが
思わず泣きそうになってしまいました。

 

私もまだまだ弱いですね。

スポンサーリンク

4歳の子の悩みは夜泣きになって現れる

もうこういうしきたりというか、
子供たちの中では常識な「仲間いれて」という言葉。

 

このたった何文字かの言葉で、
仲間はずれが起きてしまうんだなあと理解した私。

 

じゃあ「仲間いれてって言えばいいよ~」
と子供に言えばいいのですが、
そんなに簡単じゃないのです。

 

息子は「嫌だ。言っても仲良しになってくれないもん」と
毎日冷たくされているうちに怖くなってしまったのです。
自分から向かっていくことに対して…。

 

でも考えなくてもそれはよくわかります。
きっと息子なりに毎日お友達になりたいと、
接していたのです。

 

何回も「仲間じゃない」と言われ傷つき、
臆病になりかけていました。

 

家に帰ってしばらくすると、
緊張の糸がほどけたように
笑顔になって元気な息子でした。

 

でも、夜に起きて「ママ」と泣いて抱きついてきたり、
寝る前に「明日も、行くの?」と聞いたり
精神的に不安定な状態が何日も続きました。

 

なんとか、楽しい保育園生活が送れるように
してあげたいと強く思いました。

 

そして私が親としてできることはなんだろう?
と息子をぎゅっと抱きしめた時に考えていました。

「頑張らなくていいんだよ」

保育園の入園前から思い出していました。
私と主人は、息子にこう言っていました。

 

「パパだけじゃなくて、
ママもお仕事頑張らなきゃいけないから、
〇〇もがんばろう」

「保育園に行ったら、お友達いっぱい作らなくちゃね」

 

こんな感じの言葉で、
息子に説明していたことを思い出しました。

 

でもこういう言い方をすることで息子は
「そうか、頑張らなくちゃ」と感じていたようです。

 

本当は保育園は楽しければそれでいいんだし、
「あれもこれもしなくちゃ」なんてまだ4歳の子供が
そんな重く考えていくような場所ではないんです。

 

そうじゃなくて「頑張らなくていいんだよ」
って言ってあげられたら良かったと思いました。

 

だから、友達のことはいったん忘れて、
保育園に対して緊張感を抱えてしまった
息子の心をリラックスさせてあげなくちゃいけないんじゃないか。
そっちが先なんじゃないかと…。

 

親や先生が入ることで、
「そうでなくちゃお友達が作れない」
とはなって欲しくなかったこともあり、
息子の心のケアにまずは重点をおいてみることを決めました。

 

「がんばらなくていいんだよ。
ごめんね。ママのためにも頑張ろうとしてくれてたんだね」

 

と私が話したとき、息子は大泣きして、
「うん、うん」と頷くだけで精いっぱい。

 

この日から毎日、
「頑張らなくていいからね。何かあったらすぐ行くから」
と言い続けました。

 

それでも休ませることはしませんでした。
自信をつけて欲しかったのです。

 

息子は拒否せず、
「今日も行く」と不安そうながらも
ちゃんと通ってくれました。

悩みは保育園のある男の子がきっかけで解決!そして友達に

そんな風に過ごしていたある日の朝でした。
いつものように送り届けたとき、
教室に入るとクラスで一番ヤンチャで活発な男の子が、
「おはよ!いこっ!」と息子に声をかけてくれたのです。

 

その子にとっては何かの気まぐれだったのかもしれませんが、
「えっ……」とちょっと固まった後、
「うん!!」と嬉しそうに息子が笑いました。

 

朝から笑顔を見れたのは本当に久しぶりで、
私は本当にうれしくて、
行っておいでと手を振ることができました。

 

この日からです。
このヤンチャな男の子が「仲間入れて」と
一緒に言ってくれたみたいなのです。

 

先生が、連絡ノートに書いておいてくれて
知ることができました。

 

その自然な流れで、
息子は変な壁を突き破ることができ、
「仲間」になることができたのです。

 

ささいな、ささいなきっかけで
「仲間はずれ」になり「仲間」にもなる。

 

こんなことは4歳~5歳の世界で、
当たり前に起きているということ。

 

簡単なことが簡単にできなくて、
幼いながら心の葛藤をした自分の子供。
私にもいい経験でした。

 

現在年長組になった息子は、
毎日楽しく保育園に通っています。

 

私にその日あった楽しい出来事をたくさん話して、
笑顔で過ごせています。

 

それでもやっぱり今でも
「別に頑張らなくてもいいからね!」
と口癖のように言っています♪

まとめ

もしも自分の子供が「仲間はずれ」になって
悲しい思いをした時、
ママやパパがしてあげられるのは
「心を守ってあげること」「味方でいること」です。

 

大人になっても人間関係はいろいろあります。
子供にとってもそれは同じなのです。

 

そこに立ち向かっていくには、
「一人じゃない」と思えることが大事です。

 

「頑張りなさい」と言われることで、
子供を追い詰めることもあると思うのです。

 

保育園児なんて、ほっておけばみんな友達なんじゃない?
と甘く見ていると後悔することもあります。

 

子供が笑顔で安心して、毎日園に通えるように、
私たち親も子供たちの世界をちゃんと見つめることが
本人の立場に立ってやれる方法です。

 

いろいろなことに直面しますが、
誰よりも子供の味方でいてあげましょうね。

タイトルとURLをコピーしました